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電磁鋼板の熱改質方法 新技術説明会

国内特許コード P06A009228
整理番号 4038
掲載日 2006年7月13日
出願番号 特願2004-267640
公開番号 特開2006-083416
登録番号 特許第4478796号
出願日 平成16年9月15日(2004.9.15)
公開日 平成18年3月30日(2006.3.30)
登録日 平成22年3月26日(2010.3.26)
発明者
  • 西尾 一政
  • 池田 満昭
出願人
  • 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 電磁鋼板の熱改質方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】高周波鉄損が低く、かつ高い降伏強度を有する電磁鋼板の熱改質方法を提供する。
【解決手段】電磁鋼板の熱改質方法は、Siを2~4%含有する鉄合金素材に、オーステナイト領域の温度に急速加熱した後、オーステナイト領域以下の温度に急速冷却する加熱・冷却工程を少なくとも3回以上繰り返す熱処理を施す。この熱処理により、平均結晶粒径を3~15μmに調製する。熱処理を加熱源として高周波電源またはレーザを用いる。得られる電磁鋼板の降伏強度は440MPa以上である。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


電磁鋼板はモータや発電機などの電気機器の鉄心材料として広く使用されている。
近年、地球温暖化防止に関する要請が一段と高まっており電気機器の高効率化も避けて通れない状況となっている。したがって、高周波鉄損の低い電磁鋼板が必要とされるようになってきている。一方で、工作機械、HDD用モータ、マイクロガスタービン等では高速回転化が進められている。これに対しては高速回転時の遠心力に耐える高強度な、言い換えると高い降伏強度を有する電磁鋼板が要求されている。
このため、高周波鉄損(以下、これを単に鉄損ということがある。)が低く、かつ高い降伏強度を有する電磁鋼板の開発が必要となっている。
ところが、冷延鋼板の分野では、一般に、両特性は二律背反の関係にあるとされている。



降伏強度を高める観点からは、固溶強化の大きい元素を添加する方法が種々検討されている。しかしながら、これらの方法では、高周波鉄損を必ずしも十分に低減することができない。
この点に鑑み、Nb、Ni、Mnを所定量含有する高周波鉄損の優れた高張力無方向性電磁鋼板が提案されている(例えば、特許文献1、非特許文献1参照。)。この場合、Nb、Ni、Mnの添加により鋼の張力を高めるとともに、Niによってさらに高周波鉄損を構成する渦電流損およびヒステリシス損のうち、前者の渦電流損を低減することができるとされている。
【特許文献1】
特開2003-342698号公報
【非特許文献1】
久保田ら,まてりあ,42巻3号2003年,pp.242-244

産業上の利用分野


本発明は、モータや発電機などの高速回転用電気機器等に用いられる電磁鋼板の熱改質方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
最終圧延後の電磁鋼板をオーステナイト領域の温度に急速加熱した後、オーステナイト領域以下の温度に急速冷却する加熱・冷却工程を3回~6回繰り返す熱処理を施して、平均結晶粒径を3~15μmに調製することを特徴とする電磁鋼板の熱改質方法。

【請求項2】
前記熱処理の繰り返しを加熱源として高周波電源もしくはレーザまたは双方を組み合わせて用いて行うことを特徴とする請求項1記載の電磁鋼板の熱改質方法。

【請求項3】
得られる電磁鋼板のSi含有量が2~4%であることを特徴とする請求項1または2に記載の電磁鋼板の熱改質方法。

【請求項4】
得られる電磁鋼板の降伏強度が440MPa以上であることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の電磁鋼板の熱改質方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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