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廃棄物の処理方法及び廃棄物処理用吸着材

国内特許コード P06A009236
整理番号 4072
掲載日 2006年7月21日
出願番号 特願2004-376229
公開番号 特開2006-181432
登録番号 特許第4771355号
出願日 平成16年12月27日(2004.12.27)
公開日 平成18年7月13日(2006.7.13)
登録日 平成23年7月1日(2011.7.1)
発明者
  • 野口 文男
  • 柿本 幸司
  • 橘 武史
  • 川田 勝三
  • 阪本 尚孝
出願人
  • 学校法人九州工業大学
  • 株式会社アステツク入江
発明の名称 廃棄物の処理方法及び廃棄物処理用吸着材
発明の概要

【課題】本発明の課題は、有害な金属等を含有するスラッジやダクト等の廃棄物を処理するに際し、有害な金属等が溶出し二次公害を起こす恐れがない様な処理方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の課題は、廃棄物に、マグネシウム又はマグネシウム合金を主成分とする吸着材を添加混合する方法、あるいは、得られた混合物に水と水硬性の固化材を添加し混練する方法、更には、得られた混合物に水とセメントを添加し、混練して後固化する方法によって解決される。

従来技術、競合技術の概要


従来、各種スラッジやダスト等の廃棄物の処理は、多くの産業分野で問題になるものであり、それぞれの産業分野において、色々な処理方法が提案され実用化されているものもある。例えば、製鉄プラントでは、高炉、転炉、電気炉、圧延工程等の鉄鋼製造工程で、酸化鉄や金属鉄の他、亜鉛や鉛等の金属等を含有する泥状の物質であるスラッジが発生する。また、かかる工程で発生する排ガスには、各種金属を含有する微粉末物質であるダストも含まれている。そして、通常、鉄成分は、各種処理を経て再資源化されるが、有害な重金属等を含有する最終廃棄物は、例えば、セメントと混合し、水を加えて混練した後、養生固化して、有害な重金属等の溶出を防ぎ安定化した後、埋立て等で廃棄処分される。



しかしながら、単にセメントで固化する従来の処理方法には種々の問題があり、用途を限定しなければ二次公害が発生する恐れがある。例えば、特開平8-24819号(特許文献1)では、還元性金属10~40重量部、固体酸60~90重量部、固結防止剤1~20重量部を主たる構成成分とする処理材を、処理すべき廃棄物や飛灰とともに混合し、必要に応じて水を添加して混練する新しい方法を開示している。しかし、処理剤の成分が複雑で、処理すべき廃棄物に対して必要な処理剤の量が比較的多いという欠点がある。

【特許文献1】特開平8-24819号公報



また、メッキ工場では、トタンやブリキといったメッキ鋼板の製造に伴ってスラッジが発生する。現状では、スラッジを焼き固めて、廃棄物として埋め立てられている。かかるメッキスラッジには、亜鉛や錫の他、電極から溶け込んでくる鉛も含まれている。更に、例えば、石炭火力発電で発生する石炭灰は、一部はセメント原料等にリサイクルされているが、大部分は廃棄物として埋め立てられている。石炭灰には、植物起源のホウ素が多量に含まれている。従って、これらの場合には、有害金属の溶出が問題になる場合がある。

産業上の利用分野


本発明は、各種スラッジやダスト等の廃棄物の処理方法と、それに用いる吸着材に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
廃棄物に、マグネシウム金属単独、及び/又は、Al、Ca、Zn、Mnの中から選ばれる少なくとも1つとマグネシウムとからなるマグネシウム合金を主成分とする吸着材を、廃棄物に対して0.01~2重量%添加混合し、得られた混合物に水とセメントを添加し、混練した後、固化することを特徴とする廃棄物の処理方法。


【請求項2】
吸着材が、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム、又はそれらの混合物からなるマグネシウム塩類を含有することを特徴とする請求項1記載の廃棄物の処理方法。

【請求項3】
マグネシウム金属単独、及び/又は、Al、Ca、Zn、Mnの中から選ばれる少なくとも1つとマグネシウムとからなるマグネシウム合金を主成分とする廃棄物処理用吸着材。
産業区分
  • 処理操作
  • その他無機化学
  • 廃棄物処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
詳細は、下記「問合せ先」まで直接お問い合わせください。


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