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スギ花粉由来の新規タンパク質およびそのタンパク質をコードする遺伝子並びにそれらの利用 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P06P003853
掲載日 2006年9月1日
出願番号 特願2005-032365
公開番号 特開2006-217830
登録番号 特許第4852738号
出願日 平成17年2月8日(2005.2.8)
公開日 平成18年8月24日(2006.8.24)
登録日 平成23年11月4日(2011.11.4)
発明者
  • 重田 征子
  • 藤田 洋平
  • 小埜 和久
  • 秋 庸裕
  • 河本 正次
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 スギ花粉由来の新規タンパク質およびそのタンパク質をコードする遺伝子並びにそれらの利用 コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】 スギ花粉症の診断や治療に有用な新規タンパク質を提供する。
【解決手段】 本発明に係るタンパク質(CPA121)は、278アミノ酸残基からなるタンパク質であり、スギ花粉に含まれるアレルゲンであって、キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼ/ヒドロラーゼ(XTH)と高い相同性を有するものである。
【選択図】 図3

従来技術、競合技術の概要


スギ花粉症は、スギ林から早春に飛散するスギ花粉を吸収することによって起こるアレルギー疾患であり、鼻炎や皮膚炎、喘息発作などの即時型のアレルギー反応を誘発するものである。近年、スギ花粉症の患者数は急増し、深刻な社会問題となっている。



スギ花粉症は、スギ花粉症のアレルギー反応を誘発するアレルゲン(以下「スギ花粉アレルゲン」と称す)を免疫系が認識することが引き金となって発症することが知られており、これまでに、いくつかのスギ花粉アレルゲンが同定されている。



例えば、非特許文献1には、ペクテート・リアーゼ活性を有するタンパク質であるCry j1が開示されており、非特許文献2には、ペクチンを加水分解するポリメチルガラクツロナーゼ活性を有するタンパク質であるCry j2が開示されている。また、特許文献1には、SDS-ポリアクリルアミド電気泳動によって測定した分子量が57000~67000ダルトンであり、等電点が7.0~9.0の範囲にあるアレルゲンが開示されている。さらに、本発明者らは、イソフラボンレダクターゼ様のアレルゲンであるCJP-6の同定(非特許文献3)および上記Cry j1およびCry j2の異性体の同定に成功している(非特許文献4)。

【特許文献1】特開2001-151797号公報(平成13(2001)年6月5日公開)

【非特許文献1】Yasueda, H. et al., J. Allergy Clin. Immunol., 71, 77-86 (1983).

【非特許文献2】Sakagucji, H. et al., Allergy, 45, 309-312 (1990)

【非特許文献3】Kawamoto S. et al., Clin. Exp. Allergy, 32, 1064-1070(2002)

【非特許文献4】Fujimura, T. et al., Int. Arch. Allergy Immunol., 133, 125-135 (2004)

産業上の利用分野


本発明は、スギ花粉由来の新規タンパク質およびそのタンパク質をコードする遺伝子並びにそれらの利用に関するものであり、特に、キシログルカンエンドトランスグルコシラーゼ/ヒドロラーゼのアミノ酸配列との相同性を有し、スギ花粉症患者の血清IgEと高い反応頻度を示すタンパク質、およびそのタンパク質をコードする遺伝子並びにそれらの利用に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
スギ花粉に含まれるアレルゲンであって、
(a)配列番号2に示されるアミノ酸配列;または
(b)配列番号2に示されるアミノ酸配列において、10個以下のアミノ酸が置換、欠失、挿入、および/または付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、アレルゲン活性を有することを特徴とするタンパク質。

【請求項2】
請求項1に記載のタンパク質をコードすることを特徴とする遺伝子。

【請求項3】
請求項1に記載のタンパク質と結合することを特徴とする抗体。

【請求項4】
請求項2に記載の遺伝子を含むことを特徴とするベクター。

【請求項5】
請求項4に記載のベクターを用いることを特徴とするタンパク質の生産方法。

【請求項6】
請求項2に記載の遺伝子が導入されていることを特徴とする形質転換体。

【請求項7】
請求項6に記載の形質転換体を用いることを特徴とするタンパク質の生産方法。

【請求項8】
配列番号3に示される塩基配列またはその相補配列を有するポリヌクレオチドが基板上に固定化されていることを特徴とする検出器具。

【請求項9】
請求項1に記載のタンパク質が基板上に固定化されていることを特徴とする検出器具。

【請求項10】
請求項3に記載の抗体が基板上に固定化されていることを特徴とする検出器具。

【請求項11】
請求項1に記載のタンパク質を含むことを特徴とするアレルギー診断用薬剤。
産業区分
  • 微生物工業
  • 有機化合物
  • 薬品
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005032365thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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