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魚類の飼育用水槽及び飼育用水槽等の汚泥除去方法

国内特許コード P06P005048
整理番号 E-022
掲載日 2006年10月5日
出願番号 特願2005-044746
公開番号 特開2006-223271
登録番号 特許第4686706号
出願日 平成17年2月21日(2005.2.21)
公開日 平成18年8月31日(2006.8.31)
登録日 平成23年2月25日(2011.2.25)
発明者
  • 菊地 正憲
出願人
  • 学校法人宮崎大学
発明の名称 魚類の飼育用水槽及び飼育用水槽等の汚泥除去方法
発明の概要

【課題】水槽底部に沈殿する魚糞等の汚泥を排水時の流体の働きにより集約させ効果的に排出できる魚類の飼育用水槽等の汚泥除去方法を提供する。
【解決手段】水槽1を、筒状の下部の直径D2が上部の直径D1よりも小となるように大径部1aと小径部1bを設け網体又は格子体11を介して区画して形成する。その底部に排水口2及び排水口2と同程度の直径の排出パイプ3を水槽底部から若干の隙間Sを空けて取り付ける。水を排水口2から定期的に排出すると水槽の上部1aの水には旋回流が付与される。水は底部の排水口2から排出されるとき、水槽の下部1bに移動する。このとき水槽の下部1bの直径D2は水槽の上部の直径D1よりも小さいので、角運動量保存側により旋回速度が増す。一方、水槽1の底部では水の粘性のために旋回速度は極めて遅くなっている。このため、旋回による遠心力は上方の水の遠心力よりも小さく、このアンバランスのために、底部では中心に向う強い流れが生じ、この流れは旋回の中心では上向きに曲げられる。
【選択図】図2

従来技術、競合技術の概要


従来、魚類の飼育用水槽における沈殿物除去の方法は様々ある。水を抜いての清掃や、通常は平らな水槽の底に円錐状の傾斜をつけ沈殿物を中央に集めるもの、サイフォン効果を用いるもの、自動の清掃ロボット等である。しかし、飼育には海水を使用するためポンプは錆び易く、できるだけ機械設備の簡易なものが望ましい。また、水槽の底に傾斜をつけたものでは水槽内での清掃作業等の際の危険性を増すばがりでなく労力やコストが嵩む。



そこで、水槽内の水表面の浮遊物を除去する装置として、水を吸引する取水口と、吸引された水を浄化する浄化手段と、浄化された水を水槽内へ吐出する吐出口とを有し、この取水口を水槽内の底部に設けると共に、かつ複数の吐出口を水槽内の相対向する側壁に相対向しないように設け、取水口を渦の中心とする渦巻き流を水槽内に発生せしめるもの(例えば、特許文献1参照。)、魚類介類の飼育水槽の底に排水管を立設して設け、この排水管の上端で水面近傍の浮遊物を、排水管の下端で底部の堆積物を排出するようにしたものがある(例えば、特許文献2参照。)。




【特許文献1】特開2000-15017号公報

【特許文献2】特開2001-224277号公報

産業上の利用分野


本発明は、魚類の飼育用水槽などの水槽内の水を浄化する技術に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
筒状水槽の下部の直径が上部の直径よりも小となるように区画して形成し、収容された流体に付与される旋回流によって生じるトルネード効果により水槽底部の汚泥を旋回流の回転軸に向って集約すると共に、旋回流の回転軸上で且つ水槽底部から上方に突出する汚泥排出筒を設け、回転軸に倣って上昇させて集約することを特徴とする魚類の飼育水槽。

【請求項2】
水槽の上部及び/又は下部の断面が楕円形、矩形及び/又は多角形若しくは円形であり、水槽の下部の水平断面積が上部より小となるように区画して形成したことを特徴とする請求項1記載の魚類の飼育用水槽。

【請求項3】
水槽を上部と下部に区画して形成し、下部の直径又は水平断面積が上部より小となるように成し、収容された流体に付与される旋回流によって生じるトルネード効果により水槽底部の汚泥を旋回流の回転軸に向って集約すると共に、旋回流の回転軸上で且つ水槽底部から上方に突出する汚泥排出筒を設け、回転軸に倣って上昇させて集約して排出することを特徴とする魚類の飼育水槽等の汚泥除去方法。

【請求項4】
水槽底部に設けた排水口の弁の開閉を反復することにより、汚泥排出筒と底部排水口の両者から汚泥を排出することを特徴とする請求項3記載の魚類の飼育水槽等の汚泥除去方法
産業区分
  • 水産
  • 工業用ロボット
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005044746thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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