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生体液中のイオン濃度測定装置

国内特許コード P06P004432
整理番号 IP102
掲載日 2006年10月13日
出願番号 特願2005-079248
公開番号 特開2006-255268
登録番号 特許第4710005号
出願日 平成17年3月18日(2005.3.18)
公開日 平成18年9月28日(2006.9.28)
登録日 平成23年4月1日(2011.4.1)
発明者
  • 寺井 崇二
  • 三浦 泉
  • 坂井田 功
  • 沖田 極
出願人
  • 国立大学法人山口大学
発明の名称 生体液中のイオン濃度測定装置
発明の概要

【課題】生体液のイオン濃度を容易且つリアルタイムで連続的に測定し得る方法及びそれに用いる装置を提供する。
【解決手段】生体液を提供する物体6、例えばねずみであり、その脳間に透析膜をつけたリザーバーチューブ7が留置されている。リザーバーチューブへは還流液留に貯えられた還流液がチューブ101を通して無脈流微量定量ポンプにより、定速で供給される。リザーバーチューブの透析室で透析された透析液は、排出管から排出されチューブ102を通り、切り替え弁8を経てチューブ103より還流液留に返る。切り替え弁8を切り替え、チューブ102を通る透析液をチューブ104に導き、自動注入装置によりイオンクロマトグラフィーのカラムに供給し、イオン濃度を測定する。
【選択図】 図2

従来技術、競合技術の概要


生体内アンモニア濃度は肝疾患の病態をコントロールするうえで重要なファクターである。そのため、生体内のアンモニア濃度を測定することは重要な意味を持つ。特に患者の病状変化を逐次追跡し対応するためには、アンモニア濃度の経時的変化をリアルタイムで把握する必要がある。



しかるに従来は、血中に溶存するアンモニアをアンモニウムイオンに変換して測定する手段であり、酵素法や比色法が用いられている。これらの方法では前処理として血液等のタンパク質等を除去するため遠心分離工程を必要としたり、また氷冷等、煩雑な手段を必要とし、多くの手数と時間とを要するため、迅速なリアルタイムでの測定や、多くの検体を短時間で処理することは、極めて困難であった。



更に、生体内アンモニア(アンモニウムイオン)濃度の測定方法として、血液以外の生体液を用いる手段は、一般に知られておらず、実質的に不可能と考えられており、血液以外の生体液を用いてルーチン的に生体内アンモニア濃度を測定したという報告は現在のところ存在しない。

産業上の利用分野


本発明は、生体液中のイオン濃度を測定する方法に係わる。特に髄液中のアンモニウムイオン濃度を測定する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
還流液留中の等張液又は低張液を流通させるための無脈流微量定量ポンプ、透析膜を付したリザーバーチューブ、及び還流液留とこれらを連結した流通用パイプによる還流路並びに該液流通用パイプには、リザーバ―チューブを出た後の透析液を取り出すための切り替え弁を介して、イオン濃度測定装置を直列に連結した液流通用パイプを備え、生体液中のイオンを経時的に測定可能とする生体液中のイオン測定装置。

【請求項2】
還流液留中の等張液又は低張液を流通させるための無脈流微量定量ポンプ、透析膜を付したリザーバーチューブ、及び還流液留とこれらを連結した流通用パイプによる還流路並びに該液流通用パイプには、リザーバ―チューブを出た後の透析液を取り出すための切り替え弁を介して、透析液をイオンクロマトグライフィーに供給するための自動注入装置及びイオンクロマトグラフィーを直列に連結した液流通用パイプを備え、生体液中のイオンを経時的に測定可能とする請求項1記載の生体液中のイオン測定装置。

【請求項3】
測定される前記イオンがアンモニウムイオンである請求項1又は2記載のイオン測定装置。
産業区分
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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