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パッチアンテナ

国内特許コード P06A009381
整理番号 H1505
掲載日 2006年10月19日
出願番号 特願2003-307138
公開番号 特開2005-079838
登録番号 特許第3790823号
出願日 平成15年8月29日(2003.8.29)
公開日 平成17年3月24日(2005.3.24)
登録日 平成18年4月14日(2006.4.14)
発明者
  • 福迫 武
  • 北村 直樹
  • 三田 長久
  • 鄭 東根
出願人
  • 学校法人熊本大学
発明の名称 パッチアンテナ
発明の概要

【課題】偏波ダイバーシティ技術を、例えば携帯端末で使用できるような1つの小型パッチアンテナで実現する。
【解決手段】給電線路と、地板と、パッチとをこの順序で各々の間に絶縁体を挟んで積層して具えるパッチアンテナにおいて、前記地板は、互いにほぼ直交する向きに配置された2つのスロットを有し、前記給電線路は、前記2つのスロットの各々の中心を該スロットと直交して通ると共に各々の端において互いに逆方向に配置されたダイオードの一方の端を接続した2つの枝部を有し、前記ダイオードの他方の端を接地した。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


上述したようなパッチアンテナは、携帯電話に代表される小型携帯通信端末、アナログまたはディジタルによる無線画像伝送システム、無線LAN、家電ネットワーク等のような、高品質で高速な通信の実現のために偏波ダイバーシティ技術が必要な分野において使用される。



電波は直交する電界と磁界の相互作用によって空間を伝播するが、このとき、電界が発生する面を偏波面という。電波の送受信の際には、この偏波を合わせることが原則である。電波の送受信にあたり直接波を使う限りは偏波のずれはほとんど生じないが、反射や回折等があると偏波面が変化することが知られている。



近年高速に無線でデータを伝送する要求が高まっているが、特に都市部のような電波の回折、反射の多き場所においては、多重波電波によるフェージングが起こり、高い通信品質が必要とされる高速データ伝送に大きく影響を及ぼすことが知られている。



このような場合、2つの異なる偏波の内より良い通信ができる偏波のアンテナを選択的に使用する偏波ダイバーシティ技術が用いられる。切り替えの対象となる偏波は、直線偏波の垂直偏波と水平偏波の切り替えと、円偏波の右旋偏波と左旋偏波の切り替えである。

産業上の利用分野


本発明は、アンテナに関し、特に、給電線路と、地板と、パッチ(放射素子)とをこの順序で各々の間に絶縁体を挟んで積層して具えるパッチアンテナに関する。本発明は、さらに、地板と、パッチとを間に絶縁体を挟んで積層して具え、前記地板に設けられた溝に収容された給電線路を具えるパッチアンテナにも関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
給電線路と、地板と、パッチとをこの順序で各々の間に絶縁体を挟んで積層して具えるパッチアンテナにおいて、前記地板は、互いにほぼ直交する向きに配置された2つのスロットを有し、前記給電線路は、前記2つのスロットの各々と交差して通ると共に各々の端において互いに逆方向に配置されたダイオードの一方の端を接続した2つの枝部を有し、前記ダイオードの他方の端を接地したことを特徴とする。

【請求項2】
請求項1に記載のパッチアンテナにおいて、前記給電線路の各枝部の先端から、各々交差する前記スロットまでの距離が実行波長の約1/2であることを特徴とするパッチアンテナ。

【請求項3】
請求項1に記載のパッチアンテナにおいて、前記給電線路の各枝部の先端から、各々交差する前記スロットまでの距離が実行波長の約1/4であることを特徴とするパッチアンテナ。

【請求項4】
請求項1、2または3に記載のパッチアンテナにおいて、前記パッチが方形であり、前記2つのスロットが前記パッチの2辺とそれぞれ平行であることを特徴とするパッチアンテナ。

【請求項5】
請求項1、2または3に記載のパッチアンテナにおいて、前記パッチが、方形パッチの一組の対角をそれぞれ切り落とした形状であり、切り落とし面積を円偏波が発生するように選択したものであることを特徴とするパッチアンテナ。

【請求項6】
請求項1、2または3に記載のパッチアンテナにおいて、前記パッチが、縮退分離法によって円偏波が発生するように2つの窪み若しくは出っ張りによる摂動が設けられた円形のパッチである特徴とするパッチアンテナ。
産業区分
  • 伝送回路空中線
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003307138thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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