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磁性砥粒及びその製造方法並びに磁気研磨法 コモンズ

国内特許コード P06A009460
掲載日 2006年11月17日
出願番号 特願2004-108446
公開番号 特開2005-290233
登録番号 特許第4189446号
出願日 平成16年3月31日(2004.3.31)
公開日 平成17年10月20日(2005.10.20)
登録日 平成20年9月26日(2008.9.26)
発明者
  • 山口 ひとみ
  • 齋藤 哲男
  • 桑名 朗
出願人
  • 国立大学法人宇都宮大学
発明の名称 磁性砥粒及びその製造方法並びに磁気研磨法 コモンズ
発明の概要

【課題】 より精密な表面加工を可能にする磁性砥粒及びその製造方法等を提供する。
【解決手段】 磁性を有する扁平状の磁性砥粒1であって、その磁性砥粒1の扁平度を1.5以上とすることにより、前記課題を解決した。磁性砥粒1は、ニッケル又はニッケル合金などのニッケル系金属、コバルト、コバルト合金などのコバルト系金属などにより形成されていることが好ましい。また、磁性砥粒1は、磁性を有する磁性薄膜を切断、粉砕又は鍛造により形成されていることが好ましい。
【選択図】 図1







従来技術、競合技術の概要


磁気研磨法は、研磨作用を有する磁性砥粒を磁場の作用により運動させて被加工物の表面を研磨する精密加工方法である。この磁気研磨法は、従来の機械加工では困難な部品の研磨を可能にする方法であり、例えば、複雑形状を有する部品の表面、工具が入らない穴の内面、工具が届かない管の内面等の研磨について一部実用化されている。



磁気研磨法で利用される磁性砥粒は、磁場の作用により被加工物に対して相対運動するものである。一般的には、磁性を有する研磨粒子を含む磁性砥粒や、磁性を有しない非磁性の研磨粒子と磁性を有する磁性粒子との混合物からなる磁性砥粒が知られている。前者の場合は磁場により研磨粒子自体が運動するが、後者の場合は、磁場により運動するのは磁性粒子であり、研磨粒子は磁性粒子の運動に伴って運動して被加工物の表面を研磨する。したがって、後者の磁性砥粒は、磁性粒子の運動に伴って研磨粒子が所望の運動を行わないこともあり得るという問題がある。



一方、前者の磁性砥粒にはそうした問題がなく、例えば、磁性粒子の表面に研磨粒子を含有した無電解めっき皮膜を形成した磁性砥粒(例えば特許文献1を参照。)や、焼結などの方法で磁性粒子と研磨粒子とが一体化されている磁性砥粒等が報告されている。このような磁性砥粒としては、国内では1種類の磁性砥粒(東洋研磨材工業株式会社;KMX-80)が市販されている程度で種類が少ないのが現状である。

【特許文献1】特開2002-265933号公報(請求項3)

産業上の利用分野


本発明は、磁性砥粒及びその製造方法並びに磁気研磨法に関し、更に詳しくは、より精密な表面加工を行える磁性砥粒及びその製造方法並びに磁気研磨法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
磁性を有する扁平状の磁性砥粒であって、当該磁性砥粒をHeywoodの定義を基にした扁平度をmで表したとき、m=B/Tの値が1.5以上であることを特徴とする磁性砥粒。但し、Bは磁性砥粒の短軸長を表し、1個の磁性砥粒がもっとも安定した状態で水平面上に静止されているとき、同一水平面上に延び、かつ磁性砥粒の表面に接する平行面間の最小距離のことである。Tは磁性砥粒の厚さを表し、1個の磁性砥粒がもっとも安定した状態で水平面上に静止されているとき、水平面に平行で、かつ磁性砥粒の表面に接する平行面間の最大距離のことである。

【請求項2】
前記磁性砥粒が、ニッケル、コバルト又はそれらの合金により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の磁性砥粒。

【請求項3】
磁性を有する磁性薄膜を切断、粉砕又は鍛造して、扁平度(m=B/T)が1.5以上の扁平状の磁性砥粒を形成することを特徴とする磁性砥粒の製造方法。但し、mはHeywoodの定義を基にした扁平度を表す。Bは磁性砥粒の短軸長を表し、1個の磁性砥粒がもっとも安定した状態で水平面上に静止されているとき、同一水平面上に延び、かつ磁性砥粒の表面に接する平行面間の最小距離のことである。Tは磁性砥粒の厚さを表し、1個の磁性砥粒がもっとも安定した状態で水平面上に静止されているとき、水平面に平行で、かつ磁性砥粒の表面に接する平行面間の最大距離のことである。

【請求項4】
前記請求項1又は2に記載の磁性砥粒を用いて被加工物の表面を研磨することを特徴とする磁気研磨法。
産業区分
  • その他無機化学
  • 切削
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004108446thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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