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ネイルアート用溶液

国内特許コード P06A009461
掲載日 2006年11月17日
出願番号 特願2004-196560
公開番号 特開2006-016346
登録番号 特許第4608618号
出願日 平成16年7月2日(2004.7.2)
公開日 平成18年1月19日(2006.1.19)
登録日 平成22年10月22日(2010.10.22)
発明者
  • 木村 隆夫
  • 安藤 保
出願人
  • 有限会社 エヌ・ピィ・アール
  • 国立大学法人宇都宮大学
発明の名称 ネイルアート用溶液
発明の概要


【課題】 一定範囲のブチラール化度を有するブチラール樹脂の特性を応用して、塗膜形成能に優れると共に剥離が容易で、且つ、使用する溶剤が環境負荷を与えることなく、爪の健康維持にも寄与するネイルアート用溶液の開発に成功したものである。
【解決手段】 本発明ネイルアート用溶液は、(1)ブチラール化度60~85mol%のポリビニルブチラールを主成分とし、
(2)該ポリビニルブチラールの分子量が平均重合度表示で500~2500の範囲であり、(3)該ポリビニルブチラール100重量部に対して、トリエチレングリコール系可塑剤、ひまし油、エポキシ化大豆からなる群のうち少なくともいずれか一つを25~150重量部の範囲で混合し、(4)該ポリビニルブチラールに可塑剤を加えたものの総重量が10wt%~40wt%の範囲となるようにエタノール溶剤を混合させたことを特徴とする。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


従来、ネイルアートにはエナメルを爪に直接塗布するタイプと、つけ爪と呼ばれる仮爪に塗ってそのつけ爪を指爪に粘着させるタイプとがある。
直接塗布するタイプは、アクリル系樹脂をベースにして有機溶剤等を添加しているのが主流であり、つけ爪タイプは、ポリプロピレン樹脂等でつけ爪を形成し、これにアクリル系樹脂を塗布しているのが一般的である。
しかし、上記直接塗布するタイプでは、シンナー、酢酸エステル、アセトン、トルエン等の揮発性の強い溶剤が用いられるので、揮発した溶剤が充満した空気を吸うとシックハウス症候群と呼ばれる症状を引き起こし、又、シンナー等では中毒症状を惹起させかねない。
又、使用後にそれを剥がすときには、除光液と呼ばれる溶液を用いることになるが、これにもシンナー等の揮発性の溶剤が含まれるため、爪を痛めて、爪の表面がボロボロになってしまう例が頻発する。
又、つけ爪タイプでは、ポリプロピレン樹脂等で形成されたつけ爪に装飾し、それを両面テープで爪に貼り付けることになるが、両面テープの強い粘着性が剥がし難いものとし、且つ、貼り付け及び剥離の両作業が面倒なものとなる、等の欠点を有している。
一方、従来の技術として、ネイルアート用組成物の皮膜形成成分を水系エマルジョンポリマーとすることで、溶剤タイプのネイルエナメルに溶出することがなく、上塗りや下塗り等の2種以上のネイルエナメルを併用することができ、着色顔料の分散安定性や使用性が良好なネイルアート組成物を提供しようとする提案がなされている(特許文献1)。
しかし、水系エマルジョンポリマーなので、塗布して乾燥させるまでの時間が非常に長いので、塗った後に手を動かさずにじっとしたままでいなければならず、極めて不都合である。

【特許文献1】特開2001-187716号公報

産業上の利用分野


本発明は、ネイルアート用溶液に関し、さらにその詳細は、ポリビニルブチラール樹脂溶液の特性を利用して、環境に負荷を与えることなく、且つ、爪の健康に悪い溶剤を使用することなく、使用後に剥がすときも爪をボロボロにすることのないネイルアート用の溶液を提供するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
(1)ブチラール化度60~85mol%のポリビニルブチラールを主成分とし、
(2)該ポリビニルブチラールの分子量が平均重合度表示で500~2500の範囲であり、
(3)該ポリビニルブチラール100重量部に対して、可塑剤としてトリ(エチレングリコール)ビス(2-エチルヘキサノエート)を25~150重量部の範囲で混合し、
(4)該ポリビニルブチラールに可塑剤としてのトリ(エチレングリコール)ビス(2-エチルヘキサノエート)を加えたものの総重量が10wt%~40wt%の範囲となるようにエタノール溶剤を混合させた、
ことを特徴とするネイルアート用溶液。

【請求項2】
顔料を適量添加させた請求項1記載のネイルアート用溶液。
産業区分
  • 薬品
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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