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磁性砥粒及び磁気研磨法

国内特許コード P06A009462
掲載日 2006年11月17日
出願番号 特願2004-197683
公開番号 特開2006-015468
登録番号 特許第4478795号
出願日 平成16年7月5日(2004.7.5)
公開日 平成18年1月19日(2006.1.19)
登録日 平成22年3月26日(2010.3.26)
発明者
  • 齋藤 哲男
  • 小池 勝美
  • 大和 弘之
  • 山口 ひとみ
出願人
  • 栃木県
  • 国立大学法人宇都宮大学
発明の名称 磁性砥粒及び磁気研磨法
発明の概要 【課題】 より精密な表面研磨を行える磁性砥粒、及びその磁性砥粒を用いた磁気研磨法を提供する。
【解決手段】 ガスアトマイズ法で製造された磁性粒子を磁気研磨用の磁性砥粒とすることにより、上記課題を解決した。この磁性砥粒は、ガスアトマイズ法で製造するので、製造時に準備する原料粉末の組成を調整すると共に製造後に任意の熱処理等を施すことにより、極めて容易に所望の硬化相や硬化析出物を有する砥粒となっている
【選択図】 なし


従来技術、競合技術の概要


磁気研磨法は、研磨作用を有する磁性粒子(磁性砥粒という。)を磁場の作用により運動させて被加工物の表面を研磨する精密加工方法である。この磁気研磨法は、従来の機械加工では困難な部品表面の研磨を可能にする方法であり、例えば、複雑形状を有する部品の表面、工具が入らない穴の内面、工具が届かない管の内面等の研磨について一部実用化されている。



磁気研磨法で利用される磁性砥粒は、磁場の作用により被加工物に押しつけられると共に被加工物との間で相対運動する。磁気研磨法で利用される従来公知の磁性砥粒として、磁性を有する研磨粒子である磁性砥粒や、磁性を有しない汎用の研磨粒子と磁性を有するが研磨性能は十分でない磁性粒子との混合物からなる磁性砥粒(混合砥粒ともいう。)が知られている。前者の場合は、磁場の作用により研磨粒子自体が運動して被加工物の表面を研磨するが、後者(混合砥粒)の場合は、磁場の作用により運動するのは磁性粒子であり、研磨粒子は磁性粒子の運動に伴って運動して被加工物の表面を研磨する。この後者の混合砥粒においては、磁性を有さない研磨粒子が磁性粒子の運動に伴って十分に運動しないことがあり、研磨性能が不安定になることがある。



一方、前者の磁性砥粒は、特に精密研磨に対しては混合砥粒よりも原理的に優れると考えられており、現在までに知られている磁性砥粒としては、例えば、磁性粒子の表面に研磨微粒子を含有した無電解めっき皮膜を形成した磁性砥粒(例えば特許文献1を参照。)や、焼結等の方法で磁性粒子と研磨粒子とを一体化させた磁性砥粒等が報告されている。しかし、こうした磁性砥粒は、国内では1種類の磁性砥粒(東洋研磨材工業株式会社;KMX-80)のみが市販されているのが現状である。なお、その市販の研磨砥粒は、鉄と酸化アルミニウムとを構成成分とし、その外観は、図12に示すような凸凹表面を有している。
【特許文献1】
特開2002-265933号公報(請求項3)

産業上の利用分野


本発明は、磁性砥粒及び磁気研磨法に関し、更に詳しくは、より精密な表面研磨を行える磁性砥粒及びその磁性砥粒を用いた磁気研磨法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ガスアトマイズ法で製造された磁気研磨用の真球形状の鋼材粒子であって、該粒子の金属組織が、焼き戻しされた焼き戻しマルテンサイト組織、及び、フェライト組織とパーライト組織、のいずれかであることを特徴とする磁性砥粒。

【請求項2】
前記粒子の粒径が、0.10μm~500μmの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の磁性砥粒。

【請求項3】
ガスアトマイズ法で製造された磁気研磨用の真球形状の鋼材粒子であって、該粒子の金属組織が、焼き戻しされた焼き戻しマルテンサイト組織、及び、フェライト組織とパーライト組織、のいずれかである磁性砥粒を用いて被加工物を研磨することを特徴とする磁気研磨法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
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