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異極像結晶を用いたオゾン生成方法および装置

国内特許コード P06A009568
整理番号 924
掲載日 2007年1月12日
出願番号 特願2005-151900
公開番号 特開2006-327856
登録番号 特許第3874361号
出願日 平成17年5月25日(2005.5.25)
公開日 平成18年12月7日(2006.12.7)
登録日 平成18年11月2日(2006.11.2)
発明者
  • 伊藤 嘉昭
  • 吉門 進三
  • 中西 義一
出願人
  • 学校法人京都大学
  • 学校法人同志社
  • 中西 義一
発明の名称 異極像結晶を用いたオゾン生成方法および装置
発明の概要

【課題】高圧電源や真空装置を必要としないで、大気中で簡単に高濃度のオゾンを生成する方法及び装置を提供する。
【解決手段】分極方向を揃えた異極像結晶体を、大気中において繰り返し加熱・冷却することにより、結晶周辺の雰囲気中に高濃度のオゾンガスを生成させる方法及び装置。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


本発明者等は、3~6Pa程度の真空ないし低気体圧雰囲気中に焦電結晶として知られているニオブ酸リチウム(LiNbO3)単結晶などの異極像結晶体を配置し、これに周期的に温度変化を与えることによって、結晶表面で電荷の相殺に追随できないために表面に生じた電子を含む荷電粒子をターゲットあるいは異極像結晶に衝突させてX線を発生させる装置を発明し(特願2003-407985、2004-98371)、このX線をベリリウム窓などを通して酸素を含む気流中に照射してオゾンを発生させる装置を発明(特願2004-99069)した。さらにこの真空筐体内に異極像結晶体とともに熱電子を発生する電子銃を併設し、これからの熱電子を結晶体の温度変化によって生じた高電界を利用してX線ターゲットへ指向衝突させ、ターゲットからの制動輻射による強力X線によってより効率的にオゾンを発生させる装置も発明(特願2005-94742)した。

【特許文献1】特願2003-407985

【特許文献2】特願2004-98371

【特許文献3】特願2004-99069

【特許文献4】特願2005-94742

産業上の利用分野


この発明は、異極像結晶を熱励起することによって結晶の回りに発生する高電界を利用して、大気中でオゾンを生成させる方法および装置に関するもので、特に常圧雰囲気中に高濃度のオゾンを発生させる手段を提供するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
常圧以上の大気雰囲気中に、分極の向きを一方向に揃えた異極像結晶体を配置し、この異極像結晶体を周期的に加熱・冷却することにより当該結晶体付近の大気中に高電界を発生させ、この高電界よって大気中に発生する軟X線と、大気中の酸素分子の解離・再結合、との複合作用によって大気中の酸素分子をオゾン化することを特徴とする異極像結晶を用いたオゾン生成方法。

【請求項2】
常圧以上の大気を封入した筐体内に、分極方向を一方向に揃えた異極像結晶体をその一方の極性側表面が直接大気に接するように配置し、結晶体の他方側にこれを熱励起する手段を設け、この熱励起手段を介して前記結晶体の温度を周期的に昇降させることにより結晶体の周辺に高電界を発生させ、この高電界による荷電粒子の挙動を利用して筐体内の大気中にオゾンを生成させることを特徴とする異極像結晶を用いたオゾン生成装置。

【請求項3】
異極像結晶体を筐体内に複数個配置し、各結晶体をその温度昇降周期の位相をずらせて各別に熱励起することを特徴とする請求項2に記載の異極像結晶を用いたオゾン生成装置。
産業区分
  • 無機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005151900thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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