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ナビゲーションシステム

国内特許コード P06A009593
掲載日 2007年1月29日
出願番号 特願2004-196958
公開番号 特開2006-017626
登録番号 特許第4476719号
出願日 平成16年7月2日(2004.7.2)
公開日 平成18年1月19日(2006.1.19)
登録日 平成22年3月19日(2010.3.19)
発明者
  • 上平 員丈
出願人
  • よこはまティーエルオー株式会社
発明の名称 ナビゲーションシステム
発明の概要

【課題】 移動体の経路誘導に不可欠な前方数10mから数100mの範囲での奥行き情報を、大掛かりな光学系を導入することなく搭乗者に掲示する経路誘導方法及び用いる経路誘導装置を提供する。
【解決手段】 移動体が備えるフロントガラスの前方に見える風景に重なるように像(図形、文字、記号を含む)を表示するナビゲーションシステムにおいて、該像中の少なくとも1つの図像(記号、文字を含む)の大きさを、該移動体の移動に伴う時間経過に沿って変化させながら搭乗者に掲示することを特徴とするナビゲーションシステム。
【選択図】 図3

従来技術、競合技術の概要


従来のナビゲーションシステムは、GPS(Global Positioning Sysytem)を利用して現在位置を取得すると同時に、DVDなどの記憶媒体に記憶された現在位置近傍の地図情報を記憶媒体から読み出し、車載ディスプレイに表示し、地図上に自車両の現在位置と目的地までの経路を示すことにより経路誘導(ナビゲーション)を行っている。



この方法では、車載ディスプレイがフロントパネルの部分に配置されることが多く、運転者の前方視野上に配置されていないために走行時に運転者が車載ディスプレイに視線を移動することが多くなり安全上の問題を生じている。又、地図を用いる経路誘導においては、地図と実際の空間との間の対比が必要であり、地図を見て瞬時に経路を知ることは難しく、これは特に走行時においてはデメリットとなっている。



そこで、走行時は音声による案内が行われるが、この案内は、例えば「約300m先、右折です」、「まもなく左折です」など、正確な経路誘導が行えない。特に、交差点が20~30m以内で隣接している場合などには、どちらの交差点を指しているのか判断できないなどの問題がある。



この問題を解決する方法として、特許文献1には、自車両の現在位置近傍の立体地図情報を読み出して鳥瞰図を作成し、フロントガラスを透して見える風景と重なるように鳥瞰図をヘッドアップディスプレイに映し出す技術が開示されている。



ヘッドアップディスプレイとは、図6に示すようにディスプレイ1に表示した画像をフロントガラス3で反射させて運転席から見えるようにし、その結果、運転席からはフロントガラス3を通した前方の景色とディスプレイ1の表示画像1aが重畳されて見えるようにしたディスプレイである。このようなヘッドアップディスプレイを用いることで、車載ディスプレイの表示画像を見るために視線を移動させるという問題は解決できる。しかしながら、特許文献1では経路指示について考慮されておらず、ナビゲーションシステムとして不十分であつた。



対して、特許文献2では自車両の現在位置および進行方向を取得し、その現在位置および進行方向と立体地理情報とに基づいてフロントガラスから見える景色を推定し、その推定した景色中の地物と関連した経路指示図形を生成し、その経路指示図形をフロントガラスから見える景色中の当該地物の近傍に見えるようにヘッドアップディスプレイに映し出し、経路誘導を行う方法が開示されている。



図7に、この方法による運転者から見たフロントガラス越しの風景と経路指示図形を例示する。フロントガラス3上で、実際の景色と経路指示図形5などの進路誘導画像が重畳される。実際の景色に透視画像を重畳して表示することで、運転者は、地図上の位置をフロントガラスを通して前方に見える景色との対応関係を求めるプロセスが不要となり、経路を即座に把握でき、運転しやすくなる。



特許文献3では、3次元表示を行うヘッドアップディスプレイによるナビゲーションシステムが開示されているが、従来2次元表示されていた地図を3次元的に表示することを目的に使用されており、経路指示図形を表示した経路誘導に関しては何も述べられていない。




【特許文献1】特開平4-125679号公報

【特許文献2】特開平9-35177号公報

【特許文献3】特開2003-4462号公報

産業上の利用分野


本発明は、自動車などの移動体に搭載されるナビゲーションシステムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
移動体が備えるフロントガラスの前方に見える風景に重なるように像(図形、文字、記号を含む)を表示するナビゲーションシステムにおいて、
該像中の少なくとも1つの図像(記号、文字を含む)の大きさを、
人間の知覚システムが奥行きを知覚する要因の一つである網膜像の大きさの時間的変化率による奥行き感に基づく奥行き位置情報として、移動体の移動に伴って変化させ、
搭乗者に掲示することを特徴とするナビゲーションシステム。

【請求項2】
移動体が備えるフロントガラスに対して運転席と反対側に、移動体に搭載したディスプレイの表示画像の像を形成することで、該ディスプレイの表示画像を移動体の搭乗者に掲示するナビゲーションシステムにおいて、
該像中の少なくとも1つの図像(記号、文字を含む)の大きさを、
人間の知覚システムが奥行きを知覚する要因の一つである網膜像の大きさの時間的変化率による奥行き感に基づく奥行き位置情報として、移動体の移動に伴って変化させ、
搭乗者に掲示することを特徴とするナビゲーションシステム。

【請求項3】
移動体に搭載したディスプレイの表示面から放たれる光の一部を該移動体のフロントガラスで反射させて、フロントガラスの前方に形成したディスプレイの表示画像の虚像を、移動体の搭乗者に掲示するナビゲーションシステムにおいて、
該像中の少なくとも1つの図像(記号、文字を含む)の大きさを、
人間の知覚システムが奥行きを知覚する要因の一つである網膜像の大きさの時間的変化率による奥行き感に基づく奥行き位置情報として、移動体の移動に伴って変化させ、
搭乗者に掲示することを特徴とするナビゲーションシステム。

【請求項4】
請求項1乃至請求項記載の図像の形成位置が、移動体が備えるフロントガラスの前方10m以上離れた位置であることを特徴とするナビゲーションシステム。

産業区分
  • 測定
  • 自動車
  • 運動娯楽用
  • その他通信
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004196958thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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