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マイクロバブル発生ノズル

国内特許コード P06A009700
掲載日 2007年3月2日
出願番号 特願2005-028780
公開番号 特開2006-212562
登録番号 特許第4982730号
出願日 平成17年2月4日(2005.2.4)
公開日 平成18年8月17日(2006.8.17)
登録日 平成24年5月11日(2012.5.11)
発明者
  • 社河内 敏彦
出願人
  • 国立大学法人三重大学
発明の名称 マイクロバブル発生ノズル
発明の概要

【課題】 本発明の課題は、閉鎖性海域、湖沼、池、ダム、水棲生物の養殖、汚水処理等の水質改善を目的とし、工業的規模で気泡径のバラツキが少ない平均直径が0.05mm以下の微細気泡を効率的に生成することのできる実用的な装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、水噴流ノズルをオリフィス形状とし、その近傍に気体ノズルを配置した気液二相微細気泡発生装置であり、更には、水噴流ノズルの出口放出孔が二次元スリット又はオリフィスノズルであり、且つ水噴流ノズルの外縁部に気体ノズルを配置した気液二相微細気泡発生装置に係わる。
【選択図】 図6

従来技術、競合技術の概要


河川、湖沼、内湾等の閉鎖性水域における水質汚染は、近年ことに深刻化しており、低層での無酸素水塊の拡大、赤潮等の発生により、水中生物の減少や養殖魚介類への被害拡大及び上水浄化機能の低下などが問題となっている。そして、これらの水質汚染の原因の一部となる厨房廃水や浴場廃水に対しても、廃水処理が必要となってきている。
汚濁水質の浄化法としては、ろ過法、吸着法、植生浄化法、微生物分解法等様々な対策があるが、空気、酸素又はオゾンをガス成分とする微細気泡を水中に吹き込んで水中酸素濃度を富加する方法(エアレーションと呼ばれる)も重要な手段として報告されている(例えば、非特許文献1)。ここで、微細気泡とはその直径が0.5mm以下の微細なガス気泡を言う。



微細気泡は体積に対する比表面積が大きい、水中滞在時間が長い等の理由から、水中に酸素成分を導入して水中の溶存酸素量を増やす効果や、電気的に帯電しており浮遊物等に対する吸着性をもつことから、水中の汚濁物を吸着浮上させる効果を有することが知られている。従って、微細気泡の生成装置や方法として、多くの提案がある。例えば、インジェクション式減圧方式、攪拌方式、エジェクター方式、散気管方式等種々の法式がある(例えば特許文献2、特許文献3、特許文献4)。
しかしながら、これまで提案された何れの方法も気泡径のバラツキが大きいこと、装置が大型であったり運転コストが高くなること、及び水中生物の生育に悪影響を及ぼすこと等から実用化が遅れている。




【非特許文献1】大成博文他、「マイクロバブルの高機能性と水質浄化」、資源処理技術、vol.46,No4,1999,P.52-58




【特許文献1】特開2004-290893号

【特許文献2】特開平8-229370号

【特許文献3】WO00/69550号

【特許文献4】特開2003-230824号

産業上の利用分野


本発明は、微細気泡の生成装置及び方法に関わり、詳しくは微細気泡を生成するためのノズルに関わる。

特許請求の範囲 【請求項1】
水中に微細気泡を生成させる微細気泡発生装置であって、
水噴流ノズルと、気体ノズルとが一体に形成され、
前記水噴流ノズルの水噴流の出口放出孔が、流路を絞るオリフィスを有しており、
前記オリフィスの絞り流路が下流側に拡大するテーパ状に形成されており、
前記気体ノズルの出口放出孔が、前記水噴流ノズルの出口放出孔と同一面上にあって、且つ、前記水噴流ノズルの出口放出孔の外縁部に形成され、
前記水噴流ノズルの噴出方向と、前記気体ノズルの噴出方向が同一であることを特徴とする気液二相微細気泡発生装置。

【請求項2】
前記水噴流ノズルのオリフィス開口比(流路断面積に対するオリフィス部断面積の比)が0.2~0.8であることを特徴とする請求項1に記載の気液二相微細気泡発生装置。

【請求項3】
前記水噴流ノズルの出口放出孔が流路を絞るオリフィス部を有する2次元細長孔であり、その外縁部に気体ノズルを配置してなることを特徴とする請求項1乃至2の何れか一項に記載の気液二相微細気泡発生装置。
産業区分
  • 処理操作
  • 微生物工業
  • 衛生設備
  • 廃水処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005028780thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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