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金型のラップ処理方法とラップ用工具 新技術説明会

国内特許コード P06P004477
掲載日 2007年3月23日
出願番号 特願2005-241606
公開番号 特開2007-054904
登録番号 特許第4081551号
出願日 平成17年8月23日(2005.8.23)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
登録日 平成20年2月22日(2008.2.22)
発明者
  • 田辺 郁男
  • 須貝 裕之
出願人
  • 学校法人長岡技術科学大学
発明の名称 金型のラップ処理方法とラップ用工具 新技術説明会
発明の概要

【課題】切削加工された金型の加工凹部内のラップ処理を自動的に行えるラップ処理方法と当該ラップ処理方法の実施に活用できるラップ用工具を提供する。
【解決手段】数値制御工作機械にセットされた金型1の加工凹部2内にラップ剤8を充填し、数値制御工作機械の主軸4に取り付けたラップ用工具3を前記ラップ剤8内で自転させながら前記加工凹部2の被ラップ処理面2aに沿って移動させることにより、当該ラップ用工具3でラップ剤8を被ラップ処理面2aに作用させてラップ処理を行うことを特徴とする。又、このラップ処理方法の実施に活用できる工具として、工具本体6の周面に、この周面に接するラップ剤8を工具本体6の自転により遠心方向に飛散させるための凹凸加工(突条7など)が施されているラップ用工具などを提供する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


数値制御工作機械によって切削加工された金型は、最終仕上げ処理としてその加工凹部の内側表面をラップ処理(磨き処理)されるが、従来の実用的なラップ処理方法としては、具体的に技術内容を開示した特許文献などを示すことはできないが、手作業によるハンドラップ処理方法が一般的に知られているに過ぎない。

産業上の利用分野


本発明は、切削加工された金型の加工凹部内のラップ処理方法と当該ラップ処理方法の実施に活用できるラップ用工具に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
数値制御工作機械にセットされた金型の加工凹部内にラップ剤を充填すると共に、金型の加工凹部内に中子を配設して当該加工凹部内におけるラップ剤の充填容積を減じ、数値制御工作機械の主軸に取り付けたラップ用工具を前記ラップ剤内で自転させながら前記加工凹部の被ラップ処理面に沿って移動させることにより、当該ラップ用工具でラップ剤を被ラップ処理面に作用させてラップ処理を行うことを特徴とする、金型のラップ処理方法。

【請求項2】
金型の上側に、当該金型の加工凹部を取り囲む囲み部材を取り付け、この囲み部材と前記金型の加工凹部とでラップ剤充填容器を形成することを特徴とする、請求項1に記載の金型のラップ処理方法。

【請求項3】
請求項1又は2に記載の金型のラップ処理方法に使用するラップ用工具であって、工具本体の周面に、この周面に接するラップ剤を当該工具本体の自転により遠心方向に飛散させるための凹凸加工が施されている、ラップ用工具。

【請求項4】
前記工具本体の先端部がほぼ半球面形に面取りされ、この半球面形先端部にも前記凹凸加工が施されている、請求項に記載のラップ用工具。

【請求項5】
前記凹凸加工が、入り込んだラップ剤を遠心力で放射状に射出させることができる凹溝を周方向適当間隔おきに形成するもので、工具本体には、その内部に軸心方向に沿ってラップ剤導入孔が設けられ、当該ラップ剤導入孔の一端は工具本体の先端部に開口すると共に他端は横孔を介して前記各凹溝内に開口している、請求項又はに記載のラップ用工具。

【請求項6】
請求項1又は2に記載の金型のラップ処理方法に使用するラップ用工具であって、周囲のラップ剤を金型側の被ラップ処理面に摺接させるバフを備えている、ラップ用工具。

【請求項7】
数値制御工作機械にセットされた金型の加工凹部内にラップ剤を充填し、数値制御工作機械の主軸に取り付けたラップ用工具を前記ラップ剤内で自転させながら前記加工凹部の被ラップ処理面に沿って移動させることにより、当該ラップ用工具でラップ剤を被ラップ処理面に作用させてラップ処理を行う金型のラップ処理方法に使用するラップ用工具であって、工具本体に、ポンプ室と、このポンプ室の一端側から連設されて工具本体の先端に開口するラップ剤吐出通路と、ポンプ室の他端側に連設されて工具本体の周面に開口するラップ剤流入口とが設けられ、前記ポンプ室内には、工具本体と一体に回転することによりこのポンプ室内のラップ剤を前記ラップ剤吐出通路へ送り出す羽根が設けられている、ラップ用工具。

【請求項8】
数値制御工作機械にセットされた金型の上側に、当該金型の加工凹部を取り囲む囲み部材を取り付け、この囲み部材と前記金型の加工凹部とでラップ剤充填容器を形成し、該ラップ剤充填容器の中にラップ剤を充填し、数値制御工作機械の主軸に取り付けたラップ用工具を前記ラップ剤内で自転させながら前記加工凹部の被ラップ処理面に沿って移動させることにより、当該ラップ用工具でラップ剤を被ラップ処理面に作用させてラップ処理を行う金型のラップ処理方法に使用するラップ用工具であって、工具本体に、ポンプ室と、このポンプ室の一端側から連設されて工具本体の先端に開口するラップ剤吐出通路と、ポンプ室の他端側に連設されて工具本体の周面に開口するラップ剤流入口とが設けられ、前記ポンプ室内には、工具本体と一体に回転することによりこのポンプ室内のラップ剤を前記ラップ剤吐出通路へ送り出す羽根が設けられている、ラップ用工具。

【請求項9】
数値制御工作機械にセットされた金型の加工凹部内にラップ剤を充填すると共に、金型の加工凹部内に中子を配設して当該加工凹部内におけるラップ剤の充填容積を減じ、数値制御工作機械の主軸に取り付けたラップ用工具を前記ラップ剤内で自転させながら前記加工凹部の被ラップ処理面に沿って移動させることにより、当該ラップ用工具でラップ剤を被ラップ処理面に作用させてラップ処理を行う金型のラップ処理方法に使用するラップ用工具であって、工具本体に、ポンプ室と、このポンプ室の一端側から連設されて工具本体の先端に開口するラップ剤吐出通路と、ポンプ室の他端側に連設されて工具本体の周面に開口するラップ剤流入口とが設けられ、前記ポンプ室内には、工具本体と一体に回転することによりこのポンプ室内のラップ剤を前記ラップ剤吐出通路へ送り出す羽根が設けられている、ラップ用工具。
産業区分
  • 切削
  • 工業用ロボット
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005241606thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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