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内視鏡手術器具の洗浄装置

国内特許コード P07A009922
整理番号 IP16-055
掲載日 2007年5月25日
出願番号 特願2005-051512
公開番号 特開2006-230795
登録番号 特許第4300294号
出願日 平成17年2月25日(2005.2.25)
公開日 平成18年9月7日(2006.9.7)
登録日 平成21年5月1日(2009.5.1)
発明者
  • 浅尾 高行
出願人
  • 学校法人群馬大学
発明の名称 内視鏡手術器具の洗浄装置
発明の概要

【課題】 「固液」界面を形成する場合だけでなく、「固気」界面を形成する場合でも、手術中および手術前後を問わずに簡単に、かつ適切に、しかも迅速に内視鏡手術器具をクリアアップすることができ、視野悪化による施術者のストレスを緩和させることをもできる、新しい内視鏡手術器具の洗浄装置を提供する。
【解決手段】 気密保持シール膜22が具備されている挿入孔21と外部装置と接続するためのコネクタ23とを備えた低圧気密チャンバー2と、ノズル41を有するノズルチューブ4がノズル41を上方に向けて位置して内部に配設されている洗浄液保持タンク3とを含む内視鏡手術器具の洗浄装置1であって、挿入孔21とノズル41を対面するようにして、低圧気密チャンバー2を洗浄装置1の上部ユニットとして、また洗浄液保持タンク3を洗浄装置1の下部ユニットとして、それぞれを連結する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


内視鏡を活用する手術である、内視鏡下手術は、低侵襲で切開傷が小さく、また短期に社会復帰できるので、Quality of Life (QOL)を重視する先進医療として大いに評価され、そのニーズは極めて高い。その一方、この内視鏡下手術は、局所を近接視する視野で施術するため、全体像が捉えにくく、触ることもできないため極めて高度な手術テクニックを要する。



内視鏡下手術では、患者体内に挿入した、内視鏡手術器具である光伝送スコープによる近接視像を、施術者が大画面モニターで見たり、施術者の眼にスコープをあてて直接観察しながら手術を行う。このため、スコープ先端のレンズあるいは照明用ライト発光面へ血液等体液の付着、電気メス凝固切開の際の飛沫付着、ミストやフュ-ム(煙)による視野阻害が生じると、わずかなミスも許されない施術者にとって、大きなストレスが与えられる。



そして、前記ストレスが手術時間を長引かせたり、ストレスが施術事故の原因にもなりかねない。したがって、手術中にスコープ先端レンズあるいは照明用ライト発光面等のガラス面、あるいは光ファイバライトガイドのファイバ端面等(以下、光学系ヘッドとする場合がある)を洗浄し、視野をクリアアップすることはきわめて重要である。もちろん、光学系ヘッド同様、鉗子やメス等の手術器具の手術中クリアアップも重要である。



内視鏡下手術の場合、鉗子やメス等は、内視鏡チューブの先端にあって施術者が手動操作する「エンドエフェクタ(末端操作アクチュエータ)」の一種であり、内視鏡手術器具の一種でもある。したがって、光学系ヘッドだけでなく、エンドエフェクタを手術中にクリアアップすることも重要である。



そこで、かかる問題を解消するために、たとえば、光学系ヘッドの使用中クリアアップのため、ヘッド部にクリアアップ手段を追加配設したものが提案されている(特許文献1)。



また、使用前後に光学系ヘッドを含む鉗子やメス等の内視鏡下手術用器具を洗浄、クリアアップする装置としては、たとえば、微細洗浄粒子を衝突させて洗浄する内視鏡手術器具の洗浄方法(特許文献2)や、洗浄槽内に入れた洗浄用液体中に内視鏡本体を浸漬させた状態で、液中で発泡作用を呈する洗浄薬剤を洗浄槽内に投与し、その薬剤の発泡作用にて内視鏡を洗浄する洗浄方法が提案されている(特許文献3)。

【特許文献1】特開平5-184522号公報

【特許文献2】特開2004-49451号

【特許文献3】特開平9-276291号公報

産業上の利用分野


本発明は、内視鏡手術器具の洗浄装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
気密保持シール膜が具備されている挿入孔と外部装置と接続するためのコネクタとを備えた低圧気密チャンバーと、ノズルを有するノズルチューブがノズルを上方に向けて位置して内部に配設されている洗浄液保持タンクとを含む内視鏡手術器具の洗浄装置であって、挿入孔とノズルを対面するようにして、低圧気密チャンバーを洗浄装置の上部ユニットとして、また洗浄液保持タンクを洗浄装置の下部ユニットとして、それぞれを連結してなることを特徴とする内視鏡手術器具の洗浄装置。

【請求項2】
気密保持シール膜は、挿入孔の周縁部から中心に向かって設けられている複数の切れ目を有するフレキシブル膜である請求項1の洗浄装置。

【請求項3】
挿入する内視鏡手術器具の挿入限界を決めるストッパが、ノズル周辺に設けられている請求項1または2の洗浄装置。

【請求項4】
低圧気密チャンバーは、上下2層式であり、上層および下層それぞれに連通した挿入孔を備えている請求項1から3いずれかの洗浄装置。

【請求項5】
洗浄液保持タンクは、洗浄液の温度を保温する保温手段を備えている請求項1から4いずれかの洗浄装置。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005051512thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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