TOP > 国内特許検索 > 医療用チューブ接続具

医療用チューブ接続具

国内特許コード P07A009965
整理番号 NIRS-194
掲載日 2007年6月1日
出願番号 特願2004-007296
公開番号 特開2005-198782
登録番号 特許第4210757号
出願日 平成16年1月14日(2004.1.14)
公開日 平成17年7月28日(2005.7.28)
登録日 平成20年11月7日(2008.11.7)
発明者
  • 鈴木 和年
  • 吉田 勇一郎
出願人
  • 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
発明の名称 医療用チューブ接続具
発明の概要 【課題】 コンパクトな構造であり、高耐圧性、高気密性、さらには耐薬品性を有し、管路内にデッドスペースを生じることがないチューブ接続具を提供する。
【解決手段】 チューブTの外径よりも若干小さい内径の中空部(挿入孔5、5)を有するフッ素樹脂製の筒状本体2と、中空部の軸方向中央部の内周面から環状に延出し、中空部と同軸位置に、チューブTの内径と同径の連通孔6を形成するストッパ部3と、からチューブ接続具1を構成する。また、さらに好ましくは、筒状本体2の両側端にそれぞれ外嵌され、筒状本体2の外径と略同一の内径を有する一対の押さえリング4、4を備えるようにチューブ接続具1を構成する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


従来、医療用チューブ同士を接続するチューブ接続具としては、たとえば、特許文献1に開示されているような構造のものがある。



図6は、従来のチューブ接続具(医療用コネクタ)を示した断面図であり、(a)は接続前の状態、(b)は接続後の状態をそれぞれ示している。
医療用コネクタ100は、第1コネクタ部材120と第2コネクタ部材130とからなり、互いに着脱可能となっている。第1コネクタ部材120は、主に、円筒状であり、接続されるチューブA内に挿入可能な第1のチューブ接続部121と、この第1のチューブ接続部121の一端部に形成された平板部122と、この平板部122より外方(第1のチューブ接続部121と反対方向)に延びる外筒部123と、平板部122より外方に延び、外筒部123内に同軸的に位置し、かつ第1のチューブ接続部121の内部と連通する内筒部124と、外筒部123に設けられ、外筒部123の内方に突出する第1係合部125とを備える。また、第2コネクタ部材130は、主に、接続されるチューブB内に挿入可能な第2のチューブ接続部131と、この第2のチューブ接続部131の一端部より外方に延び、外筒部123内に挿入可能でありかつ内筒部124を内部に収納可能な筒状部132と、第1係合部125と係合可能な第2係合部136とを備えている。



医療用コネクタ100は、輸血用バッグや腹膜透析用器具などにおけるチューブ同士の接続のために用いられる。チューブ同士を接続する場合には、接続しようとする2本のチューブA、Bに第1のチューブ接続部121及び第2のチューブ接続部131を挿入し、第2コネクタ部材130の筒状部132を第1コネクタ部材120の外筒部123及び内筒部124に嵌合させる。輸血用バッグや腹膜透析用器具などに用いる医療用コネクタ100は、着脱、交換が容易であり、かつ、衝撃などにより分離しにくいようにする必要があるため、このような特別な係合構造を備えている。



一方、近年、病気の診断および治療に放射性同位元素を利用した放射性医薬品が使用されている。放射性医薬品を用いた診断および治療による放射線被爆を出来るだけ小さくするためには、半減期の短い放射性同位元素、例えば15O(半減期2分)、13N(同10分)、11C(同20分)、18F(同110分)等を用いて放射性医薬品を製造するのが好ましい。
一般に、放射性医薬品は、サイクロトロンで加速した粒子をターゲットに衝突させ、衝突により発生した放射性核種を放射性薬剤製造装置に導くことによって製造される。放射性薬剤の製造過程においては、非常に強い放射線が放出されるため、放射性薬剤製造装置は、通常、鉛で囲まれたホットセルの内部に設置され、放射性薬剤を自動合成するようになっている。



また、放射性薬剤製造装置は、種々の反応容器や分離のためのカラムの他、加熱冷却用の機器、流路を制御するためのバルブ、試料や溶媒を注入するための注入用機器、各種センサー類およびこれら多数のパーツを連結するチューブ等から構成されている。このように、放射性薬剤製造装置は、複数の機器から構成されており、また、放射性物質は、すべてチューブを介して移動させる必要があるため、一台の装置に非常に多数(50個程度)のチューブ接続具が使用される。
【特許文献1】
特開平8-243171号公報(段落0028~0030、図10)

産業上の利用分野


本発明は、医療用チューブ同士を接続する医療用チューブ接続具に関し、より詳しくは、放射性同位元素を利用した放射性医薬品の製造装置に用いる医療用チューブ接続具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
直径1.6mm乃至3mmの医療用の2つのチューブを両端から挿入して前記2つのチューブ同士を接続する弾性材料からなる医療用チューブ接続具であって、
前記チューブの外径よりも小さい内径の中空部を有する筒状本体と、
前記中空部の内周面から環状に延出して前記2つのチューブの挿入深さを制限するとともに、前記中空部と同軸位置に、前記チューブの内径と同径の連通孔を形成するストッパ部と、
前記筒状本体の両側端に外嵌され、前記筒状本体の外径と略同一の内径を有する一対の押さえリングと、を有し、
前記筒状本体の外周面の両端部及び前記一対の押さえリングの内周面のうちのいずれか一方に、環状突条が形成され、
前記筒状本体の外周面の両端部及び前記一対の押さえリングの内周面のうちのいずれか他方に、前記環状突条と係合する環状溝が形成されていることを特徴とする医療用チューブ接続具。

【請求項2】
前記弾性材料は、フッ素樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の医療用チューブ接続具。

【請求項3】
前記環状溝の深さは、前記環状突条の突出高さよりも小さく形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の医療用チューブ接続具。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2004007296thum.jpg
出願権利状態 登録
放医研が保有する特許に、ご関心のある企業等はお問合せ下さい。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close