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粒子線照射用コンペンセータ及び粒子線照射用コンペンセータ製造装置

国内特許コード P07A009992
整理番号 NIRS-245
掲載日 2007年6月1日
出願番号 特願2005-246617
公開番号 特開2007-054537
登録番号 特許第4456045号
出願日 平成17年8月26日(2005.8.26)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
登録日 平成22年2月12日(2010.2.12)
発明者
  • 取越 正巳
  • 兼松 伸幸
  • 川上 秀之
出願人
  • 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
  • 加速器エンジニアリング株式会社
  • エイペックスメディカル株式会社
発明の名称 粒子線照射用コンペンセータ及び粒子線照射用コンペンセータ製造装置
発明の概要 【課題】 短時間に容易に作製できる精度の良い粒子線用コンペンセータ及びその製造装置を提供する。
【解決手段】 制御用計算機11がホルダードライブ部20を制御し、材料ホルダー21に保持されたシート状材料1をパンチング台座19に移動させ、放射線治療計画装置10が算出した各シート状材料1の形状データに基づき、制御用計算機11がパンチ位置走査駆動部17及びパンチ刃型18を制御して所望形状の空隙部分を形成する。このシート状材料1をCCDカメラ24で撮像し、パンチ加工駆動制御部/形状検査制御部16で検査した後、ホルダードライブ部20がシート材料1をコンペンセータブロックケース26中に積層する。
【選択図】 図4
従来技術、競合技術の概要


図6には、下記非特許文献1に記載された陽子線を用いる放射線治療装置の従来例が示される。図6において、放射線治療装置から照射された陽子線ビーム39は、散乱体40、41により散乱されてビームサイズが大きくされる。この陽子線ビーム39は、ビーム強度モニタ42により強度がモニタされ、装置の制御用のコンピュータ43に強度データが入力される。また、陽子線ビーム39は、水カラム44によりエネルギーが一様に減衰され、マルチリーフコリメータ45a,45bによりビーム幅が制限される。さらに、陽子線ビーム39は、コンペンセータ46により、そのエネルギーが人体47内の腫瘍等の照射ターゲット48の形状に合わせて減衰される。このコンペンセータ46は、水と同様なエネルギー減衰をもたらすアクリル樹脂等で構成される。



陽子線のような粒子線の場合、一般に表面より深い部分において放射線線量が大きくなる線量集中性を示すため、線量が一番大きくなる位置に腫瘍を配置して照射する必要がある。そこで、図6に示されるように、コンペンセータ46を、照射ターゲット48である腫瘍の最も深い位置の表面形状と同様な表面形状を有するように成型すれば、腫瘍への線量を最大にできるとともに、腫瘍のすぐ後方にある脊髄49等の放射線に弱い臓器に放射線を当てないように放射線を照射でき、脊髄49等を保護することができる。
【非特許文献1】
Medical Physics.10(3),May/June.1983,Kanai et al.

産業上の利用分野


本発明は、陽子線や炭素線等の粒子線を用いた粒子線治療装置とともに使用される粒子線照射用コンペンセータ及びその製造装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
一部が切除されたシート状材料が積層され、且つ相互に固定されて、患者の腫瘍位置と形状に対応した空隙が形成され、前記シート状材料には、積層されることで前記空隙を形成する空隙部分が、パンチングにより形成されていることを特徴とする粒子線照射用コンペンセータ。

【請求項2】
前記積層されたシート状材料は、互いに接着されて固定されていることを特徴とする請求項1または請求項記載の粒子線照射用コンペンセータ。

【請求項3】
前記積層されたシート状材料は、互いに溶着されて固定されていることを特徴とする請求項1または請求項記載の粒子線照射用コンペンセータ。

【請求項4】
前記積層されたシート状材料は、箱体内部に配置されて固定されていることを特徴とする請求項記載の粒子線照射用コンペンセータ。

【請求項5】
前記積層されたシート状材料は、テープにより固定されていることを特徴とする請求項1または請求項記載の粒子線照射用コンペンセータ。

【請求項6】
前記シート状材料は、積層された面が粒子線の照射方向と略直交する方向に積層されたことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項記載の粒子線照射用コンペンセータ。

【請求項7】
粒子線照射用コンペンセータの形状データを取得する形状データ取得手段と、
粒子線照射用コンペンセータのシート状材料を供給する材料供給手段と、
前記シート状材料をパンチング加工するパンチング加工手段と、
加工済みの前記シート状材料の形状を検査する形状検査手段と、
前記検査済みのシート状材料を組み立てる組立手段と、
を備え
前記パンチング加工手段は、前記シート状材料に、積層されることで患者の腫瘍位置と形状に対応した空隙を形成する空隙部分を、前記パンチング加工により形成する
ことを特徴とする粒子線照射用コンペンセータ製造装置。

【請求項8】
前記材料の組立手段は、前記シート状材料を積層する積層手段を含むことを特徴とする請求項記載の粒子線照射用コンペンセータ製造装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005246617thum.jpg
出願権利状態 登録
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