TOP > 国内特許検索 > 異物検出装置

異物検出装置

国内特許コード P07P005171
掲載日 2007年6月15日
出願番号 特願2005-334807
公開番号 特開2007-135925
登録番号 特許第5167529号
出願日 平成17年11月18日(2005.11.18)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
登録日 平成25年1月11日(2013.1.11)
発明者
  • 川原 知洋
  • 戸舎 稚詞
  • 金子 真
  • 宮田 義浩
  • 岡島 正純
  • 浅原 利正
出願人
  • 国立大学法人広島大学
発明の名称 異物検出装置
発明の概要

【課題】生体内に存在するしこり、腫瘍、マーカ等の異物を非接触で検知することができ、コンパクトで安全かつ操作性に優れ腹腔鏡下手術又は胸腔鏡下手術に好適に使用することができる異物検出方法及び装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る異物検出方法は、被測定物に空気を吹き付けたときに被測定物表面に生ずる変位振動を測定する段階と、被測定物の各位置において測定された変位振動に基づいて位相差を求める段階と、該位相差の程度により異物の有無を判別する段階と、からなる。また、異物検出装置は、被測定物に空気を吹き付ける加圧手段と、その吹き付けられる空気の圧力を検知する圧力計と、吹き付けられた空気により被測定物表面に生ずる変位振動を検知する変位計と、該変位計からの信号と前記圧力計からの信号に基づいて位相差を算出する演算手段と、該演算手段からの信号を出力する表示手段と、を有してなる。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


外科手術において体を大きく切り開く従来の開腹手術は、患者の負担が大きく回復が遅れること等の問題があるために、低侵襲の手術方法が導入され、例えば、腹腔鏡下手術や胸腔鏡下手術が次第に増加している。腹腔鏡下手術又は胸腔鏡下手術は、腹部や胸部に小さな穴を複数個開け、その穴から鉗子やカメラを入れて手術を行うものであり、迅速な手術を行うために、手術すべきしこり又は腫瘍、予め挿入されたマーカ等の位置を素早く特定することが求められている。



ところで、生体内に存在するしこりや腫瘍を検知する方法又は装置として、例えば特許文献1に、超音波振動子を生体に接触させその生体からの共振特性を検知することによりしこりや腫瘍の存在を検知することができる触覚センサが開示されている。また、特許文献2に、空気を噴射することができるノズルと、所定のパターンフィルタを通したラインレーザ光を投射するとともに反射光を受光する内視鏡と、該反射光を受光して視覚化する観察手段とからなる表面硬さ分布測定装置が提案されている。



特許文献3に、生体に接触させた振動子と、その生体からの反射波を検出する振動検出センサと、振動子への入力波形と振動検出センサからの出力波形との間に位相差を生じるときは、位相差がゼロにシフトさせる位相シフト回路とを有する生体のしこり検査装置が開示されている。また、特許文献4に、血管内に挿入されたセンサ部から、超音波等の振動を腫瘍等の患部である被測定部に向けて放射し、被測定部から反射してきた反射振動をセンサ部で受波し、信号処理部において、放射振動と反射振動の位相の変化に基づき、被測定部の硬さを測定する硬さ計測用カテーテルセンサが開示されている。




【特許文献1】特開2005-111280号公報

【特許文献2】特開2005-91265号公報

【特許文献3】特開2004-283547号公報

【特許文献4】特開2004-261233号公報

産業上の利用分野


被測定物の内部に異物が存在するか否かを検知する異物検出装置に係り、特に生体内に存在するしこり、腫瘍、マーカ等の異物を非接触で検知するのに好適な異物検出方法及び装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
被測定物に一定の周波数及び振幅を有する均一な強制振動を与えたときに計測域内に生ずる位相差に基づいて異物を検出する異物検出装置であって、
計測域に空気を吹き付ける加圧手段と、その吹き付けられる空気の圧力を検知する圧力計と、吹き付けられた空気により計測域内に生ずる変位振動を検知する変位計と、該変位計からの信号と前記圧力計からの信号の位相差を算出する演算手段と、該演算手段からの信号を出力する表示手段と、を有する異物検出装置。

【請求項2】
被測定物に一定の周波数及び振幅を有する均一な強制振動を与えたときに計測域内に生ずる位相差に基づいて異物を検出する異物検出装置であって、
計測域に空気を吹き付ける加圧手段と、吹き付けられた空気により計測域内に生ずる変位振動を検知する変位計と、該変位計からの信号を保存する記録手段と、該記録手段により記録された被測定物表面に生じた異なる位置の変位振動間の位相差を算出する演算手段と、該演算手段からの信号を出力する表示手段と、を有する異物検出装置。

【請求項3】
被測定物に一定の周波数及び振幅を有する均一な強制振動を与えたときに計測域内に生ずる位相差に基づいて異物を検出する異物検出装置であって、
計測域に空気を吹き付ける加圧手段と、吹き付けられた空気により計測域内に生ずる変位振動を検知する複数の変位計群と、該変位計群からの信号の位相差を算出する演算手段と、該演算手段からの信号を出力する表示手段と、を有する異物検出装置。

【請求項4】
変位計は、光ファイバセンサからなるものであることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の異物検出装置。

【請求項5】
表示手段は、演算手段からの信号をリサージュ図形として表示することができるものであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の異物検出装置。

【請求項6】
表示手段は、スピーカであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の異物検出装置。

【請求項7】
表示手段は、演算手段からの信号と内視鏡カメラからの映像を重ねて表示することができるものであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の異物検出装置。

【請求項8】
加圧手段は、コンプレッサ、空気タンク、レギュレータ、電磁弁、ノズル及び制御装置を有してなるものであることを特徴とする請求項1~7のいずれかに記載の異物検出装置。
産業区分
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2005334807thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close