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有機物の分解方法

国内特許コード P07P004416
整理番号 RJ008P33
掲載日 2007年6月22日
出願番号 特願2005-343676
公開番号 特開2007-143494
登録番号 特許第4444914号
出願日 平成17年11月29日(2005.11.29)
公開日 平成19年6月14日(2007.6.14)
登録日 平成22年1月22日(2010.1.22)
発明者
  • 原口 浩一
  • 田原 実
  • 片山 貴之
出願人
  • 科学技術振興機構
  • 海洋建設(株)
発明の名称 有機物の分解方法
発明の概要 【課題】貝の養殖の際に生じる沈降有機物を、実用的規模にて継続的に捕捉、分解することができる有機物の分解装置、および継続的な養殖が可能である貝の養殖方法を提供する。
【解決手段】養殖筏を用いて貝の養殖を行う際に生じる有機物の分解装置であって、養殖筏および該養殖筏直下の海底との間で、前記有機物を捕捉するための少なくとも一層の棚と、前記海底に配設され前記棚を支持する支持体とを具備する有機物の分解装置およびそれを用いた貝の養殖方法である。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】各地の閉鎖性海域において、養殖筏を使用した貝の養殖が行われているが、貝から生じる糞および擬糞などの沈降有機物が海底に堆積し、それらが分解されることにより、多量の溶存酸素が消費される。これにより、底層海水が貧酸素化となったり、還元的条件となった底泥から硫化水素等の有害物質が発生したりと、底質が悪化する。底質が悪化した養殖場の多くは主に貧酸素化によって生物が棲めなくなっており、有機物の分解の低下、貧酸素化、有害物質の発生、生物の減少と、悪循環に陥る。持続的に養殖筏を使用した養殖を行う際には、養殖場底質の改善は不可欠である。現在、貝等の養殖場の海底環境を改善する技術として、例えば、浚渫および海底耕耘を挙げることができる。浚渫とは、水底に堆積した土砂、ヘドロ等の底質を機械的に回収、除去することであり、海底耕耘とは海底の堆積物を攪拌し、酸化的な分解を促進する技術である。その他、改良剤散布および覆砂なども挙げることができる。また、非特許文献1には、カキ養殖場底質への有機物負荷軽減を目的として、カキ筏下に、カキ殻もしくは竹炭を詰めた籠またはサラン繊維でできたマットをつり下げることにより、カキ筏から海底へ沈降する糞や擬糞などの有機物を途中で捕捉、分解し、海底への沈降有機物の負荷を軽減する技術が開示されている。
【非特許文献1】日本水産学会誌, 70(5), 722-727(2004)
産業上の利用分野 本発明は有機物の分解装置およびそれを用いた貝の養殖方法に関し、詳しくは、養殖筏を用いて貝を養殖する際に生じる有機物の分解装置およびそれを用いた貝の養殖方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 養殖筏を用いて貝の養殖を行う際に生じる有機物を分解する方法であって、養殖筏および該養殖筏直下の海底との間で、貝殻を詰めた少なくとも一個の籠体にて形成され前記有機物を捕捉する棚を魚類等が入ることができる間隔で二層以上と、前記海底に配設され前記二層以上の棚を支持する支持体と、を具備する有機物の分解装置を用いることを特徴とする有機物の分解方法。
【請求項2】 前記分解装置の貝殻がアコヤ貝殻である請求項1記載の有機物の分解方法。
【請求項3】 前記籠体が二個以上である請求項1または2記載の有機物の分解方法。
産業区分
  • 水産
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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