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宇宙構造物 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P07A010079
整理番号 2005-0012
掲載日 2007年7月2日
出願番号 特願2005-276536
公開番号 特開2007-083924
登録番号 特許第4660763号
出願日 平成17年9月22日(2005.9.22)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
登録日 平成23年1月14日(2011.1.14)
発明者
  • 藤井 裕矩
  • 渡部 武夫
  • 草谷 大郎
出願人
  • 学校法人首都大学東京
発明の名称 宇宙構造物 コモンズ 新技術説明会
発明の概要

【課題】 テザー展開時の信頼性を高めること。
【解決手段】 第1構造物(2a)と、前記第1構造物(2a)から離隔可能な第2構造物(2b)と、前記第1構造物(2a)と前記第2構造物(2b)とを連結するテープ状のテザー(11)と、前記第2構造物(2b)が前記第1構造物(2a)から離隔する際に展開される前記テープテザー(11)が蛇腹状に折り畳まれて収容されるテープテザー収容部(13)と、を備えた宇宙構造物(2)。
【選択図】 図2

従来技術、競合技術の概要


人工衛星や太陽電池パネル等の宇宙構造物は、地球上で作製され、ロケット等の運搬装置を使用して宇宙空間に運搬している。しかし、ロケット等に積載可能なサイズや重量は限られているため、大型の宇宙構造物を建設、使用する場合には、搬送時には折り畳んで収容し、宇宙空間で展開したり、組み立てたりする必要がある。
このような、宇宙構造物において、運搬時の軽量化および宇宙空間における展開を容易にするための技術として、第1構造物と展開される第2構造物との間を、ケブラー(登録商標)等のアラミド繊維や、アルミを織り込んで作成された紐状、ワイヤー状のテザーで連結して収納し、宇宙空間で展開する技術が知られている。



宇宙開発の技術分野において前記テザーを使用する技術として、下記の従来技術(J01),(J02)が公知である。
(J01)特許文献1(特開平11-291995号公報)記載の技術
特許文献1には、親衛星(第1構造物)とテザー人工衛星(第2構造物)との間をテザーで連結した宇宙構造物において、テザーを巻き取る巻取り型の展開装置(リール)により、テザーの長さを調節する技術が記載されている。
(J02)特許文献2(特開2000-128097号公報)記載の技術
特許文献2には、テザー衛星の子衛星が射出された時に、ドラム(巻取り型の展開装置)に巻き取られたテザーを繰り出す技術において、繰り出す位置にかかわらず、テザーを常にドラムの軸方向と直角の状態で繰り出す技術が記載されている。




【特許文献1】特開平11-291995号公報(段落番号「0002」、第4図)

【特許文献2】特開2000-128097号公報(段落番号「0035」~「0036」、第1図)

産業上の利用分野


本発明は、人工衛星や太陽電池パネル、大気観測機、宇宙ステーション等で使用されるテザーを有する宇宙構造物に関し、特に、テープ状のテザーを使用する宇宙構造物に関する

特許請求の範囲 【請求項1】
宇宙空間に展開される第1構造物と、
前記第1構造物から離隔可能な第2構造物と、
前記第1構造物と前記第2構造物とを連結するテープ状のテザーと、
前記第2構造物が前記第1構造物から離隔する際に展開される前記テープテザーが蛇腹状に折り畳まれて収容されるテープテザー収容部と、
を備えたことを特徴とする宇宙構造物。

【請求項2】
前記テープテザーの展開速度を調整するブレーキ機構、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の宇宙構造物。

【請求項3】
前記テープテザーの一部に設けられたたるみ部と、
前記たるみ部の両端部を連結する破断防止部であって、展開中の前記テープテザーに衝撃が発生した場合に破断して緩衝することにより前記テープテザーの破断を防止する前記破断防止部と、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の宇宙構造物。

【請求項4】
切り欠きが形成された前記破断防止部、を備えたことを特徴とする請求項3に記載の宇宙構造物。

【請求項5】
前記第2構造物離隔時に繰り出された前記テープテザーの長さを計測するテザー繰り出し長さ計測装置、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の宇宙構造物。

【請求項6】
前記第2構造物離隔時に繰り出された前記テープテザーの張力を検出する張力検出装置、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の宇宙構造物。

【請求項7】
前記テープテザーの一端部が連結され、回転駆動時に前記テープテザーを巻き取るテザー巻き取り装置であって、前記第2構造物が離隔した状態で回転駆動して、前記テープテザーを巻き取り、前記第2構造物を前記第1構造物に接近させる前記テザー巻き取り装置、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の宇宙構造物。

【請求項8】
対向して配置された一対のテザー折り畳みアームを有し、
テープテザーが収容されるテープテザー収容部の内側に突出し且つ折り畳まれていない前記テープテザーに係合するテザー係合位置と、係合した前記テープテザーをテープテザー収容部の底部側に移動させて折り畳むテザー折り畳み位置と、前記テザー折り畳み位置から前記テープテザー収容部の外側に離脱したアーム離脱位置と、の間で、前記一対のテザー折り畳みアームを交互に移動させることにより、前記テープテザーを前記テープテザー収容部に蛇腹状に折り畳んで収容するテザー折り畳み装置、
を備えたことを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の宇宙構造物。
産業区分
  • 航空
  • 太陽熱利用
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2005276536thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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