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冬野菜スプラウトからの機能性抽出物の製造およびその用途 新技術説明会

国内特許コード P07P005256
整理番号 KANDAI-124
掲載日 2007年7月13日
出願番号 特願2005-372513
公開番号 特開2007-169246
登録番号 特許第4813174号
出願日 平成17年12月26日(2005.12.26)
公開日 平成19年7月5日(2007.7.5)
登録日 平成23年9月2日(2011.9.2)
発明者
  • 小幡 斉
  • 河原 秀久
出願人
  • 学校法人 関西大学
発明の名称 冬野菜スプラウトからの機能性抽出物の製造およびその用途 新技術説明会
発明の概要

【課題】スプラウトの状態で機能性物質を供給あるいは製造すること、ならびにそのような機能性物質の用途を開発する。
【解決手段】冬野菜種子を暗条件下にて発芽させ、次いで、明条件下にて発芽温度よりも低い温度においてスプラウトを得て、得られたスプラウトを抽出することにより得られる機能性抽出物、ならびにそれを含む食品、サプリメント、生体材料凍結保護剤、化粧品、飼料等。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


これまでに、低温下で棲息する生物が、不凍タンパク質をはじめとする種々の機能性物質を生産することが明らかにされている。それらのうち、不凍タンパク質は、冷凍食品分野における応用が期待されており、安全性の高い生物や新規のタンパク質について多くの報告がされている。例えば、不凍タンパク質に関しては、魚由来のもの(特許文献1等)や担子菌由来のもの(特許文献2等)、植物由来のもの(特許文献3、4等)や細菌由来のもの(特許文献5等)がある。また、安全性とは関係なく地衣類由来の不凍タンパク質(特許文献6等)がある。



不凍タンパク質のほかに、代表的な機能性物質としてはカルシウム結合蛋白や鉄結合蛋白が挙げられる。例えば、カニ殻由来のカルシウム結合蛋白はカルシウム吸収促進剤として使用可能であることが報告されており(特許文献7)、牛乳成分の鉄結合タンパク質であるラクトフェリンは多くの機能(骨強化剤、鉄強化飲料、ミネラル補給用医薬への利用)が期待されている(特許文献8、9等)。



植物の場合、一般に、農地などで栽培したものを収穫して、これらの機能性物質を製造している。一方、いわゆる植物工場における野菜の製造が、近年普及が初まっている。植物工場における技術は、主に水耕栽培における栽培技術が主なもので、これに関する報告は多い(特許文献10、11等)。しかしながら、植物工場における機能性物質の製造に関する報告は見あたらない。まして、これらの機能性物質をスプラウトの状態で供給あるいは製造する技術は全くないのが現状である。

【特許文献1】特開2004-83546号公報

【特許文献2】特開2003-66826号公報

【特許文献3】WO92/22581号公報

【特許文献4】欧州特許第843010号

【特許文献5】特開2004-161761号公報

【特許文献6】特公2002-508303号公報

【特許文献7】特願第2005-040786号明細書

【特許文献8】特開平10-176000号公報

【特許文献9】特開2000-279143号公報

【特許文献10】特開2002-142585号公報

【特許文献11】特開2003-274774号公報

産業上の利用分野


本発明は、冬野菜スプラウトから得られる機能性抽出物、それを含む食品に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記工程:
(a)小松菜種子を暗条件下にて発芽させ、次いで、明条件下にて発芽温度よりも低い温度においてスプラウトを成長させること;
(b)得られたスプラウトを抽出すること
を特徴とする、不凍活性を有する機能性抽出物の製造方法。

【請求項2】
下記工程:
(a)小松菜種子を暗条件下にて20℃~30℃で3日~14日間発芽させ、次いで、明条件下にて0℃~20℃未満で3日~14日間置くことによりスプラウトを得ること;
(b)得られたスプラウトを抽出すること
を特徴とする、請求項1記載の不凍活性を有する機能性抽出物の製造方法。

【請求項3】
工程(a)において、カルシウム分および/または鉄分を添加した水性媒体を用いて発芽および成長を行う、請求項1または2記載の製造方法。

【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載の方法により得られる、不凍活性を有する機能性抽出物。

【請求項5】
カルシウム結合活性を有するものである請求項記載の抽出物。

【請求項6】
鉄結合活性を有するものである請求項記載の抽出物。

【請求項7】
請求項~6のいずれか1項記載の抽出物を含む食品。

【請求項8】
冷凍食品である請求項7記載の食品。

【請求項9】
請求項~6のいずれか1項記載の抽出物を含むサプリメント。

【請求項10】
請求項~6のいずれか1項記載の抽出物を含む生体材料凍結保護剤。

【請求項11】
請求項~6のいずれか1項記載の抽出物を含む化粧品。

【請求項12】
請求項~6のいずれか1項記載の抽出物を含む飼料。
産業区分
  • 有機化合物
  • 農林
  • 食品
  • 薬品
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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