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吸着用木炭の製造方法

国内特許コード P07A010194
整理番号 9
掲載日 2007年8月8日
出願番号 特願2001-251336
公開番号 特開2003-054926
登録番号 特許第4065935号
出願日 平成13年8月22日(2001.8.22)
公開日 平成15年2月26日(2003.2.26)
登録日 平成20年1月18日(2008.1.18)
発明者
  • 北村 寿宏
  • 片山 裕之
出願人
  • 国立大学法人島根大学
発明の名称 吸着用木炭の製造方法
発明の概要 【課題】 この吸着用木炭の製造方法は,不活性ガス中に二酸化炭素を反応ガスとして使用し,炭化と賦活とを同時に進行させ,比表面積の大きい木炭を製造する。
【解決手段】 この吸着用木炭の製造方法は,不活性ガスの雰囲気中に,反応ガスとしての1~10容量%の二酸化炭素を供給して木材を炭化温度を700~1000℃の範囲内に温度調整して炭化温度を制御し,前記木材を炭化させると同時に,CとCO2 とによる2COの反応を生じさせて賦活を行わせ,比表面積を増大させる。
従来技術、競合技術の概要
従来,吸着剤としては活性炭が広く利用されてきた。活性炭は,椰子殻等の特殊の植物系材料を原料として一度炭化した後に,これを再度加熱し,水蒸気や二酸化炭素等を含む特定の雰囲気中で賦活を行い製造されている。この場合,原料が特定の原料に限定され,しかも,製造に炭化と賦活の2段階のプロセスを必要とする等の要因があり,木炭の歩留まりが低く,価格が高いものになっている。即ち,活性炭の製造方法は,一般的に,炭化と比表面積を大きくする処理の賦活から成る2段のプロセスで製造しているものである。
【0003】
また,特開平9-241014号公報に開示された活性炭の製造方法は,植物系又は鉱物系原料から一段焼成するだけで活性炭を製造するものであり,0.5~5容量%の酸素を含むガスとの接触の下で,植物系原料を400℃以上で焼成するものであり,また,鉱物系原料を500℃以上で焼成するものである。
産業上の利用分野
この発明は,廃木材等の木材から吸着性の大きい木炭を製造する吸着用木炭の製造方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 酸素を含有させずに,窒素ガス,アルゴンガス,ヘリウムガス,水素ガス及び一酸化炭素ガスの群から選択されるガスの少なくとも1種を含む不活性ガスの雰囲気中に,反応ガスとしての二酸化炭素を供給して木材を,800~900℃の範囲内に温度調整して,前記木材を炭化させると同時に,CとCO2 とによる2COの反応を生じさせて賦活を行わせ比表面積を増大させる制御を行うことにより,比表面積を増大させることから成る吸着用木炭の製造方法。
【請求項2】 前記不活性ガスとして窒素ガスを使用し,前記窒素ガスに供給される前記反応ガスの前記二酸化炭素の供給量は,1~10容量%に制御して前記二酸化炭素を炭化炉内に流通させることから成る請求項に記載の吸着用木炭の製造方法。
【請求項3】炉からの排ガスを木材炭化炉へ導き,その熱エネルギーによって前記木材の炭化処理を行うことから成る請求項1又は2に記載の吸着用木炭の製造方法。
【請求項4】 前記木材として廃木材をサイジングしたものを用い,前記木材の炭化処理を行って前記木炭及び木酢液を製造することから成る請求項1~のいずれか1項に記載の吸着用木炭の製造方法。
産業区分
  • 無機化合物
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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