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突入電流抑制方法

国内特許コード P07A010198
整理番号 13
掲載日 2007年8月8日
出願番号 特願2002-269465
公開番号 特開2004-112882
登録番号 特許第3829192号
出願日 平成14年9月17日(2002.9.17)
公開日 平成16年4月8日(2004.4.8)
登録日 平成18年7月21日(2006.7.21)
発明者
  • 田中 俊彦
出願人
  • 国立大学法人島根大学
発明の名称 突入電流抑制方法
発明の概要

【課題】単相回路であっても三相回路であっても簡便な構成で突入電流を抑制する突入電流抑制方法を提供すること。
【解決手段】主変圧器102を用いて電源101の電圧を降圧する回路において適用する突入電流抑制方法であって、整合用変圧器134を介して電力変換器131を主変圧器102と直列接続し、電力変換器131を主変圧器102の制動抵抗として動作させる。また、電力変換器131の動作を停止する際に所定の時間をかけてその出力電圧を減少させる。
【選択図】    図1

従来技術、競合技術の概要
従来より、工場などの電力需要施設では変電所からの電力を引き入れるための受電設備を構内に有している。受電設備には、電圧を下げるための受電端大型変圧器に加えて、電路における地絡事故時や短絡事故時に動作する遮断機などの保護設備が設置されている。また、施設規模が大きく構内に建物が複数ある場合には、受電端大型変圧器の下位に、複数の中型変圧器やそれに付随する遮断器を設けて回路的に独立させている。これにより、ひとつの建物を停電させる場合でも他の施設は十全に電力供給することが可能となっている。
【0003】
しかしながら、大型変圧器や中型変圧器を無負荷で不用意に電源に接続(投入)すると、定格電流の数十倍の電流、すなわち突入電流が発生することが知られている。受電端大型変圧器の定格電流を超えた突入電流が生じると、第1に、構内回路外側直近に設けられている遮断器が誤作動し、構内総てが停電してしまうという問題点があった。これは、中型変圧器に対して突入電流が生じても起こりうる問題である。
【0004】
また、構内全体の停電を引き起こさなかった場合であっても、電圧波形が大きく歪み、場合によっては構内の他の建物の機器を含めて誤作動の原因となる場合があった。例えば、総合病院や大学の研究機関など、停止してはいけない機器が動作している施設では、このような誤動作は許されない。
【0005】
従来では、これらの問題を解決するために、単相回路では電源投入位相を調整する方法が用いられている。また、三相回路では、突入電流抑制抵抗を内蔵した変圧器が知られている(水野和宏ら「励磁突流抑制変圧器の開発」,電気学会静止器研究会資料,SA-94-29,(1994))。また、高速電流応答を有するPWM変換器を変圧器と並列接続し、突入電流を供給することで電源側における電圧瞬時低下などを抑制する方法も知られている(藤原勝次ら「並列形アクティブフィルタを用いた変圧器励磁突入電流補償回路」、平成10年電気学会全国大会,No.830)。
産業上の利用分野
本発明は、変圧器の突入電流抑制方法に関し、特に、電圧形インバータを用いた突入電流抑制方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】変圧器を用いて電源電圧を降圧する回路において適用する突入電流抑制方法であって、整合用変圧器を介して電圧形インバータを電源側において前記変圧器と直列接続し、当該電圧形インバータを、前記変圧器に流入する電流に応じて当該電流に任意のゲインを乗じた値の所定電圧を出力させることにより前記変圧器の制動抵抗として動作させることを特徴とする突入電流抑制方法。
【請求項2】前記電圧形インバータの動作を停止する際に所定の時間をかけて当該電圧形インバータの出力電圧を減少させて二次突入を防止するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の突入電流抑制方法。
産業区分
  • 変電
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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