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後作植物判定方法および植物の連続栽培方法

国内特許コード P07A010208
整理番号 31
掲載日 2007年8月8日
出願番号 特願2003-423798
公開番号 特開2005-176748
登録番号 特許第4238320号
出願日 平成15年12月19日(2003.12.19)
公開日 平成17年7月7日(2005.7.7)
登録日 平成21年1月9日(2009.1.9)
発明者
  • 浅尾 俊樹
  • 元木 悟
出願人
  • 学校法人島根大学
発明の名称 後作植物判定方法および植物の連続栽培方法
発明の概要

【課題】 アレロパシー物質を放出する可能性のある植物の後作に適した植物を、短期間で簡易に選定することのできる後作植物判定方法を提供すること。
【解決手段】 後作植物判定方法は、アレロパシー物質を放出する可能性のある植物を水耕栽培する植物栽培工程と、植物栽培工程で水耕栽培した後の培養液を採取する培養液採取工程と、培養液採取工程で採取した培養液の養分濃度を未使用の培養液の養分濃度と同じになるよう調整し、判定用培養液を生成する判定用培養液生成工程と、後作に用いる植物の候補とする候補植物を、判定用培養液と未使用の培養液とを用いて水耕栽培する候補植物栽培工程と、未使用の培養液で水耕栽培した候補植物の生育状態と判定用培養液で水耕栽培した候補植物の生育状態とを比較し、候補植物が後作に適した植物かどうかを判定する候補植物判定工程と、を含む。

従来技術、競合技術の概要


植物を同じ場所で栽培すると、種類によっては生育不良いわゆる連作障害を起こし、生産効率が低下してしまうものがある。連作障害の一因は、植物が放出したアレロパシー物質が自身に対する生育抑制物質として働き、自家中毒を起こすためである。この連作障害を回避するため、異なる種類の植物を栽培していく輪作が一般的に行われている。



また、輪作は、年間を通じて農地を利用することもできるので、土地の利用効率を向上させるために行われる場合もある。

産業上の利用分野


本発明は、野菜などの植物の輪作および連作の組合せを判定する方法に関し、特に、アレロパシー物質を放出する可能性のある植物の後作に適した植物を選定するのに水耕栽培を用いる後作植物判定方法、および、当該方法を適用した植物の連続栽培方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
アレロパシー物質を放出する可能性のある植物の後作に適した植物を選定するための後作植物判定方法であって、
前記アレロパシー物質を放出する可能性のある植物を水耕栽培する植物栽培工程と、
前記植物栽培工程で水耕栽培した後の培養液を採取する培養液採取工程と、
前記培養液採取工程で採取した培養液の養分濃度を未使用の培養液の養分濃度と同じになるよう調整し、判定用培養液を生成する判定用培養液生成工程と、
後作に用いる植物の候補とする候補植物を、前記判定用培養液と前記未使用の培養液とを用いて水耕栽培する候補植物栽培工程と、
前記未使用の培養液で水耕栽培した前記候補植物の生育状態と前記判定用培養液で水耕栽培した前記候補植物の生育状態とを比較し、前記候補植物が後作に適した植物かどうかを判定する候補植物判定工程と、
を含んだことを特徴とする後作植物判定方法。

【請求項2】
アレロパシー物質を放出する可能性のある植物の後作に適した植物を選定するための後作植物判定方法であって、
前記アレロパシー物質を放出する可能性のある植物を水耕栽培する植物栽培工程と、
前記植物栽培工程で水耕栽培した後の培養液を採取する培養液採取工程と、
前記培養液採取工程で採取した培養液の養分濃度を未使用の培養液の養分濃度と同じになるよう調整し、判定用培養液を生成する判定用培養液生成工程と、
当該判定用培養液生成工程における養分濃度調整の前または後に、培養液を活性炭に接触させて、生育抑制物質として働くアレロパシー物質が活性炭により吸着されるかどうかを確認するための活性炭処理済判定用培養液を生成する活性炭処理済判定用培養液生成工程と、
後作に用いる植物の候補とする候補植物を、前記判定用培養液と前記活性炭処理済判定用培養液と前記未使用の培養液とを用いて水耕栽培する候補植物栽培工程と、
前記未使用の培養液で水耕栽培した前記候補植物の生育状態に対して、前記判定用培養液で水耕栽培した前記候補植物の生育状態と前記活性炭処理済判定用培養液で水耕栽培した前記候補植物の生育状態とを比較し、土壌或いは培養液に活性炭を添加すれば生育抑制が生じず前記候補植物が後作に適する植物となるかどうかを判定する候補植物判定工程と、
を含んだことを特徴とする後作植物判定方法。

【請求項3】
請求項1に記載の後作植物判定方法を適用した植物の連続栽培方法であって、
前記植物栽培工程で水耕栽培された植物を前作に用い、
前記候補植物判定工程で後作に適していると判定された植物を後作に用いることを特徴とする植物の連続栽培方法。

【請求項4】
請求項2に記載の後作植物判定方法を適用した植物の連続栽培方法であって、
前記植物栽培工程で水耕栽培された植物を前作に用い、
後作に用いる土壌または培養液へ活性炭を添加して、前記候補植物判定工程で後作に適していると判定された植物を後作に用いることを特徴とする植物の連続栽培方法。
産業区分
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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