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インスリン分泌誘導剤及びインスリン分泌誘導組成物

国内特許コード P07P004971
整理番号 T80
掲載日 2007年8月31日
出願番号 特願2006-029965
公開番号 特開2007-209214
登録番号 特許第4520951号
出願日 平成18年2月7日(2006.2.7)
公開日 平成19年8月23日(2007.8.23)
登録日 平成22年5月28日(2010.5.28)
発明者
  • 豊島 秀男
  • 横尾 友隆
  • 山田 信博
出願人
  • 学校法人埼玉医科大学
発明の名称 インスリン分泌誘導剤及びインスリン分泌誘導組成物
発明の概要

【課題】 インスリン分泌誘導剤、インスリン分泌誘導組成物及びその製造方法、遺伝子治療用ウイルスベクターを提供すること。
【解決手段】 本発明のインスリン分泌誘導剤は、膜タンパクTm4sf20(Transmembrane 4 L six family member 20)をコードするDNAとして公知のDNAなどによりコードされるアミノ酸配列を有するポリペプチドやそのフラグメントを有効成分とする。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


今日本人のライフスタイルの欧米化により、糖尿病、高脂血症、高血圧や肥満といった生活習慣病がクローズアップされている。このような中で消化管は食事中の栄養分を吸収するだけでなく消化管ホルモンを産生する内分泌器官として注目されており、胃で産生されるグレリンの他、消化管から分泌されるグルカゴン様ペプチド-1(Glucagon-like peptide-1:GLP-1)や胃酸分泌抑制ポリペプチド(Gastric inhibitory polypeptide:GIP)などが既にクローニングされている。グレリンは摂食亢進作用を持ちエネルギー代謝と関連がある。GLP-1やGIPはインクレチンとして食事負荷により膵臓に働きインスリン分泌を誘導する。また、GIPは脂肪にも発現しておりGIPレセプターのノックアウトマウスは痩せる事からも肥満との関連も示唆されている。このように、消化管ホルモンはエネルギー代謝や摂食行動などに関わっており、生活習慣病においてその成因の新しいメカニズムの解明につながってきている。しかしながら、消化管ホルモンの全容は未だ明らかにされておらず、不明な部分も多い。

産業上の利用分野


本発明は、糖尿病をはじめとする種々の代謝性疾患の治療に有効なインスリン分泌誘導剤及びインスリン分泌誘導組成物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
次の(a)~(c)の少なくともいずれか1つを有効成分とするインスリン分泌誘導剤;
(a)配列番号1又は配列番号4に記載の塩基配列からなるDNAによりコードされるアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(b)配列番号1又は配列番号4に記載の塩基配列からなるDNAによりコードされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、インスリン分泌誘導作用を持つポリペプチド、
(c)インスリン分泌誘導作用を持つ(a)又は(b)のポリペプチドのフラグメント。

【請求項2】
配列番号4に記載の塩基配列からなるDNAによりコードされるアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、インスリン分泌誘導作用を持つポリペプチドが配列番号7に記載の塩基配列からなるDNAによりコードされるアミノ酸配列からなるポリペプチドである請求項1記載のインスリン分泌誘導剤。

【請求項3】
次の(d)~(f)の少なくともいずれか1つを有効成分とするインスリン分泌誘導剤;
(d)配列番号3又は配列番号6に記載のアミノ酸配列からなるポリペプチド、
(e)配列番号3又は配列番号6に記載のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、インスリン分泌誘導作用を持つポリペプチド、
(f)インスリン分泌誘導作用を持つ(d)又は(e)のポリペプチドのフラグメント。

【請求項4】
配列番号6に記載のアミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が置換、欠失及び/又は付加されたアミノ酸配列からなり、かつ、インスリン分泌誘導作用を持つポリペプチドが配列番号9に記載のアミノ酸配列からなるポリペプチドである請求項3記載のインスリン分泌誘導剤。

【請求項5】
インスリン分泌誘導作用を持つポリペプチドのフラグメントが配列番号10に記載のアミノ酸配列を少なくとも含むポリペプチドである請求項3記載のインスリン分泌誘導剤。

【請求項6】
インスリン分泌誘導作用を持つポリペプチドのフラグメントが配列番号11に記載のアミノ酸配列を少なくとも含むポリペプチドである請求項3記載のインスリン分泌誘導剤。

【請求項7】
インスリン分泌誘導作用を持つポリペプチドのフラグメントが配列番号12に記載のアミノ酸配列を少なくとも含むポリペプチドである請求項3記載のインスリン分泌誘導剤。

【請求項8】
配列番号3に記載のアミノ酸配列からなるポリペプチド、配列番号6に記載のアミノ酸配列からなるポリペプチド、配列番号9に記載のアミノ酸配列からなるポリペプチド、配列番号10に記載のアミノ酸配列を少なくとも含むポリペプチド、配列番号11に記載のアミノ酸配列を少なくとも含むポリペプチド、配列番号12に記載のアミノ酸配列を少なくとも含むポリペプチド、の少なくともいずれか1つを有効成分として含有するインスリン分泌誘導組成物。
産業区分
  • 微生物工業
  • 有機化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2006029965thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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