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映像変更装置、映像変更方法および映像変更プログラム

国内特許コード P07A010396
掲載日 2007年8月31日
出願番号 特願2005-301072
公開番号 特開2007-110571
登録番号 特許第4654330号
出願日 平成17年10月14日(2005.10.14)
公開日 平成19年4月26日(2007.4.26)
登録日 平成23年1月7日(2011.1.7)
発明者
  • 北澤 仁志
  • 田中 聡久
  • 薮田 顕一
出願人
  • 学校法人東京農工大学
発明の名称 映像変更装置、映像変更方法および映像変更プログラム
発明の概要

【課題】
閲覧無権限者には移動オブジェクトの本来の把握が不可能となる映像を表示する一方、閲覧権限者には個人認証を行うことで原映像の閲覧を可能とする。
【解決手段】
映像変更装置1は、前記原映像中の前記移動オブジェクトを検出する移動オブジェクト抽出手段11と、異形態移動オブジェクト作成手段12と、移動オブジェクトデータ埋込み手段13と、変更映像作成手段14とを備える。異形態移動オブジェクト作成手段12は、移動オブジェクト抽出手段により検出した前記移動オブジェクトから、輪郭が前記移動オブジェクトの輪郭と同じまたは概略同じであり、前記輪郭内の全部が透明である異形態移動オブジェクト、輪郭内の模様の全部が前記移動オブジェクトの模様と異なる前記異形態移動オブジェクトを作成する。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


近年、犯罪の捜査・発見・抑止等のために、街頭、集合住宅のロビー・エレベータ等にモニタカメラが設置されるようになっている(特許文献1参照)。
通常、この種のモニタカメラにより撮影された映像は管理されており、犯罪が生じたとき等、閲覧権限を持つ者(本明細書では、「閲覧権限者」と言う)にのみ開示される。しかし、この管理が適正に行われずに、権限がない者(本明細書では「閲覧無権限者」と言う)が撮影映像を閲覧した場合には、映像中の人物のプライバシが侵害されるといった問題が生じる。この種の問題は、映像中の自動車のナンバプレートが認識できるような場合において、閲覧無権限者が映像を閲覧する場合にも生じる。



一方、従来、映像中の人物、自動車等の移動オブジェクトを、透明化、シルエット化、モザイク化または低解像度化する技術が知られている。たとえば、移動オブジェクトを透明化した場合には当該移動オブジェクトは輪郭のみで表示され、シルエット化した場合には輪郭内部が単一色,模様等で置き換えられて表示される。また、移動オブジェクトをモザイク化した場合には、もとの移動オブジェクトを多数区画に分割してなるブロックの配置がランダムに置き換えられて表示され、低解像度化した場合にはもとの移動オブジェクトよりも解像度が低く表示される。

産業上の利用分野


本発明は、人物,自動車等の映像中のプライバシ保護すべき移動オブジェクトの原映像を見る権限がない者に移動オブジェクトの本来の把握が不可能となる映像を表示する一方、本来のテクスチャーの把握を必要とする前記権限がある者に原映像の閲覧を可能とする、映像変更装置、映像変更方法、および映像変更プログラムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
原映像中の移動オブジェクトを、異形態移動オブジェクトに置き換えて変更映像を作成する映像変更装置であって、
前記原映像中の前記移動オブジェクトを検出する移動オブジェクト抽出手段と、
前記移動オブジェクト抽出手段により抽出した前記移動オブジェクトから、
(A)輪郭が前記移動オブジェクトの輪郭と同じまたは概略同じであり、
(a)前記輪郭内の全部が透明である前記異形態移動オブジェクト、または、
(b)前記輪郭内の模様の全部が前記移動オブジェクトの模様と異なる前記異形態移動オブジェクト、あるいは、
(B)輪郭が前記移動オブジェクトの輪郭と異なり、
(a)前記輪郭内の全部が透明である前記異形態移動オブジェクト、または、
(b)前記輪郭内の模様の全部が前記移動オブジェクトの模様と異なる前記異形態移動オブジェクト、
の何れかを作成する、異形態移動オブジェクト作成手段と、
前記移動オブジェクトのうち前記異形態移動オブジェクトに現れない部分の画像データを、前記原映像の前記異形態移動オブジェクトを除く領域に不可視情報として埋め込み、不可視情報埋め込み映像を生成する移動オブジェクトデータ埋込み手段と、
前記異形態移動オブジェクトを、前記不可視情報が埋め込まれた映像に重ね合わせて、変更映像を作成する変更映像作成手段と、
を備えたことを特徴とする映像変更装置。

【請求項2】
移動オブジェクトデータ埋込み手段は、前記不可視情報に復号鍵を設定することを特徴とする請求項1に記載の映像変更装置。

【請求項3】
前記原映像を取得する撮影手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の映像変更装置。

【請求項4】
前記変更映像を保存する変更映像保存手段を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の映像変更装置。

【請求項5】
前記変更映像を表示する変更映像表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の映像変更装置。

【請求項6】
原映像上の移動オブジェクトを、異形態移動オブジェクトに置き換えて変更映像を作成する映像変更方法であって、
前記原映像上の前記移動オブジェクトを検出する移動オブジェクト検出ステップと、
前記移動オブジェクト検出ステップにおいて検出した前記移動オブジェクトから、
(A)輪郭が前記移動オブジェクトの輪郭と同じまたは概略同じであり、
(a)前記輪郭内の全部が透明である異形態移動オブジェクト、または、
(b)前記輪郭内の模様の全部が前記移動オブジェクトの模様と異なる異形態移動オブジェクト、あるいは、
(B)輪郭が前記移動オブジェクトの輪郭と異なり、
(a)前記輪郭内の全部が透明である異形態移動オブジェクト、または、
(b)前記輪郭内の模様の全部が前記移動オブジェクトの模様と異なる異形態移動オブジェクト、
の何れかを作成する、
異形態移動オブジェクト作成ステップと、
前記移動オブジェクトのうち前記異形態移動オブジェクトに現れない部分の画像データを、前記原映像の前記異形態移動オブジェクトを除く領域に不可視情報として埋め込み不可視情報埋込み映像を生成する移動オブジェクトデータ埋込みステップと、
前記異形態移動オブジェクトを、前記不可視情報が埋め込まれた前記不可視情報埋込み映像に重ね合わせて、変更映像を作成する変更映像作成ステップと、
を有することを特徴とする映像変更方法。

【請求項7】
前記移動オブジェクトデータ埋込みステップでは、前記不可視情報に復号鍵を設定することを特徴とする請求項に記載の映像変更方法。

【請求項8】
前記原映像を取得する撮影ステップを備えたことを特徴とする請求項6または7に記載の映像変更方法。

【請求項9】
前記変更映像を保存する変更映像保存ステップを有することを特徴とする請求項6からの何れかに記載の映像変更方法。

【請求項10】
前記変更映像を表示する変更映像表示ステップを有することを特徴とする請求項6からの何れかに記載の映像変更方法。

【請求項11】
請求項6に記載の各ステップを実行するプログラムモジュールまたはプログラムライブラリー、またはさらに、請求項7、8、9または10の各ステップを実行するプログラムモジュールまたはプログラムライブラリーを含むことを特徴とする映像変更プログラム。
産業区分
  • 事務機
  • 自動車
  • テレビ
  • 計算機応用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005301072thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
※ 国立大学法人東京農工大学では、先端産学連携研究推進センターにおいて、知的財産の創出・権利化・活用に取り組んでいます。上記の特許・技術の内容および導入に興味・関心がありましたら、当センターまでお気軽にお問い合わせください。


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