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Jab1/COP9シグナロソームを利用した細胞増殖等の制御方法

国内特許コード P07A010514
整理番号 P03-42
掲載日 2007年9月14日
出願番号 特願2004-075355
公開番号 特開2005-261232
登録番号 特許第4510490号
出願日 平成16年3月16日(2004.3.16)
公開日 平成17年9月29日(2005.9.29)
登録日 平成22年5月14日(2010.5.14)
発明者
  • 加藤 順也
  • 友田 紀一郎
  • 加藤 規子
出願人
  • 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学
発明の名称 Jab1/COP9シグナロソームを利用した細胞増殖等の制御方法
発明の概要

【課題】 Jab1/COP9シグナロソームを利用した細胞増殖等の制御方法を提供すること。
【解決手段】 Jab1遺伝子の発現又はJab1蛋白の活性を制御することにより、動物細胞の増殖、死、分化、又は癌化を調節する方法。例えば、Jab1遺伝子の発現を抑制することにより、がん細胞やプライマリー細胞の増殖を抑制する方法が挙げられる。Jab1遺伝子の発現を亢進することにより、プライマリー細胞の増殖を促進することも可能である。Jab1遺伝子を破壊・改変した動物や細胞は、がんや炎症性疾患など各種疾患の診断法や治療法の開発、治療薬のスクリーニングなどに利用可能である。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


COP9シグナロソーム(CSN)は、図17に示すように、細胞内外の様々なシグナルを細胞内のシグナルに変換し、その下流の様々な機能分子を介して種々の細胞応答を誘導する高次生命調節機構である。本発明者は、その第5サブユニットであるJab1(CSN5)に着目し、研究解析を進めた結果、これまでに(1)Jab1はCdk阻害タンパク質p27の分解を促進すること、(2)Jab1遺伝子を哺乳類繊維芽細胞に過剰発現させると、細胞増殖における血清依存性が減少すること、(3)膵臓がん細胞において、細胞質及び核の双方にJab1蛋白の強い発現が観察されること、等を明らかにした(下記の非特許文献1・2参照)。




【非特許文献1】Nature, Vol.398, No.6723, pp.160-165, 11 March 1999

【非特許文献2】Oncology Reports 11: 277-284, 2004

産業上の利用分野


本発明は、Jab1/COP9シグナロソームを利用した細胞増殖等の制御方法に関する。本発明は、細胞増殖の抑制又は促進を目的とする各種用途に利用できるほか、抗がん剤及び抗炎症剤のスクリーニング方法等としても利用し得るものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ゲノム中のJab1遺伝子配列の全部又は一部を改変することにより得られ、相同染色体上の一方又は双方のJab1遺伝子が破壊されたJab1ノックアウト細胞を用いた抗炎症剤のスクリーニング方法。

【請求項2】
ゲノム中のJab1遺伝子配列の全部又は一部を改変することにより得られ、相同染色体上の一方又は双方のJab1遺伝子が破壊されたJab1ノックアウト非ヒト動物を用いた抗炎症剤のスクリーニング方法。

【請求項3】
Jab1遺伝子の発現又はJab1蛋白の活性を制御することにより、ES細胞の増殖又は死を調節する方法。

【請求項4】
Jab1遺伝子の発現又はJab1蛋白の活性を抑制することにより、ES細胞の増殖を抑制する方法。

【請求項5】
Jab1遺伝子の発現又はJab1蛋白の活性を亢進することにより、ES細胞の増殖を促進する方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 畜産
  • 薬品
  • 治療衛生
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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