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花穂整形器

国内特許コード P07A010618
掲載日 2007年10月4日
出願番号 特願2005-267539
公開番号 特開2007-075014
登録番号 特許第4631017号
出願日 平成17年9月14日(2005.9.14)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
登録日 平成22年11月26日(2010.11.26)
発明者
  • 薬師寺 博
  • 東 暁史
  • 上野 俊人
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 花穂整形器
発明の概要

【課題】花穂に付いている複数の小穂の切除が容易に行なえ、作業時間を大幅に短縮でき、小穂の切除作業中に、穂軸に傷つけることがない花穂整形器を提供する。
【解決手段】1本の穂軸2から複数の小穂3,3…が突出して付いている花穂1から、所定の小穂を残し他の小穂を除去する花穂整形器10は、相互に接近離間が可能で対向する端面同士の少なくとも一部の領域が接触可能な一対のアーム11,12と、対向する端面の接触可能な領域の一部に形成された切欠き部と、切欠き部の内周面に沿うようにして立設されているガイド部材16,17と、ガイド部材の少なくとも一方の先端に形成された切刃18,19とを備える。一対のアームの少なくとも一方は、対向する端面同士を合わせるための位置決め部材22、23を備えると好ましい。
【選択図】 図4

従来技術、競合技術の概要


例えば、ブドウの栽培管理のうち、有核および無核栽培ともに花穂整形(または切り込み)は必須作業である。現在、例えばブドウの主要品種となっている「巨峰」系4倍体ブドウでは、花振るい防止や種なしブドウの需要拡大に伴い、花穂整形の重要性は益々増加している。ブドウの花穂整形とは、花振るいの防止や果房の形を整えるために行い、花穂の大きな品種や岐肩(副穂)のある房では欠かせない作業である。



一般に、花穂整形ではハサミを使用し、一花穂につき10~20回ハサミを小刻みに使用して小穂を切り取る。ほとんどが棚栽培であるため、花穂整形時には腕を長時間上げた状態でハサミを使用し続けなければならない。一部の農家では、省力・軽労化法(労力軽減対策)として指で小穂をそぎ落とすことで対応している。



しかし、花穂整形は開花期の短期間内に多数の花穂に対して実施する必要があるため、ブドウ栽培の中でも重労働の一つであり、規模拡大のネックになっている。そのため、簡便な操作で、短時間に効率良く花穂整形できる器具や装置等の開発が望まれている。



従来、この種の花穂整形を行なう器具としては、例えば、特許文献1に記載のブドウ花穂セットはさみがある。このセットはさみは、ブドウの花穂を、変形はさみと楕円形の穴を一体化させて、セット、花穂の形を整形する道具である。また、特許文献2には、2枚の切刃を枢軸で連結し、その切刃側に親指と人差指を各々挿入する指筒を設け、一つの切刃縁を円弧状に湾凸成した反り刃とし他の切刃縁を前記切刃縁に対応して円弧状に湾凹成した鋸刃としている青果採切器が記載されている。さらに、特許文献3には、指挟環に親指と人差し指に装着し、指を折り曲げて押圧部を押動することにより、果枝を切断する剪定鋏が記載されている。




【特許文献1】登録実用新案第3068123号公報

【特許文献2】実開昭61-165152号公報

【特許文献3】実開平1-079943号公報

産業上の利用分野


本発明は、農業分野等で用いられる花穂整形器に係り、特に、ブドウ等の栽培時に花穂から不要な小穂を除去して整形する花穂整形器に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
1本の穂軸から複数の小穂が突出して付いている花穂から、所定の小穂を残し他の小穂を除去する花穂整形器であって、
相互に接近離間が可能な一対のアームであって対向する端面同士の少なくとも一部に接触可能な領域を有する一対のアームと、
前記接触可能な領域の一部に形成された切欠き部と、
前記切欠き部の内周面に沿うようにして立設されているガイド部材と、
前記ガイド部材の少なくとも一方の先端に形成された切刃と、を少なくとも備えることを特徴とする花穂整形器。

【請求項2】
前記一対のアームの少なくとも一方は、該一対のアームの対向する前記端面同士を合わせるための位置決め部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の花穂整形器。

【請求項3】
前記一対のアームは、各々指を挿入できる指リングを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の花穂整形器。

【請求項4】
前記一対のアームは、該アームを相互に離間させるバネ部を備えていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の花穂整形器。

【請求項5】
前記ガイド部材は、前記一対のアームの両側から前記端面方向に立設され、前記切刃は、前記ガイド部材の突出した両端部に形成されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の花穂整形器。
産業区分
  • 農林
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2005267539thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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