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ビフェニル誘導体オリゴマーおよび液晶 コモンズ

国内特許コード P07A010661
掲載日 2007年10月4日
出願番号 特願2002-239760
公開番号 特開2004-075623
登録番号 特許第4192231号
出願日 平成14年8月20日(2002.8.20)
公開日 平成16年3月11日(2004.3.11)
登録日 平成20年10月3日(2008.10.3)
発明者
  • 板原 俊夫
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 ビフェニル誘導体オリゴマーおよび液晶 コモンズ
発明の概要

【課題】一般的な低分子液晶の物性とは異なる物性をもつ純粋な多量体型の液晶オリゴマーの合成を目指す。
【解決手段】下記式I
【化1】

(式中、p=1、2,3; q=0,1,2; n,m,k=3~12)
で示されるビフェニル誘導体オリゴマー。
【効果】本発明の液晶オリゴマーの特徴的な物性は、一般の低分子液晶とは異なり透明点の大きなエンタルピー変化と液晶から固体状態に変わる際に液晶構造をそのまま保っているという点にある。このことは流動性のある液晶構造を操作することにより、その固体状態の構造を制御できる点で極めて有用である。
【選択図】    なし

従来技術、競合技術の概要
4-シアノ-4’-ヒドロキシビフェニルのアルキル置換体は重要な低分子液晶である(液晶辞典、日本学術振興会、液晶部会、1994、培風館、p252、付表2-5;以下先行技術1という)。4-シアノ-4’-ヒドロキシビフェニルを式IVの化合物と反応させて、4-シアノ-4’-ヒドロキシビフェニルをメチレン鎖で連結した液晶二量体の合成が知られている(J. W. Emsley, G. R. Luckhurst, G. N. Shilstone, およびI. Sage, Mol. Cryst. Liq. Cryst. 1984, 102, pp223-233; 以下先行技術2という)。
【0003】
先行技術2の4-シアノ-4’-ヒドロキシビフェニルをメチレン鎖で連結した液晶二量体の間に4、4’-ジヒドロキシビフェニルや4、4’-ジヒドロキシアゾベンゼンなどの液晶化合物1つを挿入した液晶三量体の合成が知られている(Furuya, K. AsahiおよびA. Abe, PolymerJ., 1986, 18, pp779-782; T. Ikeda, T. Miyamoto, S. Kurihara, M. TsukadaおよびS. Tezuka, Mol. Cryst. Liq. Cryst., 1990, 182B, pp357-371; C. T. ImurieおよびG. R. Kuckhurst, J. Mater. Chem., 1998, 8, pp1339-1343;以下先行技術3という)。さらに先行技術2の液晶二量体の間に液晶化合物としてアゾメチン構造を2つ挿入した液晶四量体の合成が知られている(C. T. Imurie, D. Stewart, C. Remy, D. W. ChristieおよびR. Harding, J. Mater. Chem., 1999, 9,pp2321-2335;以下先行技術4という)。
特許請求の範囲 【請求項1】 式I
【化学式1】
(式中、p=1、2,3; q=0,1,2; n,m,k=3~12)
で示されるビフェニル誘導体オリゴマー。
【請求項2】 式II
【化学式2】
(式中、q=1、2、3; n=3~12)
で示されるビフェニル誘導体オリゴマー。
【請求項3】 式III
【化学式3】
(式中、p=1、2; n,m=3~12; X=ハロゲン)
で示されるビフェニル誘導体オリゴマー。
【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のビフェニル誘導体オリゴマーを少なくとも一つ含む液晶。
【請求項5】 4-シアノ-4’-ヒドロキシビフェニルに式IV
【化学式4】
(式中、n=3~12; Xはハロゲン原子)
を反応させ式Vの化合物を合成し、
【化学式5】
(式中、n=3~12; Xはハロゲン原子)
次いで、式Vの化合物と4’-ヒドロキシ-4-ビフェニルカルボン酸を反応させ式IIの化合物および式Iの化合物を合成し、
式IIの化合物と式IVの化合物とを反応させ式IIIの化合物および式Iの化合物を合成し、
必要があれば式IIの化合物と式IIIの化合物または式IIの化合物と式Vの化合物とを反応させて得られる請求項1に記載の式Iの化合物を製造する方法。
産業区分
  • 有機化合物
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
鹿児島TLOでは鹿児島大学、鹿屋体育大学から特許に関する技術移転を受託しています。
上記の特許・技術に興味を持たれた方はお問合せ下さい。


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