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植物育成用炭化物ボードの製法 実績あり

国内特許コード P07A010679
掲載日 2007年10月4日
出願番号 特願2005-072074
公開番号 特開2006-246858
登録番号 特許第4714860号
出願日 平成17年3月14日(2005.3.14)
公開日 平成18年9月21日(2006.9.21)
登録日 平成23年4月8日(2011.4.8)
発明者
  • 藤田 晋輔
  • 守田 和夫
  • 新村 孝善
  • 二俣 学
出願人
  • 国立大学法人 鹿児島大学
発明の名称 植物育成用炭化物ボードの製法 実績あり
発明の概要

【課題】 家畜排泄物を主体とする廃棄物を出発原料として、植物育成用栄養成分を十分含むなど、植物育成用に好適にして、環境などを汚染したりすることもない植物育成用炭化物ボードを容易に製造する。
【解決手段】 家畜排泄物を主体とする廃棄物を、乾式メタン発酵させ、それによって得られる残渣物を、400℃~800℃の温度で炭化し、その炭化物を、それに粒状の木炭と植物由来の古紙の繊維状化物とを、炭化物4~6重量部、木炭2~4重量部、古紙の繊維状化物1~3重量部の割合で混和し、10mm~20mm(3.1Kg/cm2~6.3Kg/cm2)の硬度を有するボードに圧縮成型し、そのボードを植物育成用炭化物ボードとして得る。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


従来、家畜排泄物を主体とする廃棄物を出発原料として植物育成用炭化物ボードを製造する植物育成用炭化物ボードの製法は、本発明者等の知る限り、提案されていない。
しかしながら、従来、次に述べる方法が提案されている。



すなわち、従来、非特許文献1に、未利用植物バイオマスを乾式メタン発酵槽内で乾式メタン発酵させ、それにより得られるメタンガスを燃料などの資源として乾式メタン発酵槽外に回収するとともに、その乾式メタン発酵によって乾式メタン発酵槽内に残渣した残渣物を乾式メタン発酵槽外に取出し、その残渣物を炭化装置を用いて400℃~800℃の温度で炭化物に炭化し、その炭化物を成型体に成型し、その成型体を、建築資材、調湿資材、浄化資材、土壌改良資材などでなる資源として得る、という方法が提案されている。



また、従来、非特許文献2に、スラリー状の家畜糞尿を、古紙、生ごみ、木質系廃棄物などと混和して、乾式メタン発酵槽内で乾式メタン発酵させ、それにより得られるメタンガスを燃料などの資源として乾式メタン発酵槽外に回収するとともに、その乾式メタン発酵によって乾式メタン発酵槽内に残渣した残渣物を乾式メタン発酵槽外に取出し、その残渣物を炭化装置を用いて炭化物に炭化し、その炭化物を肥料乃至土壌改良剤でなる資源として得る、という方法が提案されている。



さらに、従来、非特許文献3に、竹材、木材、建築端材、製材端材などを炭化物に炭化し、その炭化物をボードに成型し、そのボードを炭化物ボードでなる資源として得る、という方法が提案されている。

【非特許文献1】追田章義他著「ゼロエミッションのための未利用植物バイオマスの資源化」、環境科学会誌(環境科学会)2001年7月、第14巻第4号、pp.383~390

【非特許文献2】藤田晋輔他「家畜排泄物の乾式メタン発酵技術」、「用水と廃水」株式会社産業用水調査会 2004年4月、第46号、pp.333~339

【非特許文献3】藤田晋輔他「環境と共生する炭化資材の性能と産業化への挑戦」、第32回木材の化学加工研究会シンポジウム講演集 2002年9月、pp.57~62

産業上の利用分野


本発明は、家畜排泄物を主体とする廃棄物を出発原料とする植物育成用炭化物ボードの製法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
家畜排泄物を主体とする廃棄物を、乾式メタン発酵槽内で、乾式メタン発酵させ、
それによって、上記乾式メタン発酵槽内に、残渣物を残渣させ、
その残渣物を、炭化装置を用いて、400℃~800℃の温度で、顆粒状乃至鱗片状の炭化物に炭化し、
その炭化物と、粒状の木炭と植物由来の古紙の繊維状化物とを、上記炭化物4~6重量部、上記木炭2~4重量部、上記古紙の繊維状化物1~3重量部の割合で混和し、その混合物を、圧縮成型機を用いて、硬度指標(mm)でみて 10mm~20mm の硬度((株)藤原製作所製、山中式土壌硬度計による。)を有するボードに圧縮成型し、そのボードを植物育成用炭化物ボードとして得ることを特徴とする植物育成用炭化物ボードの製法。
産業区分
  • 農林
  • 処理操作
  • その他無機化学
  • 微生物工業
  • 衛生設備
  • 廃棄物処理
  • 省エネルギー
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
鹿児島TLOでは鹿児島大学、鹿屋体育大学から特許に関する技術移転を受託しています。
上記の特許・技術に興味を持たれた方はお問合せ下さい。


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