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光学活性なβ-ヒドロキシカルボニル化合物の製法 コモンズ

国内特許コード P07P004690
整理番号 E076P67
掲載日 2007年10月11日
出願番号 特願2006-065797
公開番号 特開2007-238543
登録番号 特許第4639368号
出願日 平成18年3月10日(2006.3.10)
公開日 平成19年9月20日(2007.9.20)
登録日 平成22年12月10日(2010.12.10)
発明者
  • 小林 修
  • 小川 知香子
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 光学活性なβ-ヒドロキシカルボニル化合物の製法 コモンズ
発明の概要 【課題】水溶性アルデヒドを用いたアルドール反応を行い、高収率かつ高立体選択的にβ-ヒドロキシカルボニル化合物を製造する方法を提供する。
【解決手段】水溶液中で、キラルなビピリジン化合物からなる配位子又はその対称体と、ScY又はBiYで表されるルイス酸(Yはパーフルオロアルカンスルホネート)とを混合させて得られる触媒の存在下で、下式



(R2とR3は水素原子、脂肪族炭化水素基、脂環式炭化水素基、芳香族、又は芳香脂族炭化水素基、R4は炭化水素基、複素環基、アルキルチオ基、又はアリールチオ基、Rはメチル基、エチル基、イソプロピル基、又はtert-ブチル基)で表されるケイ素エノラートと、ホルムアルデヒドを除く水溶性アルデヒドとを反応させる。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要


ホルムアルデヒド水溶液を用いるシリルエノールエーテルとのヒドロキシメチル化反応は、スカンジウムトリフラート又はビスマストリフラートとキラルビピリジン錯体とを混合した触媒によって円滑に進行することが報告されている(非特許文献1、2)。また、水系溶媒での不斉アルドール反応として芳香族アルデヒドを用いた例が報告されている(非特許文献3、4)。



【非特許文献1】
Kobayashi, S. et al. J. Am. Chem. Soc. 2004, 126, 12236.
【非特許文献2】
Kobayashi, S. et al. Org. Lett. 2005, 7, 4729.
【非特許文献3】
Kobayashi, S. et al. J. Am. Chem. Soc. 2003, 125, 2989.
【非特許文献4】
Li, C-J. et al. Adv. Synth. Catal. 2005, 347, 1247.

産業上の利用分野

この発明は、水溶媒中での光学活性なβ-ヒドロキシカルボニル化合物の製法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
水溶液中で、キラルなビピリジン化合物からなる配位子と、ScY又はBiYで表されるルイス酸(式中、Yは炭素数が1~3のパーフルオロアルカンスルホネートを表す)とを混合させて得られる触媒の存在下で、下式(式A)
【化1】


(式中、R2とR3は水素原子、脂肪族炭化水素基、単環若しくは多環の脂環式炭化水素基、単環若しくは多環の芳香族、単環若しくは多環の芳香脂族炭化水素基、又は複素環基のうち互いに異なるものを表し、かつR2とR3のいずれか一方は水素原子であり、R4は置換基を有していてもよい炭化水素基、置換基を有していても良い複素環基、アルキルチオ基、又はアリールチオ基であり、Rはそれぞれ同じであっても異なってもよいメチル基、エチル基、イソプロピル基、又はtert-ブチル基を表す)で表されるケイ素エノラートと、クロロアセトアルデヒド、アセトアルデヒド、エチルグリオキシレート、イソプロピルグリオキシレート、又はアクロレインとを反応させることを含む、光学活性なβ-ヒドロキシカルボニル化合物の製法。

【請求項2】
前記キラルなビピリジン化合物からなる配位子は、下式(化2)
【化2】


(式中、R6はイソプロピル基、tert-ブチル基またはフェニル基を表す)またはその対体で表される請求項1に記載の製法。

【請求項3】
前記ルイス酸がSc(OSOCF又はBi(OSOCFで表される請求項1に記載の製法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 小林高機能性反応場プロジェクト 領域
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