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摩擦緩和材、摩擦緩和装置及び摩擦緩和方法

国内特許コード P07A010725
整理番号 /NO31097
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-002121
公開番号 特開2006-188617
登録番号 特許第4679156号
出願日 平成17年1月7日(2005.1.7)
公開日 平成18年7月20日(2006.7.20)
登録日 平成23年2月10日(2011.2.10)
発明者
  • 伴 巧
  • 石田 誠
  • 青木 宣頼
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 摩擦緩和材、摩擦緩和装置及び摩擦緩和方法
発明の概要

【課題】効果の持続性に優れ安定した摩擦係数を確保することができる摩擦緩和材を提供する。
【解決手段】接触部と被接触部との間の摩擦抵抗を緩和させる摩擦緩和材であって、例えばカーボン系材料である前記摩擦抵抗を緩和させる基材を例えばニッケルめっき層で被覆することを特徴とする摩擦緩和材。
【選択図】なし

従来技術、競合技術の概要


鉄道車両は、急曲線を通過するときに曲線通過性能に応じた横圧を伴って走行し、この横圧は曲線の内軌及び外軌のきしり音(摩擦音)の原因になるとともに、内軌側のレール頭頂面に発生する波状摩耗の原因にもなる。一般に、このような過大な横圧や波状摩耗を低減するために、内軌側のレール頭頂面又は車輪踏面に鉱油やグリースなどの潤滑剤を塗布している。このような車輪とレールとの間の潤滑に使用される鉱油やグリースは、潤滑効果が過大であるため車輪の空転や滑走を誘発する。このため、近年、安定した摩擦係数が確保できる固形の潤滑剤(固体潤滑剤)を摩擦調整剤として使用している。このような摩擦調整剤は、レール面上にそのまま散布しても風で飛ばされてしまうため、溶液に分散させてからレール面上に噴霧している。例えば、従来の摩擦調整剤は、二硫化モリブデンなどの固体潤滑剤と、炭酸カルシウムやケイ酸マグネシウムなどの摩擦調整剤と、ナトリウムモンモリロナイトなどの結合材などを水媒体中に含む(例えば、特許文献1参照)。このような従来の摩擦調整剤は、液体状で速乾性がありレール頭頂面に付着すると時間の経過とともに乾燥し、後続の列車がこの急曲線を通過するときに発生する横圧を低減させる。




【特許文献1】特表2001-501994号公報

産業上の利用分野


この発明は、接触部と被接触部との間の摩擦を緩和させる摩擦緩和材、摩擦緩和装置及び摩擦緩和方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
接触部と被接触部との間の摩擦抵抗を緩和させる摩擦緩和材であって、
前記摩擦抵抗を緩和させる粒子直径100~400μmのカーボン粉末の基材と、
前記基材の平均粒径の5%未満の厚さでありこの基材の表面を無電解めっき法によって被覆するニッケルめっき層とを備え、
急曲線を通過する鉄道車両の車輪が回転接触するレールに噴射されて、この車輪とこのレールとの間で加圧されこれらの間の摩擦抵抗を緩和させること、
を特徴とする摩擦緩和材。

【請求項2】
接触部と被接触部との間の摩擦抵抗を緩和させる摩擦緩和装置であって、
請求項1に記載の摩擦緩和材を収容する収容部と、
前記接触部と前記被接触部との間に前記摩擦緩和材を噴射する噴射部と、
前記収容部から前記噴射部に前記摩擦緩和材を送出する送出経路と、
を備える摩擦緩和装置。

【請求項3】
接触部と被接触部との間の摩擦抵抗を緩和させる摩擦緩和方法であって、
前記摩擦抵抗を緩和させる粒子直径100~400μmのカーボン粉末の基材をこの基材の平均粒径の5%未満の厚さのニッケルめっき層によって被覆した摩擦緩和材を、急曲線を通過する鉄道車両の車輪が回転接触するレールに噴射して、このレールに衝突させてこの表面を粗くし、
前記車輪と前記レールとの間で前記摩擦緩和材が加圧されることによって、この車輪とこのレールとの間の摩擦抵抗を緩和させるとともに、この車輪及び/又はこのレールの表面に前記基材を残留させること、
を特徴とする摩擦緩和方法。
産業区分
  • 液体燃料・油脂
  • 無機化合物
  • 機構・伝動
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 権利存続中
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