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集電装置の接触力制御構造

国内特許コード P07A010730
整理番号 /NO31100
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-006836
公開番号 特開2006-197728
登録番号 特許第4493507号
出願日 平成17年1月13日(2005.1.13)
公開日 平成18年7月27日(2006.7.27)
登録日 平成22年4月16日(2010.4.16)
発明者
  • 鈴木 昌弘
  • 池田 充
  • 小山 達弥
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 集電装置の接触力制御構造
発明の概要

【課題】 集電装置のすり板と電車線との間に作用する接触力を簡単な構造によって制御することができる集電装置の接触力制御構造を提供する。
【解決手段】 (A)に示すように、接触力Cが増加してすり板7に対して集電舟8が上昇すると、加圧部18が集電舟8と一体となって上昇し、加圧部18と加圧部17との間で流路16が圧縮されて流路16の断面積が減少する。その結果、集電舟8に作用する揚力Lが低下して接触力Cが低下する。一方、(B)に示すように、接触力Cが減少してすり板7に対して集電舟8が下降すると、加圧部18が集電舟8と一体となって下降し、加圧部18と加圧部17との間隔が広くなり流路16の断面積が増加する。その結果、集電舟8に作用する揚力Lが増加して、接触力Cが増加し接触力Cが略一定に保たれる。
【選択図】 図3

従来技術、競合技術の概要


従来の集電装置の接触力制御構造は、集電舟の前縁部の上側に形成された上側空気孔と、集電舟の前縁部の下側に形成された下側空気孔と、上側空気孔と接続する上側空気管と、下側空気孔と接続する下側空気管と、上側空気管からの空気の吐き出し量及び吸い込み量を調整する上側絞り弁と、下側空気管からの空気の吐出し量及び吸い込み量を調整する下側絞り弁と、上側空気管及び下側空気管に接続される空気だめと、上側空気管及び下側空気管に圧縮空気を供給するとともに上側空気管及び下側空気管から空気を吸い込むコンプレッサなどを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような従来の集電舟の揚力制御構造では、集電舟に作用する揚力を減少させるときには、下側空気孔からの空気の吐き出し量を増加させるか、上側空気孔からの空気の吸い込み量を減少させている。一方、このような従来の集電舟の揚力制御構造では、集電舟に作用する揚力を増加させるときには、上側空気孔からの空気の吐き出し量を増加させるか、下側空気孔からの空気の吸い込み量を減少させている。




【特許文献1】特開2000-270403号公報

産業上の利用分野


この発明は、集電装置のすり板とこのすり板が接触する電車線との間に作用する接触力を制御する集電装置の接触力制御構造に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
集電装置のすり板とこのすり板が接触する電車線との間に作用する接触力を制御する集電装置の接触力制御構造であって、
前記集電装置の集電舟から上方及び/又は下方に向かって空気を排出する空気排出口と、
前記すり板を弾性支持する弾性支持部の変位量に応じて、前記空気排出口から排出する空気の流量を調整し、前記集電舟に作用する揚力を可変する揚力可変部を備え、
前記揚力可変部は、前記空気排出口に空気を導く圧縮変形可能な流路を備え、
前記流路は、圧縮変形することによって空気の流量を調整すること、
を特徴とする集電装置の接触力制御構造。

【請求項2】
集電装置のすり板とこのすり板が接触する電車線との間に作用する接触力を制御する集電装置の接触力制御構造であって、
前記集電装置の集電舟から上方及び/又は下方に向かって空気を排出する空気排出口と、
前記すり板を弾性支持する弾性支持部の変位量に応じて、前記空気排出口から排出する空気の流量を調整し、前記集電舟に作用する揚力を可変する揚力可変部とを備え、
前記揚力可変部は、前記空気排出口に空気を導く流路に挿入量が変化する仕切板を備え、
前記仕切板は、前記挿入量を変化させて空気の流量を調整すること、
を特徴とする集電装置の接触力制御構造。

【請求項3】
集電装置のすり板とこのすり板が接触する電車線との間に作用する接触力を制御する集電装置の接触力制御構造であって、
前記すり板を弾性支持する弾性支持部の変位量に応じて、前記集電装置の集電舟に作用する揚力を可変する揚力可変部を備え、
前記揚力可変部は、前記弾性支持部の変位量に応じて、前記集電舟の空気排出口から排出する空気の排出方向を調整すること、
を特徴とする集電装置の接触力制御構造。

【請求項4】
請求項に記載の集電装置の接触力制御構造において、
前記揚力可変部は、前記集電舟の上方又は下方に向かって空気を排出するノズル部を備え、
前記ノズル部は、前記すり板と前記集電舟との相対変位が小さくなったときには上方に向き、前記すり板と前記集電舟との相対変位が大きくなったときには下方に向くこと、
を特徴とする集電装置の接触力制御構造。

【請求項5】
請求項に記載の集電装置の接触力制御構造において、
前記揚力可変部は、前記集電舟の上方又は下方に向かって空気を排出する羽根板を備え、
前記羽根板は、前記すり板と前記集電舟との相対変位が小さくなったときには上方に向き、前記すり板と前記集電舟との相対変位が大きくなったときには下方に向くこと、
を特徴とする集電装置の接触力制御構造。
産業区分
  • 鉄道
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005006836thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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