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水系塗料の廃液処理方法とその廃液処理装置

国内特許コード P07A010745
整理番号 /NO31113
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-052691
公開番号 特開2006-231269
登録番号 特許第4416087号
出願日 平成17年2月28日(2005.2.28)
公開日 平成18年9月7日(2006.9.7)
登録日 平成21年12月4日(2009.12.4)
発明者
  • 坂本 達朗
  • 田中 誠
  • 江成 孝文
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
発明の名称 水系塗料の廃液処理方法とその廃液処理装置
発明の概要 【課題】 水系塗料の廃液を簡単に安価で処理することができる水系塗料の廃液処理方法とその廃液処理装置を提供する。
【解決手段】 混合工程#100は、水系塗料の廃液とアルカリとを混合する工程であり、例えば二液硬化型のエポキシ樹脂系塗料と水酸化ナトリウムとを混合して水系塗料を凝集させる。分離工程#200は、混合工程#100後の廃液から水系塗料を分離する工程であり、水系塗料をフィルタによって分離する。中和工程#300は、分離工程#200後の廃液に酸を混合して中和する工程であり、例えば硫酸又は塩酸と分離後の廃液とを混合する。ろ過工程#400は、中和工程#300後の廃液をろ過する工程であり、酸に溶解した浮遊物質や金属物質などをフィルタや活性炭によって分離し回収する。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】水系塗料は、溶剤系塗料と比較して水で希釈が可能で水洗いも可能なことや、火災の危険性が無く、毒性も少ないことなどから環境適応型の塗料として注目されている。しかし、現場で塗装した後の残存塗料や、ハケ、ローラー等の塗装用具を洗った後の廃液について有効な対策は取られておらず、COD(化学的酸素要求量)、BOD(生物学的酸素要求量)、SS(浮遊物質濃度)、ノルマルヘキサン抽出物含有量等の放流の法的規制値を満たすこときができていない。そのため、現状では産業廃棄物として焼却処分する方法や、水処理設備で浄化した後に河川などに放流処理する方法がとられている。しかし、焼却処分に関してはノズルのつまりや、排ガスの発生などの問題があり、放流処理については水処理設備への負担が懸念される。そのため、塗料廃液中の塗料成分を減少させる必要があり、塗料廃液に含まれる樹脂や顔料などの固形分を取り除く方法が提案されている。従来の水系塗料の廃液処理方法(従来技術1)は、シリコンアクリルエマルジョンからなる水系塗料の洗浄廃液に、ポリ塩化アルミニウムなどの無機塩及びポリアクリルアミド系の高分子凝集剤などの凝集剤を加えて凝集させ、この凝集物を不織布によってろ過し分離している(例えば、特許文献1参照)。また、水系塗料の廃液処理方法(従来技術2)は、アクリル樹脂系エマルジョンからなる水系塗料の廃液と外装材用のセメント硬化体などからなる廃材粉とを混合して無機質硬化体にしている。
【特許文献1】特開2001-149948号公報
【特許文献2】特開2003-342052号公報
産業上の利用分野 この発明は、水系塗料の廃液を処理する水系塗料の廃液処理方法とその廃液処理装置に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 水系塗料の廃液を処理する水系塗料の廃液処理方法であって、 主剤と硬化剤とからなる二液混合型のエポキシ樹脂系塗料の廃液と、この廃液を凝集させる水酸化ナトリウム顆粒とを混合する混合工程と、 前記混合工程後の廃液から前記エポキシ樹脂系塗料を分離する分離工程と、 前記分離工程後の廃液と硫酸又は塩酸とを混合してこの廃液を中和する中和工程と、 前記中和工程後の廃液をろ過するろ過工程と、 を含む水系塗料の廃液処理方法。
【請求項2】 水系塗料の廃液を処理する水系塗料の廃液処理装置であって、 主剤と硬化剤とからなる二液混合型のエポキシ樹脂系塗料の廃液と、この廃液を凝集させる水酸化ナトリウム顆粒とを混合する混合手段と、 混合後の廃液から前記エポキシ樹脂系塗料を分離する分離手段と、 分離後の廃液と硫酸又は塩酸とを混合してこの廃液を中和する中和手段と、 中和後の廃液をろ過するろ過手段と、 を含む水系塗料の廃液処理装置。
産業区分
  • 混合分離
  • 処理操作
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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