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スラブ軌道の騒音低減構造

国内特許コード P07A010756
整理番号 /NO31123
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-071900
公開番号 特開2006-249881
登録番号 特許第4592454号
出願日 平成17年3月14日(2005.3.14)
公開日 平成18年9月21日(2006.9.21)
登録日 平成22年9月24日(2010.9.24)
発明者
  • 北川 敏樹
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 スラブ軌道の騒音低減構造
発明の概要

【課題】 簡単な構造で施工が短時間であり沿線の騒音を低減させることができるスラブ軌道の騒音低減構造を提供する。
【解決手段】 レール3上を車両が走行すると、スラブ版6からの振動エネルギーによってスラブ版7が振動する。重量が比較的重いスラブ版6と重量が比較的に重いスラブ版10との間に、重量が比較的軽いスラブ版7が挟み込まれているため、スラブ版7の振動が抑えられスラブ版7の上下の弾性材8,9がスラブ版7の振動を減衰させる。このため、スラブ版6から路盤1に伝わるこの振動エネルギーがスラブ版7によって緩衝されて低減し構造物騒音が低減する。また、スラブ版7の上面がスラブ版6に覆われ、スラブ版7の下面がスラブ版10に覆われているため、スラブ版7が振動したときにこのスラブ版7から発生する騒音が抑えられる。さらに、スラブ版10から路盤1に伝わる振動を弾性材8が低減し騒音の拡散を抑制する。
【選択図】 図4

従来技術、競合技術の概要


従来のスラブ軌道の騒音低減構造(従来技術1)は、レールの長さ方向に多数のコンクリートスラブ片を並べて設置し、隣接するコンクリートスラブ片同士が接合する接合面を傾斜面に形成している(例えば、特許文献1参照)。この従来技術1では、レール上を車両が走行してコンクリートスラブ片が振動したときに、隣接するコンクリートスラブ片同士の接合面に相対変位を発生させて、この接合面に生ずる摩擦によって振動を減衰させ騒音を低減させている。



また、従来のスラブ軌道の騒音低減構造(従来技術2)は、コンクリートスラブと路盤との間に、圧縮コイルばねを有するばねユニットを備えている(例えば、特許文献2参照)。この従来技術2では、レール上を車両が走行するときに発生する振動をばねユニットによって減衰させて騒音を低減させている。




【特許文献1】特開平8-041801号公報




【特許文献2】特開平8-158302号公報

産業上の利用分野


この発明は、複数のスラブ版を積層することによって、スラブ軌道上を車両が走行するときに発生する騒音を低減するスラブ軌道の騒音低減構造に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数のスラブ版を積層することによって、スラブ軌道上を車両が走行するときに発生する騒音を低減するスラブ軌道の騒音低減構造であって、
前記車両が走行するレールを支持する第1の重量スラブ版と、
路盤上に設置される第2の重量スラブ版と、
前記第1の重量スラブ版と前記第2の重量スラブ版との間に挿入されてこの第1の重量スラブ版から前記路盤に伝わる振動を緩和する軽量スラブ版と、
前記第1の重量スラブ版と前記軽量スラブ版との間に挿入されてこれらの間に弾性を付与する第1の弾性材と、
前記軽量スラブ版と前記第2の重量スラブ版との間に挿入されてこれらの間に弾性を付与する第2の弾性材とを備え、
前記第1及び前記第2の弾性材のばね剛性は、前記レールと前記第1の重量スラブ版との間に挿入される弾性材のばね剛性よりも低いこと、
を特徴とするスラブ軌道の騒音低減構造。

【請求項2】
請求項に記載のスラブ軌道の騒音低減構造において、
前記第2の重量スラブ版と前記路盤との間に挿入されてこれらの間に弾性を付与する第3の弾性材を備えること、
を特徴とするスラブ軌道の騒音低減構造。

【請求項3】
請求項又は請求項に記載のスラブ軌道の騒音低減構造において、
前記第1の重量スラブ版は、前記軽量スラブ版の上面を被覆し、
前記第2の重量スラブ版は、前記軽量スラブ版の下面を被覆すること、
を特徴とするスラブ軌道の騒音低減構造。
産業区分
  • 鉄道
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005071900thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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