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スイッチアジャスタ

国内特許コード P07A010772
整理番号 /NO31139
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-085529
公開番号 特開2006-265934
登録番号 特許第4359256号
出願日 平成17年3月24日(2005.3.24)
公開日 平成18年10月5日(2006.10.5)
登録日 平成21年8月14日(2009.8.14)
発明者
  • 五十嵐 義信
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 スイッチアジャスタ
発明の概要 【課題】一度の調整作業により精密な密着調整を可能として、メンテナンスが不要なスイッチアジャスタを提供する。
【解決手段】第一ナット7にはブラケット6のスリーブ6aの中に挿入されて同スリーブがロッド5のねじ部5aに接触するのを阻止するスリーブ7aを設け、第二ナット8には、ブラケット6のスリーブ6aの中に挿入されて第二ナットをブラケットのスリーブ方向に誘導するスリーブ8aを設けるとともに、そのスリーブの基端部外周に球面又は円錐面の一部からなるリング状の当接面8bを設けた。
【選択図】 図2
従来技術、競合技術の概要


図5は転換鎖錠装置の一例を示す。図5に示すように、鉄道の分岐器のトングレール1を定位又は反位に転換し、そのトングレールを基本レール2に密着させる転換装置には、トングレールの転換、基本レールに対する密着調整を容易にするため、両トングレール1を連結する転てつ棒(タイバー)3の中央と電気転てつ機104の動作かん4との間にスイッチアジャスタSAが設けられている。



このスイッチアジャスタSAは、図6~8に示すように、一端が動作かん4に枢着されたロッド5の他端のねじ部5aを転てつ棒3に固着されたブラケット6のスリーブ6aに貫通し、そのスリーブの両側におけるねじ部に第一ナット7と第二ナット8を螺合し、そのナットの締着位置の変更により、定位側密着度及び反位側密着度を調整するように構成されている。締着位置調整後のナット7,8と嵌合してその不要な回転を阻止するコ字形の固定金具9が取付金具10に溶接され、その取付金具10がブラケット6に、一例として両者の中央に設けられた孔10a,6bに貫通された軸11の先端に割ピン12を通して固着されている。



トングレール1は太陽熱などより伸縮する。また、トングレールは車両通過の際に大きく振動する場合がある。このようなトングレールの伸縮と振動による転てつ棒3の破断を防ぐため、転てつ棒は複数の長尺部材を連結板で揺動自在に連結して構成されている。また、スイッチアジャスタSAのロッド5は、相当の重量を有するので、ロッドの軸線とブラケットのスリーブ6aの軸線とが一直線上で合致せずに交差する状態となることがある。この場合、ブラケット6とロッド5と両側のナット7,8が精密に組み付けてあると、多くの場合はブラケットが破断される虞がある。すなわち、転換が正常に行われない虞がある。



これを防止するため、従来は、図8、図9に示すように、ブラケット6と両側のナット7,8の内、少なくとも一方のナット7との間には、規定により所定の間隙(通常、1~2cm程度)を設けて、ゆとり(マージン)を持たせることとされている。しかし、ナットを移動してトングレールの基本レールに対する密着の調整を行う際は、密着調整の最終段階においては、当該ナットとブラケットのスリーブの密着状態は精密でなければならない。すなわち、スイッチアジャスタには、組立は比較的緩やかである必要があると同時に、密着調整の最終段階におけるナット締着位置の設定は精密になされなければならないという、特殊な事情がある。
【特許文献1】
特になし

産業上の利用分野


本発明は、鉄道の分岐器を転換鎖錠する転換鎖錠装置のスイッチアジャスタに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
転てつ棒に固着されたブラケットと、一端部が電気転てつ機の動作かんに枢着され、他端部に設けられたねじ部が前記ブラケットのスリーブに挿通されたロッドと、前記ブラケットのスリーブの両側において前記ロッドのねじ部に螺合された密着調整用の第一ナット及び第二ナットとからなるスイッチアジャスタにおいて、第一ナットには前記ブラケットのスリーブの中に挿入されて同スリーブが前記ロッドのねじ部に接触するのを阻止するスリーブを設け、第二ナットには、前記ブラケットのスリーブの中に挿入されて第二ナットを前記ブラケットのスリーブ方向に誘導するスリーブを設けるとともに、そのスリーブの基端部外周に球面又は円錐面の一部からなるリング状の当接面を設けたことを特徴とするスイッチアジャスタ。

【請求項2】
第一ナットのスリーブの基端部外周にも球面又は円錐面の一部からなるリング状の当接面を設けたことを特徴とする請求項1に記載のスイッチアジャスタ。

【請求項3】
第一ナットのスリーブの先端の外周に断面円弧状の凸条を設けたことを特徴とする請求項2に記載のスイッチアジャスタ。

【請求項4】
第一ナットのスリーブの先端の外周及び第二ナットのスリーブの先端の外周に、それぞれ断面円弧状の凸条を設けたことを特徴とする請求項2に記載のスイッチアジャスタ。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2005085529thum.jpg
出願権利状態 登録
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