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ICカード管理システム

国内特許コード P07A010778
整理番号 /NO31141
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-091532
公開番号 特開2006-277009
登録番号 特許第4580261号
出願日 平成17年3月28日(2005.3.28)
公開日 平成18年10月12日(2006.10.12)
登録日 平成22年9月3日(2010.9.3)
発明者
  • 荻野 隆彦
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 ICカード管理システム
発明の概要 【課題】 管理側システムにおいて、ICカードの使用履歴の特定を基本的に不能として蓄積管理されるデータ自体を無意味化する一方、ユーザが希望した場合等必要に応じて使用履歴の特定が可能な仕組みを実現すること。
【解決手段】 使用履歴管理サーバ90は、改札システム50から送信されるカード使用情報を受信カード情報398に蓄積記憶する。そして、ユーザ操作によって発行パスワードが入力された場合には、処理装置930は、当該発行パスワードによって定まる乱数ID列を発生させる。そして、処理装置930は、受信カード使用情報994に蓄積記憶されたカード使用情報の中から発生させた乱数ID列の順番通りの順番に記憶されているカード使用情報を抽出し、当該発行パスワードが割り当てられたIC乗車券30の使用履歴を特定する。
【選択図】 図11
従来技術、競合技術の概要


従来から、データ管理やデータ通信等においては、データの漏洩等を防止してセキュリティ上の信頼性を向上させるため、様々な方式による暗号化の技術が用いられている。
例えば、証票に印字される識別番号の偽造によるコンピュータシステムへの不正アクセスを防止するため、暗号化パターンを複数用意し、識別番号を、乱数により決定されたパターンで暗号化する技術が知られている(特許文献1参照。)。
【特許文献1】
特開2002-154618号公報



一方従来から、ICカードと、所定位置に設置されたリーダ(ICカード通信機)との間で近距離無線通信を行う、非接触式のデータキャリアを利用した様々な技術が知られている。例えば鉄道施設では、利用者が所持するSuica(Super urban intelligent card:登録商標)等のプリペイド式のIC乗車券に記憶されている残高情報を読み取ることにより、当該利用者による鉄道施設内への入場や鉄道施設内からの出場を自動的に管理する技術が知られている。

産業上の利用分野


本発明は、ICカードの使用履歴を管理する管理側システムと、ICカードの使用位置に設置され、ICカードとの間で近距離無線通信を行ってICカード内のデータを書き換えるとともに、当該ICカードからカード情報を取得して前記管理側システムに送信する複数のカード使用装置とが通信接続されて構成されるICカード管理システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ICカードの使用履歴を管理する管理側システムと、前記ICカードの使用位置に設置され、前記ICカードとの間で近距離無線通信を行って前記ICカード内のデータを書き換えるとともに、前記ICカードからカード情報を取得して前記管理側システムに送信する複数のカード使用装置とが通信接続されて構成されるICカード管理システムであって、
前記ICカードは、
カード発行時に読み取り不能に書き込まれた発行パスワードによって定まる乱数ID列に従った新たな乱数IDを前記カード使用装置において使用される度に発行するID発行手段と、
前記カード使用装置における使用時に、前記ID発行手段により発行された乱数IDを含むカード情報を当該カード使用装置に発信する発信手段と、
を備え、
前記管理側システムは、
前記カード使用装置から受信したカード情報を順番に蓄積記憶するカード情報記憶手段と、
ユーザ操作に従って前記ICカードに書き込まれた発行パスワードを入力するパスワード入力手段と、
前記パスワード入力手段により入力された発行パスワードに基づいて、前記ICカードのID発行手段によって発行される乱数ID列と同じ乱数ID列を発生するID列発生手段と、
前記ID列発生手段により発生された乱数ID列の各乱数IDと同一の乱数IDを含むカード情報であって、当該乱数ID列の順番通りの順番に前記カード情報記憶手段に記憶されているカード情報を、前記カード情報記憶手段により記憶されたカード情報の中から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたカード情報に基づき、前記パスワード入力手段により入力された発行パスワードが書き込まれたICカードの使用履歴を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とするICカード管理システム。

【請求項2】
前記カード使用装置は、前記ICカードとの間で近距離無線通信を行って前記ICカードから取得したカード情報に、当該カード使用装置の設置位置及び使用日時を特定する特定情報を含めて前記管理側システムに送信する手段を更に備え、
前記管理側システムは、ユーザ操作に従って当該ユーザが前記ICカードを過去に使用したカード使用装置の設置位置及び使用日時を特定情報として入力する特定情報入力手段を更に備え、
前記抽出手段は、前記特定情報入力手段により入力された特定情報と同一の特定情報を含んだカード情報を必ず抽出するように、抽出するカード情報の絞り込みを行う第1の絞り込み手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のICカード管理システム。

【請求項3】
前記ICカードは、当該ICカードに書き込まれた発行パスワードで所定の発信データを暗号化する暗号化手段を更に備え、
前記発信手段は、前記暗号化手段により暗号化された発信データをカード情報に含めて発信する手段であり、
前記抽出手段は、カード情報に含まれる発信データに対する前記パスワード入力手段により入力された発行パスワードによる発信データの復号の良否に基づいて、抽出するカード情報の絞り込みを行う第2の絞り込み手段を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のICカード管理システム。

【請求項4】
前記ICカードは、前記カード使用装置における使用によって減額される残高の情報を記憶する残高情報記憶手段を更に備え、
前記暗号化手段は、前記記憶手段に記憶されている残高を通知する残高通知情報を前記発信データに含めて暗号化する手段であり、
前記カード使用装置は、前記ICカードとの間で近距離無線通信を行う当該ICカードの使用時に、当該ICカードの残高情報記憶手段に記憶されている残高情報を所定額減額して更新させる残高更新手段を更に備え、
前記管理側システムは、前記抽出手段により抽出されたカード情報のうち、最新のカード情報に含まれる残高情報によって、当該ICカードの使用残高を特定する残高特定手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のICカード管理システム。

【請求項5】
前記ICカードは、前記残高通知情報として、ランダムに決定した第1の数値、及び、第1の数値と前記記憶手段に記憶されている残高との差である第2の数値を決定する残高通知情報決定手段を更に備え、
前記暗号化手段は、前記残高通知情報決定手段により決定された残高通知情報を前記発信データに含めて暗号化する手段であることを特徴とする請求項4に記載のICカード管理システム。

【請求項6】
積み増し額を入金する入金手段と、
前記ICカードとの間で近距離無線通信を行い、当該ICカードの記憶手段に記憶されている残高情報を、前記入金手段により入金された積み増し額分増額して更新させる積み増し額更新手段と、
を備えて前記管理側システムと通信接続された入金装置を更に具備し、
前記ICカードは、
前記残高情報記憶手段に記憶された残高が前記入金装置により増額されて更新される際に、固有の入金IDを発行する入金ID発行手段と、
前記入金ID発行手段によって発行された入金IDを前記入金装置に発信する第1の入金ID発信手段と、
前記カード使用装置における使用時に、前記入金ID発行手段によって発行された入金IDを前記カード使用装置に発信する第2の入金ID発信手段と、
を備え、
前記入金装置は、前記ICカードとの間で近距離無線通信を行って前記ICカードから取得した入金IDを前記管理側システムに送信する入金装置側送信手段を更に備え、
前記カード使用装置は、前記ICカードから取得した入金IDを前記管理側システムに送信するカード使用装置側送信手段を更に備え、
前記管理側システムは、
前記入金装置から受信した入金IDを記憶する入金ID記憶手段と、
前記カード使用装置から受信した入金IDを、前記入金ID記憶手段により記憶されている入金IDと照合する照合手段と、
を更に備える、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のICカード管理システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005091532thum.jpg
出願権利状態 登録
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