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基礎構造及びその構築方法

国内特許コード P07A010858
整理番号 /NO31198
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-208306
公開番号 特開2007-023645
登録番号 特許第4678675号
出願日 平成17年7月19日(2005.7.19)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
登録日 平成23年2月10日(2011.2.10)
発明者
  • 澤田 亮
  • 桐生 郷史
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 基礎構造及びその構築方法
発明の概要


【課題】 液状化地盤を広範囲に地盤改良せずとも構造物の倒壊を防止する。
【解決手段】本発明に係るに係る基礎構造1は、構造物としての高架橋2の一部を構成する直接基礎構造体としてのフーチング3と、液状化地盤4内に構築されたボックス状構造体5とから構成してあるとともに、該ボックス状構造体は、その上方周縁6がフーチング3の下方周縁7に沿って隣接されるよう、フーチング3に対して位置決めしてある。ボックス状構造体5は、薬剤注入によって地盤改良された改良体であり、該ボックス状構造体で囲まれた内部地盤8のせん断変形を拘束することができるように構成してある。ここで、フーチング3の幅をW、ボックス状構造体5の高さをDとしたとき、比率D/Wを、液状化地盤4での地震時の間隙水圧上昇がボックス状構造体5の外側よりも内側において抑制されるように設定してある。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


地震時に起こる液状化は、地震によって地盤に水平振動が作用したときに該地盤のせん断変形によって砂粒子間の間隙水圧が上昇し、その間隙水圧上昇に伴って有効応力がゼロになり砂粒子間で応力伝達ができなくなって流動性が高くなり、やがては鉛直支持力を失って建物の倒壊を招く現象であり、言うまでもなく、緩い飽和砂質地盤で起こりやすい(以下、液状化が発生しやすい地盤を液状化地盤と言う)。



かかる液状化による被害の甚大さは、我が国では古くは新潟地震から強く認識されるようになり、従来からさまざまな液状化対策が研究開発されてきた。



典型的な液状化対策としては、既設構造物が立設されている場合、その下方に拡がる液状化地盤の広い範囲に薬剤注入等で地盤強度を向上させ、地震時のせん断変形を抑制する工法であるが、かかる工法は、確実ではあるけれども、施工能率が悪く工費工期ともに改善の余地があった。



そこで、最近では、工費を抑えるべく、既設構造物の外周付近の地盤のみをリング状に固化・改良する工法が提案されている。




【特許文献1】特開平3-5528

【特許文献2】特開2002-30649

産業上の利用分野


本発明は、主として高架橋の基礎に適用される基礎構造及びその構築方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
高架橋の一部を構成し底面全体が地盤に接するフーチングと、液状化地盤内に構築され内部地盤のせん断変形を拘束するボックス状構造体とからなるとともに、前記ボックス状構造体を該ボックス状構造体の上方周縁が前記フーチングの下方周縁に沿って隣接されるように前記ボックス状構造体を位置決めしてなり、前記ボックス状構造体を薬剤注入によって地盤改良された改良体とするとともに、前記フーチングの幅Wに対する前記ボックス状構造体の高さDの比率D/Wを、前記液状化地盤での地震時の間隙水圧上昇が前記ボックス状構造体の外側よりも内側において抑制されるように3以上としたことを特徴とする基礎構造。

【請求項2】
構造物が既存の高架橋である場合において、該高架橋の一部を構成し底面全体が地盤に接するフーチングの周縁に沿って薬剤注入による固化体を柱列状に順次形成することにより、ボックス状構造体を液状化地盤内に構築する基礎構造の構築方法であって、前記フーチングの幅Wに対する前記ボックス状構造体の高さDの比率D/Wを、前記液状化地盤での地震時の間隙水圧上昇が前記ボックス状構造体の外側よりも内側において抑制されるように3以上とすることを特徴とする基礎構造の構築方法。
産業区分
  • 土工
  • 土工
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2005208306thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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