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騒音振動低減装置

国内特許コード P07A010864
整理番号 /NO31201
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-222663
公開番号 特開2007-041111
登録番号 特許第4769043号
出願日 平成17年8月1日(2005.8.1)
公開日 平成19年2月15日(2007.2.15)
登録日 平成23年6月24日(2011.6.24)
発明者
  • 田川 直人
  • 山本 克也
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 騒音振動低減装置
発明の概要

【課題】騒音低減モジュール間の制御対象板を介した振動伝搬を防止し、騒音低減モジュールの制御対象板との一体振動を防止して、有効な騒音低減が実現されるようにする。
【解決手段】制御対象板(10)の音源側に複数の騒音低減モジュール(1)を配置してなる騒音振動低減装置において、各騒音低減モジュール内の空間を密閉する板(6)を各騒音低減モジュール単位に取付けて独立型モジュール(A)とし、各騒音低減モジュール間での制御対象板を介しての振動伝搬を遮断した。制御対象板(10)と一揃いの前記独立型モジュール(A)との間にフレーム(11)を介して密閉した空気層(12)を設けることにより、騒音低減モジュールと制御対象板との一体振動を防止した。
【選択図】 図7

従来技術、競合技術の概要


壁部を介して外側から内側に進入する騒音を低減する方法には、壁部を構成する外板と内装板の間の空間に吸音材や制振材を配置するパッシブ吸音技術と、外板から内装板に伝わる騒音を検出して、その検出に応じて騒音を打ち消すための音を、音出力面を内装板に向けて配置された平面スピーカに出力させるようにしたアクティブ・ノイズ・コントロール技術(ANC技術)とがある。
パッシブ吸音技術は、高周波領域の騒音には効果があるが、低周波領域の騒音には効果が低い、吸音効果を上げるには質量則により壁厚が厚くなる、などの難点がある。これに対して、アクティブ・ノイズ・コントロール技術によれば、上記難点が解消されることから、最近は、アクティブ・ノイズ・コントロール技術の研究開発が盛んに行われている(例えば、特許文献1及び2参照。)

【特許文献1】特開2004-216971号公報

【特許文献2】特開2005-3777号公報



ところで、騒音を打ち消すための音を発生させるためのアクチュエータである平面スピーカとして、カード型圧電スピーカを用いる場合は、その圧電スピーカの面積は最大で50mm×50mm程度であるため、検出部と平面スピーカと制御部とからなるアクティブ・ノイズ・コントロール装置を壁の外板と内装板の間の空間に配置することを容易にするため、検出部と平面スピーカと制御部とをモジュール枠内に一まとまりに組み立ててモジュール構造(すなわち騒音低減モジュール)とすることが、特許文献1(段落番号0013~0017)に開示されている。

産業上の利用分野


本発明は、壁部を介して外側から内側に進入する騒音(又は振動。以下、同じ。)を低減する装置、特に騒音低減モジュールを用いるものに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
アクティブ・ノイズ・コントロール技術により騒音を低減させる騒音低減モジュールを制御対象板の音源側に複数個配置してなる騒音振動低減装置において、
前記騒音低減モジュールを、そのモジュール枠の前記制御対象板側に開放する空間を密閉する第1の密閉板を各騒音低減モジュール単位に取付けて独立型モジュールとすることにより、各騒音低減モジュール間での制御対象板を介しての振動伝搬を遮断するとともに、
前記制御対象板の音源側に配置された複数個の独立型モジュールの周囲と前記制御対象板との間に密閉された空気層を設けたことを特徴とする騒音振動低減装置。

【請求項2】
アクティブ・ノイズ・コントロール技術により騒音を低減させる騒音低減モジュールを、そのモジュール枠の前記制御対象板側に開放する空間を密閉する第1の密閉板を各騒音低減モジュール単位に取付けて独立型モジュールとすることにより、各騒音低減モジュール間での制御対象板を介しての振動伝搬を遮断するとともに、
前記制御対象板の音源側に配置された複数個の独立型モジュールの周囲にフレームを取り付けて、その複数個の独立型モジュールの制御対象板側に開放する空間を形成し、その空間を密閉する第2の密閉板を取り付けるとともに、前記フレームと前記第2の密閉板との間に密閉された空気層を設けてなる独立型騒音振動低減装置。

【請求項3】
アクティブ・ノイズ・コントロール技術により騒音を低減させる騒音低減モジュールを制御対象板の音源側に複数個配置してなる騒音振動低減装置において、
前記制御対象板は大面積を有するものであり、
その大面積の制御対象板に、請求項2記載の独立型騒音振動低減装置を複数個取り付け、
各独立型騒音低減装置と制御対象板との間に密閉された空気層を設けた、
ことを特徴とする騒音振動低減装置。
産業区分
  • 電子応用機器
  • 鉄道
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2005222663thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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