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ICカード管理システム 新技術説明会

国内特許コード P07A010868
整理番号 /NO31206
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-225511
公開番号 特開2007-041863
登録番号 特許第4747279号
出願日 平成17年8月3日(2005.8.3)
公開日 平成19年2月15日(2007.2.15)
登録日 平成23年5月27日(2011.5.27)
発明者
  • 荻野 隆彦
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 ICカード管理システム 新技術説明会
発明の概要 【課題】 管理側システムにおいて、ICカードの使用履歴の特定を基本的に不能として蓄積管理されるデータ自体を無意味化する一方、ユーザが希望した場合等必要に応じて使用履歴の特定が可能な仕組みを実現すること。
【解決手段】 管理側システム90は、改札システム50から受信したカード使用情報に設定されているカードIDによって定まる乱数ID列に従った新たな乱数IDを発行させ、カードIDを発行させた乱数IDと置き換えたカード使用履歴データを生成してカード使用履歴ファイルとして管理する。ユーザ操作によってカードIDが入力されたならば、入力されたカードIDによって定まる乱数ID列を発生させ、カード使用履歴ファイルから、使用順に並べたときの乱数IDの順番が発生させた乱数ID列の順番通りになるカード使用履歴データを抽出することで当該カードIDが割り当てられたIC乗車券30の使用履歴を特定する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


従来から、データ管理やデータ通信等においては、データの漏洩等を防止してセキュリティ上の信頼性を向上させるため、様々な方式による暗号化の技術が用いられている。
例えば、証票に印字される識別番号の偽造によるコンピュータシステムへの不正アクセスを防止するため、暗号化パターンを複数用意し、識別番号を、乱数により決定されたパターンで暗号化する技術が知られている(特許文献1参照。)。



一方従来から、ICカードと、所定位置に設置されたリーダ(ICカード通信機)との間で近距離無線通信を行う、非接触式のデータキャリアを利用した様々な技術が知られている。例えば鉄道施設では、利用者が所持するSuica(Super urban intelligent card:登録商標)等のプリペイド式のIC乗車券に記憶されている残高の情報を読み取ることにより、当該利用者による鉄道施設内への入場や鉄道施設内からの出場を自動的に管理する技術が知られている。
【特許文献1】
特開平8-96049号公報

産業上の利用分野


本発明は、固有の識別IDが割り当てられたICカードの使用位置に設置されるカード使用装置と、当該カード使用装置で使用されるICカードの使用履歴を管理する管理側システムとが通信接続されて構成されるICカード管理システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
固有の識別IDが割り当てられたICカードの使用位置に設置され、前記ICカードとの間で近距離無線通信を行って前記ICカード内のデータを書き換えるとともに、前記ICカードから識別IDを含むカード情報を取得するカード使用装置と、当該カード使用装置から送信されるカード情報をカード情報記憶手段に蓄積記憶して前記ICカードの使用履歴を管理する管理側システムとが通信接続されて構成されるICカード管理システムであって、
前記カード使用装置は、前記ICカードから取得したカード情報に時刻情報及び所定の発信データを含めて前記管理側システムに送信するカード情報送信手段を備え、
前記管理側システムは、
前記カード使用装置から受信したカード情報に含まれる識別IDに基づき、当該識別IDによって定まる固有の乱数ID列に従った新たな乱数IDを順次発行する乱数ID発行手段と、
前記受信したカード情報に含まれる識別IDを前記乱数ID発行手段により発行された乱数IDと置き換えて前記カード情報記憶手段に書き込むカード情報書込手段と、
ユーザ操作に従って前記ICカードの識別IDを入力する識別ID入力手段と、
前記識別ID入力手段により入力された識別IDに基づいて、前記乱数ID発行手段によって発行される乱数ID列と同じ乱数ID列を発生するID列発生手段と、
前記ID列発生手段により発生された乱数ID列の各乱数IDと同一の乱数IDを含むカード情報であって、時刻情報に従った乱数IDの羅列が前記発生された乱数ID列と一致するカード情報を、前記カード情報記憶手段に記憶されているカード情報の中から抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出されたカード情報に基づき、前記識別ID入力手段により入力された識別IDが割り当てられたICカードの使用履歴を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とするICカード管理システム。

【請求項2】
前記管理側システムは、
前記カード使用装置から受信したカード情報に含まれる識別IDにそれぞれ固有の暗号鍵を割り当てて、復号鍵とともに管理する鍵管理手段と、
前記カード使用装置から受信したカード情報に含まれる発信データを、当該カード情報に含まれる識別IDと対応付けられて前記鍵管理手段に管理されている暗号鍵で暗号化する暗号化手段と、
を更に備え、
前記カード情報書込手段が、前記暗号化手段により発信データが暗号化されたカード情報を、受信順とは異なる順番で前記カード情報記憶手段に書き込む書込順制御手段を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載のICカード管理システム。

【請求項3】
前記抽出手段が、カード情報に含まれる前記暗号化手段により暗号化された前記発信データを、前記識別ID入力手段により入力された識別IDと対応付けられて前記鍵管理手段によって管理されている復号鍵で復号し、当該復号の良否に基づいて抽出するカード情報の絞り込みを行う絞り込み手段を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載のICカード管理システム。

【請求項4】
前記ICカードは、前記カード使用装置における使用によって減額される残高の情報を記憶する残高記憶手段を更に備え、
前記カード使用装置は、
前記ICカードとの間で近距離無線通信を行う当該ICカードの使用時に、当該ICカードの残高記憶手段に記憶されている残高を所定額減額して更新させる残高更新手段を更に備え、
前記カード情報送信手段が、前記残高更新手段による更新後の残高を前記発信データに含めて前記管理側システムに送信する手段であり、
前記管理側システムは、
前記カード使用装置から受信したカード情報に含まれる識別IDにそれぞれ固有の暗号鍵を割り当てて、復号鍵とともに管理する鍵管理手段と、
前記カード使用装置から受信したカード情報に含まれる発信データを、当該カード情報に含まれる識別IDと対応付けられて前記鍵管理手段に管理されている暗号鍵で暗号化する暗号化手段と、
を更に備え、
前記特定手段が、前記抽出手段により抽出されたカード情報のうち、時刻情報が最新のカード情報の発信データに含まれる残高によって、当該ICカードの使用残高を特定する残高特定手段を有する、
ことを特徴とする請求項1~3の何れか一項に記載のICカード管理システム。

【請求項5】
前記管理側システムは、
残高情報として、ランダムに決定した第1の数値、及び、前記第1の数値と前記カード使用装置から受信したカード情報の発信データに含まれる残高との差である第2の数値を決定する残高情報決定手段を更に備え、
前記暗号化手段が、前記発信データに含まれる残高を前記残高情報決定手段により決定された前記残高情報と置き換えたものを暗号化する、
ことを特徴とする請求項4に記載のICカード管理システム。

【請求項6】
積み増し額を入金する入金手段と、
前記ICカードとの間で無線通信を行い、当該ICカードの残高記憶手段に記憶されている残高を、前記入金手段により入金された積み増し額分増額して更新する積み増し時書込手段と、
前記ICカードから識別IDを取得し、当該取得した識別IDと前記積み増し時書込手段が書き込んだ結果増額された残高とを入金情報として、前記管理側システムに送信する入金情報送信手段と、
を備えて前記管理側システムと通信接続された入金装置を更に具備し、
前記管理側システムは、
前記入金装置から入金情報を受信した際に新たな入金IDを発行し、前記受信した入金情報に含まれる識別IDと対応付けて管理する入金ID管理手段と、
前記受信した入金情報に含まれる識別IDを、当該識別IDと対応付けられて前記入金ID管理手段に管理されている入金IDと置き換えて入金情報を記憶する入金情報記憶手段と、
前記カード使用装置からカード情報を受信した際に、当該カード情報に含まれる識別IDと対応付けられて前記入金ID管理手段に管理されている入金IDを特定する入金ID特定手段と、
前記入金情報記憶手段の中から前記入金ID特定手段により特定された入金IDと対応付けられて記憶されている残高を読み出し、前記カード使用装置から受信したカード情報の発信データに含まれる残高と比較することによって、前記ICカードの不正使用を検出する不正使用検出手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項4又は5に記載のICカード管理システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005225511thum.jpg
出願権利状態 登録
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