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スタンションポール

国内特許コード P07A010875
整理番号 /NO33542
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-235951
公開番号 特開2007-050729
登録番号 特許第4541251号
出願日 平成17年8月16日(2005.8.16)
公開日 平成19年3月1日(2007.3.1)
登録日 平成22年7月2日(2010.7.2)
発明者
  • 内田 勝
  • 小倉 雅則
  • 青木 淳
  • 富岡 隆弘
  • 瀧上 唯夫
出願人
  • KYB株式会社
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 スタンションポール
発明の概要 【課題】 鉄道車両の屋根強度部材と床強度部材のそれぞれの振動を効果的に抑制可能なスタンションポールを提供することである。
【解決手段】 棒状体と、棒状体の一端または途中に配される流体圧緩衝器とを有し、鉄道車両の屋根強度部材と床強度部材との間に介装されるスタンションポールにおいて、屋根強度部材Lと床強度部材Fとの相対振動における振動周波数fに対して必要とされるスタンションポール全体の等価減衰係数Ceqを満足するように流体圧緩衝器Dの作動流体の剛性k、棒状体1の剛性kを設定する。さらには、作動流体の剛性k、棒状体1の剛性kの直列剛性kを大きくして等価減衰係数Ceqの減衰係数Cに対する落ち込みを低減する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


近年、鉄道の輸送力増強等の期待に応えるため鉄道車両は高速化の一途を辿っており、この鉄道車両の高速化に伴って車両の軽量化が図られている。



ここで車両の軽量化は、車両の高速化は勿論として消費電力を低減させる等、種々の利点があるが、特に車体を軽量化する場合には、車両における乗り心地の点では、車体を構成する屋根、壁、床の構造部材(本明細中、それぞれ「屋根強度部材」、「壁強度部材」、「床強度部材」という)の曲げ剛性が一般的に低下する傾向となるので、各強度部材の弾性振動が増加する。



そして、特に車両の軽量化による床強度部材の振動の増加は、乗客が敏感に知覚するところとなるので、車両における快適性を悪化させる一因となる。



そこで、上記各部材の振動を低減する方法として、乗客がつかまるための手摺や握り棒として利用されているスタンションポールと呼ばれる棒状体を、屋根強度部材と床強度部材との間に介装して上記振動を抑制しようとする提案がされている。この提案では、車体の屋根強度部材と床強度部材とをスタンションポールで連結し、車体の剛性を向上させることによって、屋根強度部材と床強度部材の各々の弾性振動を抑制して、車両における乗り心地悪化を改善することができる。



また、車体は一般的に前後方向に直方体形状として構成されているが、車両走行中に軌道高低狂い等によって車体が加振されると、前後方向に長い屋根強度部材と床強度部材は、波打つように撓み、入力される振動周波数によって、時には同位相で、時には位相差をもった振動モードで振動するが、スタンションポールに減衰作用を発揮するダンパ等を設けることにより、振動エネルギを吸収して、振動抑制効果を高めることによって、より一層の快適性の向上をも狙っている(たとえば、特許文献1参照)。
【特許文献1】
特開2004-17842号公報(第4頁第14行目から第5頁第1行目まで、図1)

産業上の利用分野


本発明は、鉄道車両の屋根強度部材と床強度部材との間に介装されて屋根強度部材と床強度部材との相対振動を抑制するスタンションポールの改良に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
棒状体と、棒状体の一端に配される流体圧緩衝器とを有し、鉄道車両の屋根強度部材と床強度部材との間に介装されるスタンションポールにおいて、流体圧緩衝器を屋根強度部材に直接連結し、棒状体を床強度部材に連結するとともに、スタンションポール全体の等価減衰係数Ceq、屋根強度部材と床強度部材との相対振動における振動周波数f、流体圧緩衝器の作動流体の剛性k、棒状体の剛性kが次の関係を満たすように設定されてなることを特徴とするスタンションポール。
【数1】



【請求項2】
スタンションポール全体の等価減衰係数Ceq、屋根強度部材と床強度部材との相対振動における振動周波数f、流体圧緩衝器の作動流体の剛性k、棒状体の剛性kが次の関係を満たすように流体圧緩衝器の作動流体の剛性kおよび棒状体の剛性kの一方または両方を設定してなることを特徴とする請求項1に記載のスタンションポール。
【数2】



【請求項3】
流体圧緩衝器の減衰係数Cは、棒状体と流体圧緩衝器の作動流体の直列剛性をkとすると、次の関係を満たすように設定されてなる請求項1または2に記載のスタンションポール。
【数3】



【請求項4】
流体圧緩衝器がシリンダとシリンダ内に摺動自在に挿入されるピストンとを備え、作動流体の剛性kは、ピストン受圧面積とシリンダ内にピストンで区画される作動室の容積との比によって設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスタンションポール。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005235951thum.jpg
出願権利状態 登録
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