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浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造

国内特許コード P07A010896
整理番号 /NO31225
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-266150
公開番号 特開2007-081068
登録番号 特許第4541265号
出願日 平成17年9月14日(2005.9.14)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
登録日 平成22年7月2日(2010.7.2)
発明者
  • 鈴木 正夫
  • 鈴木 裕之
  • 饗庭 雅之
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造
発明の概要

【課題】圧縮クリープによる緩みや取り付け部のガタつきを防止することができる浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造を提供する。
【解決手段】浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造において、内層としてCFRP強化層(2)と、このCFRP強化層(2)の外層にGFRP準強化層(3)と、そのGFRP準強化層(3)の外層である最外層に応力緩和層(4)とを積層した厚肉FRPブッシュを、浮上式鉄道用地上コイルのボルト締結穴(6)の周りに配置し、モールド用エポキシ樹脂(7)で一体成形する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


磁気浮上式鉄道において軌道の全線に亘って敷設される地上コイルは、長期の屋外使用が前提となるばかりでなく、実用の際には膨大な数が対象となる。従って、地上コイルの開発においては、徹底したコストの低減と高い信頼性の確保をいかにして両立させるかが、重要な開発課題となっている。



特に、屋外の振動環境下で使用される地上コイルの締結構造の良否は、営業時の保守管理コストに大きく影響を及ぼすばかりでなく、システムの信頼性そのものを左右しかねない重要な要素となっている。



地上コイルの締結に関しては、従来から種々の方法がある。例えば、(1)コイルを直接ボルトで締結する、(2)締結用FRP部材を介してコイルを間接的に締結する、(3)FRP部材を介してコイルを鉄筋に締結しコンクリートにて埋め込み固定を図ることが検討され、それぞれに一長一短を有するものの、コイル交換を含めた作業性において優位な(1)のボルト締結方式が現時点での有力候補となっている。



例えば、地上コイル取り付け構造において、図11に示すように、軌道構造物101に設けられたインサート102に地上コイル取り付け部103を対応させ、その地上コイル取り付け部103の開口部104に機械的強度が高い材料からなるブッシュ105を設けるようにしたり(下記特許文献1参照)、図12に示すように、コンクリート軌道201に取り付けるための取付座202を有し、導体203が所定形状に巻回されてなるコイル204と、内部にコイル204を埋め込んでコイル204を支持するモールド樹脂205と、貫通する取付穴206を有し、両端面がモールド樹脂205の表面に露出するように、モールド樹脂205の取付座202に埋め込まれたブッシュ207とを設けることが提案されている(下記特許文献2参照)。

【特許文献1】特開平6-236811号公報

【特許文献2】特開平9-320843号公報

産業上の利用分野


本発明は、浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
内層としてCFRP強化層(2)と、該CFRP強化層(2)の外層にGFRP準強化層(3)と、該GFRP準強化層(3)の外層である最外層に応力緩和層(4)とを積層した厚肉FRPブッシュ(1)を、浮上式鉄道用地上コイルのボルト締結穴(6)の周りに配置し、モールド樹脂(7)で一体成形することを特徴とする浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造。

【請求項2】
請求項1記載の浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造において、前記CFRP強化層(2)の内側の最内層に熱可塑性樹脂層(12)を形成することを特徴とする浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造。

【請求項3】
請求項1記載の浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造において、前記応力緩和層(4)の外周面に窪み部を形成することを特徴とする浮上式鉄道用地上コイルの締結部の構造。
産業区分
  • 電子部品
  • 高分子化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005266150thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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