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湧水圧を用いたトンネルの切羽管理方法

国内特許コード P07A010911
整理番号 /NO33560
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-307916
公開番号 特開2007-113333
登録番号 特許第4455471号
出願日 平成17年10月24日(2005.10.24)
公開日 平成19年5月10日(2007.5.10)
登録日 平成22年2月12日(2010.2.12)
発明者
  • 木谷 日出男
  • 太田 岳洋
  • 長谷川 淳
  • 豊原 正俊
  • 依田 淳一
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
  • 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構
発明の名称 湧水圧を用いたトンネルの切羽管理方法
発明の概要

【課題】地山の物性とともに、切羽周辺の地下水位および地下水圧をもとにした湧水圧を用いた切羽管理方法を提供する。
【解決手段】湧水圧を用いた切羽管理方法において、トンネルの切羽においてこの切羽前方での地下水の有無および湧水圧を計測し、これを該切羽が所定距離進むごとに繰り返し行い、湧水圧の測定時に湧水圧が所定値を越えたり、湧水量が多い場合には、トンネル掘削工事を中断して水抜きを行い、地下水位および湧水圧が十分に低下したことを確認した上でトンネル掘削工事を再開する。
【選択図】図4

従来技術、競合技術の概要


砂質土地山トンネルにおける従来の切羽管理は、トンネルの切羽を構成する砂質土の粒度などの物理特性、掘削によって生じる切羽の変形の評価、掘削に伴って発生する外力の評価などによって行われてきた。しかし、砂質土地山トンネルの切羽の安定性には地下水流動が大きく関与するため、これに対する評価の必要性が指摘されている(下記非特許文献1参照)。

【非特許文献1】応用地質,第40巻,第5号,「砂質土トンネル切羽の自立性評価試験法に関する研究」P270-280,1999

【非特許文献2】「鉄道構造物等設計基準 都市部山岳工法トンネル」;鉄道総研、2002

産業上の利用分野


本発明は、簡易な湧水圧測定装置を用いてトンネルの切羽近傍の湧水圧を測定し、その湧水圧値をもとにトンネルの切羽を管理する湧水圧を用いたトンネルの切羽管理方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
鉄クロスビットと、該鉄クロスビットを先端に有する自穿孔ロックボルトと、アダプターと、前記自穿孔ロックボルトに前記アダプターを介して連結されるT字形状の中空管からなる分岐中空管と、該分岐中空管に連結される第1のバルブと、該第1のバルブの操作レバーと、前記分岐中空管に連結される第2のバルブと、該第2のバルブの操作レバーと、前記第2のバルブに連通される水圧計と、該水圧計に接続されるケーブルと、該ケーブルに接続される測定器とを具備する湧水圧測定装置を備えており、前記自穿孔ロックボルトを用いてトンネルの切羽前方を穿孔し、前記第1のバルブの操作レバーを操作して前記第1のバルブを開いて前記自穿孔ロックボルト-前記分岐中空管-前記第1のバルブを通して湧水を流出させて湧水の状態を見るとともに、前記第2のバルブの操作レバーを操作して前記第2のバルブを開き、前記第1のバルブの操作レバーを操作して前記第1のバルブを閉じることにより、前記水圧計に負荷される前記切羽前方での湧水圧を計測し、これを前記切羽が所定距離進むごとに繰り返し行い、湧水圧の測定時に湧水圧が所定値を越えたり湧水量が多い場合に、トンネル掘削工事を中断して地下水位低下工を施し、地下水位および湧水圧が十分に低下したことを確認した上でトンネル掘削工事を再開することを特徴とする湧水圧を用いた切羽管理方法。

【請求項2】
請求項1記載の湧水圧を用いた切羽管理方法において、前記湧水圧の所定値が0.1MPaであることを特徴とする湧水圧を用いた切羽管理方法。

【請求項3】
請求項1又は2記載の湧水圧を用いた切羽管理方法において、前記切羽前方の位置が20m程度、前記切羽が進む所定距離が10m程度であることを特徴とする湧水圧を用いた切羽管理方法。
産業区分
  • その他建築
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005307916thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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