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鉄道車両の騒音低減装置とその騒音低減方法

国内特許コード P07A010934
整理番号 /NO31251
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2005-365887
公開番号 特開2007-168508
登録番号 特許第4627259号
出願日 平成17年12月20日(2005.12.20)
公開日 平成19年7月5日(2007.7.5)
登録日 平成22年11月19日(2010.11.19)
発明者
  • 小方 幸恵
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 鉄道車両の騒音低減装置とその騒音低減方法
発明の概要

【課題】簡単な構造によって移動体が移動するときに発生する騒音を低減することができる移動体の騒音低減装置とその騒音低減方法を提供する。
【解決手段】下り線1Aを車両2が走行するときには、吸気口3A及び排気口4Bが開放し吸気口3B及び排気口4Aが閉鎖して、吸気口3Aから取り入れられた空気が排気口4Bから排出する。一般に、下り線1Aを車両2が走行するときには、この下り線1Aに近い沿線W1側がこの下り線1Aから遠い沿線W2側よりも騒音対策が重要視される。このため、沿線W1側の吸気口3B及び排気口4Aを開閉部6が閉鎖すると、これらの吸気口3B及び排気口4Aから発生する騒音が低減して沿線W1側の騒音が低減する。上り線1Bを車両2が走行するときには、吸気口3A及び排気口4Bが閉鎖し吸気口3B及び排気口4Aが開放して、吸気口3Bから取り入れられた空気が排気口4Aから排出する。
【選択図】図1

従来技術、競合技術の概要


従来の鉄道車両用空調換気装置は、車外の空気を吸気する吸気装置と、車内の空気を排出する排気装置と、吸気装置から吸気された車外の空気と排出装置から排出される車内の空気とを熱交換させる熱交換器とを備えている(例えば、特許文献1参照)。このような従来の鉄道車両用空調換気装置では、吸気装置から取り入れた車外の空気と室内の空気とを混合して冷却し、冷却後の空気を車内に送風している。




【特許文献1】特開2004-106709号公報

産業上の利用分野


この発明は、吸気口及び排気口などを有する移動体が発生する騒音を低減する移動体の騒音低減装置とその騒音低減方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
吸気口及び排気口を有する鉄道車両が発生する騒音を低減する鉄道車両の騒音低減装置であって、
前記吸気口及び前記排気口をそれぞれ開閉する開閉部と、
前記開閉部を開閉動作させる制御部とを備え、
前記制御部は、前記鉄道車両が複線を左側通行するときには、進行方向右側の前記吸気口から取り入れた空気を同じ側の前記排気口から排出するように前記開閉部を開閉動作させ、前記鉄道車両が複線を右側通行するときには、進行方向左側の前記吸気口から取り入れた空気を同じ側の前記排気口から排出するように前記開閉部を開閉動作させること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減装置。

【請求項2】
請求項1に記載の鉄道車両の騒音低減装置において、
前記制御部は、前記鉄道車両が複線を左側通行しているときに、進行方向左側の沿線側の騒音よりも進行方向右側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向左側の前記吸気口から取り入れた空気を同じ側の前記排気口から排出するように前記開閉部の開閉動作を逆にし、前記鉄道車両が複線を右側通行しているときに、進行方向右側の沿線側の騒音よりも進行方向左側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向右側の前記吸気口から取り入れた空気を同じ側の前記排気口から排出するように前記開閉部の開閉動作を逆にすること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減装置。

【請求項3】
吸排気口を有する鉄道車両が発生する騒音を低減する鉄道車両の騒音低減装置であって、
一方の前記吸排気口と他方の前記吸排気口との間を流れる空気の風向を切り替える風向切替部と、
前記風向切替部の切替動作を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記鉄道車両が複線を左側通行するときには、進行方向右側の前記吸排気口から取り入れた空気を進行方向左側の前記吸排気口から排出し、前記鉄道車両が複線を右側通行するときには、進行方向左側の前記吸排気口から取り入れた空気を進行方向右側の前記吸排気口から排出するように、前記風向切替部の切替動作を制御すること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減装置。

【請求項4】
請求項に記載の鉄道車両の騒音低減装置において、
前記制御部は、前記鉄道車両が複線を左側通行しているときに、進行方向左側の沿線側の騒音よりも進行方向右側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向左側の前記吸排気口から取り入れた空気を進行方向右側の前記吸排気口から排出し、前記鉄道車両が複線を右側通行しているときに、進行方向右側の沿線側の騒音よりも進行方向左側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向右側の前記吸排気口から取り入れた空気を進行方向左側の前記吸排気口から排出するように、空気を取り入れる側と空気を排出する側とが逆になるように、前記風向切替部の切替動作を逆にすること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減装置。

【請求項5】
吸排気口を有する鉄道車両が発生する騒音を低減する鉄道車両の騒音低減装置であって、
前記吸排気口を開閉する開閉部と、
前記開閉部を開閉動作させる制御部とを備え、
前記制御部は、前記鉄道車両が複線を左側通行するときには、進行方向右側の前記給排気口から取り入れた空気を進行方向左側の前記吸排気口から排出するように前記開閉部を開閉動作させ、前記鉄道車両が複線を右側通行するときには、進行方向左側の前記給排気口から取り入れた空気を進行方向右側の前記吸排気口から排出するように前記開閉部を開閉動作させること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減装置。

【請求項6】
請求項5に記載の鉄道車両の騒音低減装置において、
前記制御部は、前記鉄道車両が複線を左側通行しているときに、進行方向左側の沿線側の騒音よりも進行方向右側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向左側の前記給排気口から取り入れた空気を進行方向右側の前記吸排気口から排出するように前記開閉部の開閉動作を逆にし、前記鉄道車両が複線を右側通行しているときに、進行方向右側の沿線側の騒音よりも進行方向左側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向右側の前記吸排気口から取り入れた空気を進行方向左側の吸排気口から排出するように前記開閉部の開閉動作を逆にすること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減装置。

【請求項7】
吸気口及び排気口を有する鉄道車両が発生する騒音を低減する鉄道車両の騒音低減方法であって、
前記鉄道車両が複線を左側通行するときには、進行方向右側の前記吸気口から取り入れた空気を同じ側の前記排気口から排出し、前記鉄道車両が複線を右側通行するときには、進行方向左側の前記吸気口から取り入れた空気を同じ側の前記排気口から排出すること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減方法。

【請求項8】
請求項に記載の鉄道車両の騒音低減方法において、
前記鉄道車両が複線を左側通行しているときに、進行方向左側の沿線側の騒音よりも進行方向右側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向左側の前記吸気口から取り入れた空気を同じ側の前記排気口から排出し、前記鉄道車両が複線を右側通行しているときに、進行方向右側の沿線側の騒音よりも進行方向左側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向右側の前記吸気口から取り入れた空気を同じ側の前記排気口から排出するように、空気を取り入れる側と空気を排出する側とを逆にすること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減方法。

【請求項9】
吸排気口を有する鉄道車両が発生する騒音を低減する鉄道車両の騒音低減方法であって、
前記鉄道車両が複線を左側通行するときには、進行方向右側から取り入れた空気を進行方向左側の前記吸排気口から排出し、前記鉄道車両が複線を右側通行するときには、進行方向左側から取り入れた空気を進行方向右側の前記吸排気口から排出すること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減方法。

【請求項10】
請求項に記載の鉄道車両の騒音低減方法において、
前記鉄道車両が複線を左側通行しているときに、進行方向左側の沿線側の騒音よりも進行方向右側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向左側の前記吸排気口から取り入れた空気を進行方向右側の前記吸排気口から排出し、前記鉄道車両が複線を右側通行しているときに、進行方向右側の沿線側の騒音よりも進行方向左側の沿線側の騒音を低減するときには、進行方向右側の前記吸排気口から取り入れた空気を進行方向左側の前記吸排気口から排出するように、空気を取り入れる側と空気を排出する側とを逆にすること、
を特徴とする鉄道車両の騒音低減方法。
産業区分
  • 鉄道
  • 電子応用機器
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2005365887thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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