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アクティブノイズコントロールシステムを備えた鉄道車両車体構造

国内特許コード P07A011070
整理番号 /NO33452
掲載日 2007年10月26日
出願番号 特願2004-102113
公開番号 特開2005-280650
登録番号 特許第4334391号
出願日 平成16年3月31日(2004.3.31)
公開日 平成17年10月13日(2005.10.13)
登録日 平成21年7月3日(2009.7.3)
発明者
  • 堀畑 勝利
  • 武藤 大輔
  • 茂山 正明
  • 木下 慎二
  • 原 義雄
  • 山本 克也
  • 田川 直人
出願人
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
発明の名称 アクティブノイズコントロールシステムを備えた鉄道車両車体構造
発明の概要 【課題】 構え厚さが薄くて、軽量で、遮音性のよい鉄道車両車体構造を提供する。
【解決手段】 台枠11、側構体12、屋根構体13、および妻構体とから構成される構体構造10の各部に内装材22、および窓23を艤装した鉄道車両車体20において、フレーム31、スピーカー32、マイク33、および制御回路34から構成されるアクティブノイズコントロールモジュール30を、該鉄道車両車体20の構体構造10と内装材22の間に配置し、該フレーム31と該内装材22を一体形成する。鉄道車両車体20において構え厚さや重量を大幅に増大させることなく遮音性を向上させることができ、高速走行時においても静粛な車室内環境を実現することができる。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


鉄道車両へ求められる要求は、走行速度、環境負荷の低減、客室内の快適性がある。近年の鉄道車両はますます高速化が進み、航空機との市場競争が激しくなりつつある。高速化すると地盤振動や環境騒音が増大したり、運用エネルギーが増大するため、近年の車体はアルミ製の構体を使用するなどして軽量化が図られている。高速移動手段としての航空機との市場競争となると、客室内の快適性も重要視されつつあり、特に車内騒音の低減が非常に強く求められている。しかしながら、先程述べた高速化や軽量化はどちらも車内騒音の増大を招く要因となりうるものであり、これまで構体や内装などの遮音性を向上させたり、振動伝達性を低減させるなどして対策がなされている。



ところで、一般に壁面の遮音性は質量則として知られるように壁面の面密度に比例する。また、二重壁間に吸音材を詰めて遮音性を向上する方法もあるが、構え厚さを大きくとらねばならない。どちらも、軽量化や客室空間確保と相反するものであり、なるべく回避したい手段である。
すなわち、薄くて、軽量で、遮音性のよい部材が求められている。
下記の特許文献は、いわゆるアクティブノイズコントロールと、これを利用した鉄道車両を開示する。
【特許文献1】
特開平6-308979号公報
【特許文献2】
特開2002-318584公報
【非特許文献1】
日本機械学会第10回鉄道技術総合シンポジウム講演論文集、2003年12月9日、p.365-368

産業上の利用分野


本発明は高速鉄道車両の室内騒音低減に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
台枠、側構体、屋根構体、および妻構体とから構成される構体構造の各部に内装材、および窓を艤装した鉄道車両車体において、フレーム、スピーカー、マイク、および制御回路から構成されるアクティブノイズコントロールモジュールを、該鉄道車両車体の構体構造と内装材の間に配置し、該アクティブノイズコントロールモジュールのフレームを該鉄道車両車体の内装材と一体形成した構造を適用したことを特徴とする鉄道車両車体構造。

【請求項2】
請求項1記載の構体構造と内装材の間に配置し、該内装材と一体形成したアクティブノイズコントロールモジュールのフレームに関し、該アクティブノイズコントロールフレームと該内装材の取付固定手段は、内装材、及びアクティブノイズコントロールフレームも兼ねた内装補強材を、どちらもプレス形成し、溶接あるいは接着によって該アクティブノイズコントロールフレーム兼内装補強材と該内装材を固定することを特徴とする鉄道車両車体構造。

【請求項3】
台枠、側構体、屋根構体、および妻構体とから構成される構体構造の各部に内装材、および窓を艤装した鉄道車両車体において、フレーム、スピーカー、マイク、および制御回路から構成されるアクティブノイズコントロールモジュールを、該鉄道車両車体の構体構造と内装材の間に配置された断熱材、あるいは吸音材の内部をくりぬいた空間内に設置した構造を適用したことを特徴とする鉄道車両車体構造。

【請求項4】
請求項3記載の鉄道車両車体構造において、アクティブノイズコントロールモジュール内部に断熱材、あるいは吸音材を充填した構造を適用したことを特徴とする鉄道車両車体構造。

【請求項5】
請求項1~のいずれかにおいて、大きさの違う該アクティブノイズコントロールモジュールを厚さ方向にして多段に構成した構造を適用したことを特徴とする鉄道車両車体構造。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2004102113thum.jpg
出願権利状態 登録
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