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ラダー型マクラギを使用した車両用軌道とその施工方法、並びにそれに使用されるマクラギ規制具

国内特許コード P07A011086
整理番号 /NO33457
掲載日 2007年11月2日
出願番号 特願2004-147976
公開番号 特開2005-002781
登録番号 特許第4112522号
出願日 平成16年5月18日(2004.5.18)
公開日 平成17年1月6日(2005.1.6)
登録日 平成20年4月18日(2008.4.18)
優先権データ
  • 特願2003-140666 (2003.5.19) JP
発明者
  • 涌井 一
  • 奥田 広之
  • 浅沼 潔
  • 岸本 成弘
  • 河野 和秀
  • 清水 守
  • 郷田 政臣
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
  • 虹技(株)
発明の名称 ラダー型マクラギを使用した車両用軌道とその施工方法、並びにそれに使用されるマクラギ規制具
発明の概要 【課題】 ラダー型マクラギの位置を確実に規制すると共に更なる工期の短縮化と低コスト化を図る。
【解決手段】 レール200をその上面で支持する左右一対の縦梁101と該縦梁101同士を連結する横梁102とを有するラダー型マクラギ100がコンクリート路盤400に敷設され、該ラダー型マクラギ100の縦梁101にレール200が敷設され、金属製のマクラギ規制具1,3がコンクリート路盤400に固定され、該マクラギ規制具1,3でラダー型マクラギ100が所定位置に位置規制されている。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】従来の車両用軌道は、例えばバラスト道床にレールに対して直交する向きの枕木を所定間隔毎に配置することによってレールを枕木で間欠的に支持するバラスト軌道が一般的であるが、レールを横型の枕木でレールを間欠的に点で支持する構造であるため、軌道に狂いが生じやすい等の問題もあり、近年では、ラダー型マクラギを使用した軌道も開発されている(下記特許文献1参照)。該ラダー型マクラギ100は、左右のレール200をその上面で各々支持する左右一対の縦梁101と、両縦梁101間の離間距離を維持すべく両縦梁101間に縦梁101の長手方向に所定間隔毎に設けられて両縦梁101を連結する横梁102とを備えて全体として梯子状に構成されたものである(図17参照)。そして、ラダー型マクラギは、縦梁同士が突き合うようにしながら、レールに沿って順次設置されるが、従来の横型の枕木と異なり鉛直荷重を連続的に支持するため、車両の重量が特定の箇所にかからず、軌道狂いが生じにくく、また、騒音、振動も小さいという利点を有している。このラダー型マクラギを使用したラダー軌道には、バラストを使用したバラスト・ラダー軌道の他、バラストを使用せずにコンクリート路盤上にラダー型マクラギを敷設するフローティング・ラダー軌道とがある。該フローティング・ラダー軌道は、高架橋や地下鉄等など経年沈下しにくい構造物上に用いられるものであり、その一つに防振材式のものがある。該防振材式のフローティング・ラダー軌道は、図17のように、コンクリート路盤400に断面視略L字状の台座コンクリート300をレール200に沿って連続的に左右一対一体的に突設し、その台座コンクリート300上にゴムやポリウレタン等からなる防振材150を介してラダー型マクラギ100を敷設した構造である。換言すれば、台座コンクリート300を有するコンクリート路盤400を形成すると共に、該コンクリート路盤400の台座コンクリート300上にラダー型マクラギ100を敷設する。ラダー型マクラギ100の縦梁101と台座コンクリート300との間には防振材150が所定間隔毎に介在されており、従ってラダー型マクラギ100は台座コンクリート300から浮いた状態となっている。また、ラダー型マクラギ100には、レール200からレール直交方向の力とレール延設方向の力を受けるが、そのうちレール直交方向の力を台座コンクリート300の縦壁部301が受け止める。即ち、縦壁部301によって、ラダー型マクラギ100はレール直交方向の位置が規制される。尚、縦壁部301と縦梁101との間にも防振材151が所定間隔毎に介設されている。更に、この防振材式のフローティング・ラダー軌道の場合、ラダー型マクラギ100の両縦梁101には側方に突出した位置決め突起103が各々設けられる一方、台座コンクリート300の縦壁部301には位置決め突起103に対応して切欠部302が設けられており、該切欠部302に位置決め突起103がそれぞれ防振材152を介して係合している。従って、レール200からラダー型マクラギに作用するレール延設方向の力も位置決め突起103を介して縦壁部301に伝達され、該縦壁部301によりラダー型マクラギ100のレール延設方向の位置ずれも防止される。
【特許文献1】特開平9-268504号公報
産業上の利用分野 本発明は、ラダー型マクラギを使用した車両用軌道とその施工方法並びにそれに使用されるマクラギ規制具に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】 レールをその上面で支持する左右一対の縦梁と該縦梁同士を連結する横梁とを有するラダー型マクラギをコンクリート路盤に敷設するようにした車両用軌道の施工方法であって、ラダー型マクラギの側面に内面が対向するガイド壁を有し該ガイド壁の外面に複数のリブを有したマクラギ規制具を、リブ間のざぐり部分にラダー型マクラギの側面に至る仮止め部材としての仮止め用ボルトを挿入してラダー型マクラギに仮止めし、該マクラギ規制具付きのラダー型マクラギをコンクリート路盤の所定場所まで運んで設置し、マクラギ規制具をコンクリート路盤に固定することを特徴とする車両用軌道の施工方法。
【請求項2】 縦梁の外側面又は内側面をレール直交方向に規制する横規制部を有したマクラギ規制具としての横方向規制具をラダー型マクラギに仮止めするとともに、縦梁から側方に延設された部位をレール延設方向に規制する縦規制部を有したマクラギ規制具としての縦方向規制具をラダー型マクラギに仮止めする請求項1記載の車両用軌道の施工方法。
【請求項3】 横規制部及び縦規制部との間にそれぞれ防振材を介在させて横方向規制具及び縦方向規制具をラダー型マクラギに仮止めする請求項2記載の車両用軌道の施工方法。
【請求項4】 既設のコンクリート路盤の所定箇所に更にコンクリートを打設することにより、該更に打設したコンクリートに、マクラギ規制具に設けたアンカー部を埋設させて固定する請求項1ないし請求項3の何れかに記載の車両用軌道の施工方法。
【請求項5】 マクラギ規制具をコンクリート路盤に固定した後に仮止め部材を外して仮止め状態を解除する請求項1ないし請求項4の何れかに記載の車両用軌道の施工方法。
【請求項6】 請求項1ないし請求項5の何れかに記載の車両用軌道の施工方法に用いられるとともに、コンクリート路盤に固定されてラダー型マクラギを位置規制するための金属製のマクラギ規制具であって、 ラダー型マクラギの側面に内面が対向するガイド壁を有しており、該ガイド壁の外面には複数のリブが形成されており、該ガイド壁に防振材を介在させた状態でラダー型マクラギの側面とガイド壁の内面とを対向させて、前記リブ間のざぐり部分に、ラダー型マクラギの側面に至る仮止め部材としての仮止め用ボルトが挿入されて、該仮止め用ボルトによってラダー型マクラギが仮止めされるよう構成されていることを特徴とするマクラギ規制具。
【請求項7】 防振材の上方への位置ずれを防止するためにガイド壁の内面と防振材との間に介在させる抜け止め具が上方へ位置ずれするのを係止して防止するための凹部が、ガイド壁の内面に形成されている請求項6記載のマクラギ規制具。
【請求項8】 コンクリート路盤に埋設されるアンカー部を下面に有し、アンカー部はリブ状突起を有している請求項6または請求項7記載のマクラギ規制具。
【請求項9】 縦梁の外側面又は内側面をレール直交方向に規制する横規制部を有した横方向規制具と、縦梁から側方に延設された部位をレール延設方向に規制する縦規制部を有した縦方向規制具とを備えている請求項6ないし請求項8の何れかに記載のマクラギ規制具。
【請求項10】 横方向規制具には防振材を介在させて縦梁を支持する支持部が設けられ、該支持部の周縁部には防振材の位置ずれを防止すべくフランジが上方に突設されている請求項9記載のマクラギ規制具。
【請求項11】 請求項6ないし請求項10の何れかに記載のマクラギ規制具が備えられているラダー型マクラギを使用した車両用軌道。
【請求項12】 請求項9または請求項10記載のマクラギ規制具が備えられ、横方向規制具がレール延設方向に間隔をおいて配置されているラダー型マクラギを使用した車両用軌道。
【請求項13】 縦梁には側方に突出する位置決め突起が形成され、縦規制部は位置決め突起を規制するものである請求項12記載のラダー型マクラギを使用した車両用軌道。
【請求項14】 横規制部は、横梁によって連結された部分に対応する縦梁の外側面の部分を規制する、請求項12または請求項13記載のラダー型マクラギを使用した車両用軌道。
【請求項15】 ラダー型マクラギにおける横梁が連結している部分の左右両外側に、縦梁の外側面を規制する横規制部がラダー型マクラギを挟み込むように各々配置されている請求項12ないし請求項14の何れかに記載のラダー型マクラギを使用した車両用軌道。
【請求項16】 横方向規制具は防振材を載置するための支持部を有し、該支持部に縦梁が防振材を介して載置されている請求項12ないし請求項15の何れかに記載のラダー型マクラギを使用した車両用軌道。
【請求項17】 請求項8に記載のマクラギ規制具が備えられ、該マクラギ規制具は、そのアンカー部がコンクリート路盤に埋設されることにより固定されているラダー型マクラギを使用した車両用軌道。
【請求項18】 請求項9または請求項10記載のマクラギ規制具が備えられ、縦規制部は横梁を規制するものであるラダー型マクラギを使用した車両用軌道。
産業区分
  • 鉄道
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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