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レールの防音構造

国内特許コード P07A011095
整理番号 /NO33459
掲載日 2007年11月2日
出願番号 特願2004-180099
公開番号 特開2006-002442
登録番号 特許第4280206号
出願日 平成16年6月17日(2004.6.17)
公開日 平成18年1月5日(2006.1.5)
登録日 平成21年3月19日(2009.3.19)
発明者
  • 半坂 征則
  • 間々田 祥吾
  • 澤田 淳也
  • 清水 康男
  • 釣田 英利
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
  • ニチアス(株)
発明の名称 レールの防音構造
発明の概要 【課題】 被覆部材をレールに強固に固定することができ、製造や施工が容易で防音効果を向上させることができるレールの防音構造を提供する。
【解決手段】 レールRの右側側面に右側被覆部材8aを装着するとともに、レールRの左側側面に左側被覆部材8bを装着する。その後に、レールRの長さ方向に所定の間隔をあけて、右側保持部材11aを右側被覆部材8aに装着するとともに、左側保持部材11bを左側被覆部材8bに装着する。次に、ボルト11hを貫通孔11f,11gに挿入しナット11iをボルト11hに装着して、右側保持部材11aと左側保持部材11bとを連結する。このため、被覆部材8が厚くなり重量が増加しても固定部材11によって被覆部材8をレールRに強固に固定することができる。その結果、レールRに発生する振動が低減し、レールRからの音響放射が抑制されるため、防音制振効果を向上させることができる。
【選択図】 図3
従来技術、競合技術の概要 【背景技術】従来のレールの防音構造(従来技術1)は、ゴム又は合成樹脂とモルタルとの混合物からなるモルタル系制振材をレール腹部に接着している(例えば、特許文献1参照)。この従来技術1では、レール上を車両が通過するときにこのレールから発生する振動をモルタル系制振材によって抑制し、レールからの騒音を低減している。従来のレールの防音構造(従来技術2)は、鉛などの制振性を有する一対の防音材と、この一対の防音材をそれぞれ保持する一対の金物と、この一対の金物をそれぞれ締め付ける一対の締め付けねじなどを備えている(例えば、特許文献2参照)。この従来技術2では、レール腹部の両側面にそれぞれ防音材を配置し、締め付けねじを締め付けることによって金物を防音材に押し付けて、レール腹部の両側面にそれぞれ防音材を固定している。従来のレールの防音構造(従来技術3)は、ブチルゴムなどの制振部材と、レール腹部の一方の側面にこの制振部材を押し付けるばね鋼などからなる押圧板などを備えている(例えば、特許文献3参照)。この従来技術3では、曲げ治具などによって押圧板を予め変形させてレールに固定するための折り曲げ部を形成し、この折り曲げ部をレールに掛け止めして制振部材を固定している。従来のレールの防音構造(従来技術4)は、磁性粉を含有する高分子粘弾性体層と、この高分子粘弾性体層を拘束する拘束板とが積層された分割構造の磁性複合型制振材によってレールを被覆している(例えば、特許文献4参照)。この従来技術4では、高分子粘弾性体層がレールに密着するように、レールの左右から磁性複合型制振材をそれぞれ装着しており、この磁性複合型制振材によってレールを被覆してレールの振動によって発生する騒音を低減させている。
【特許文献1】特開昭52-109206号公報
【特許文献2】特開平10-152801号公報
【特許文献3】特開2001-342602号公報
【特許文献4】特開平10-159896号公報
産業上の利用分野 この発明は、レールの振動により発生する騒音を低減するレールの防音構造に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 レールの振動によって発生する騒音を低減するレールの防音構造であって、 軟質弾性体層と硬質弾性体層とを有する積層構造の被覆部材と、 前記被覆部材を前記レールに着脱自在に固定する固定部材とを備え、 前記被覆部材は、少なくとも前記レールの腹部及び底部の略全面を覆い、このレールの左右両側面から着脱自在に装着可能な分割構造を有する右側被覆部材と左側被覆部材とを備え、 前記固定部材は、 前記右側被覆部材を保持する右側保持部材と、 前記左側被覆部材を保持する左側保持部材と、 前記右側保持部材と前記左側保持部材とを着脱自在に連結する連結部材とを備え、 前記連結部材は、前記被覆部材を前記レールに装着したときにこのレールの側方に位置し、ボルトとナットとを上下方向から締結させて前記右側保持部と前記左側保持部とを着脱自在に連結し、 前記被覆部材は、前記軟質弾性体層が粘弾性材による発泡体によって形成されており、この発泡体の前記レールと接触する側にこのレールの腐食を防止する防錆層を有し、 前記防錆層は、前記発泡体の前記レールと接触する側に塗布又は含浸されていること、 を特徴とするレールの防音構造。
【請求項2】 請求項1に記載のレールの防音構造において、 前記被覆部材は、前記レールと接触する側に前記軟質弾性体層を有し、前記レールと接触する側とは反対側に前記硬質弾性体層を有すること、 を特徴とするレールの防音構造。
【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のレールの防音構造において、 前記軟質弾性体層は、前記騒音を吸収する吸音機能を有すること、 を特徴とするレールの防音構造。
【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、 前記硬質弾性体層は、前記振動を抑制する制振機能を有すること、 を特徴とするレールの防音構造。
【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、 前記被覆部材は、前記軟質弾性体層の上端面の略全面を前記硬質弾性体層によって覆うこと、 を特徴とするレールの防音構造。
【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、 前記被覆部材は、前記レールをまくらぎに締結するレール締結装置の設置間隔と略等しい長さに形成されており、前記まくらぎ及び前記レール締結装置と干渉する部分を除き、少なくとも前記レールの腹部及び底部の略全面を覆うこと、 を特徴とするレールの防音構造。
【請求項7】 請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のレールの防音構造において、 前記被覆部材は、前記レール上を車両が通過するときに発生する騒音を減衰させる防音壁部を備えること、 を特徴とするレールの防音構造。
【請求項8】 請求項7に記載のレールの防音構造において、 前記防音壁部は、音源側に吸音部を備えること、 を特徴とするレールの防音構造。
産業区分
  • 鉄道
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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