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石積壁の補強構造および補強工法

国内特許コード P07A011329
整理番号 /NO33379
掲載日 2007年11月6日
出願番号 特願2003-175820
公開番号 特開2005-009210
登録番号 特許第4190360号
出願日 平成15年6月20日(2003.6.20)
公開日 平成17年1月13日(2005.1.13)
登録日 平成20年9月26日(2008.9.26)
発明者
  • 杉山 友康
  • 太田 直之
  • 村石 尚
  • 岡田 勝也
  • 鳥井原 誠
  • 山本 彰
  • 山田 祐樹
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
  • (株)大林組
発明の名称 石積壁の補強構造および補強工法
発明の概要 【課題】石積全体に対する効果的な補強が、前面側に殆ど作業スペースを必要とすることなく行えるようにする。
【解決手段】補強構造は、切土部となっている傾斜地山10の前面に、裏込め栗石層12を介在させて、石積ブロック14を相互に隣接するようにして、上下方向に積上げた石積壁16に適用され、上部および脚部コンクリート盤18,20と、一対の抑え板22と、複数の控え杭24および基礎杭26,網材28とを備えている。コンクリート盤18は、石積壁16の上端側にあって左右方向に延設されている。コンクリート盤20は、石積壁16の下端側にあって左右方向に延設される。抑え板22は、石積壁16の上下方向に延設されて、上下端がコンクリート盤18とコンクリート盤20に固定されている。控え杭24は、裏込め栗石層12の背面側の地山10中に打設されている。基礎杭26は、石積壁16の前面側の地山10中に打設されている。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要 重力式擁壁の一種として、間知石などの石積ブロックを積み重ねた石積壁が知られており、この種の石積壁の耐震補強対策としては、例えば、非特許文献1に記載されているように以下に示す6つの方法が、従来採用されていた。(1).間知石の目地部分にモルタルを充填する方法(2).石積壁の前面にコンクリート擁壁を施工する方法(3).石積壁の前面に格子枠工を設置する方法(4).石積壁の前面から鉄筋などの地山補強材を打設する方法、この方法では、補強材を背面地山に深く打設するため、補強材の長さは、2m以上とする必要がある。(5).石積壁の前面からグラウンドアンカーを打設する方法(6).石積壁の背面に抑止杭を打設する方法しかしながら、このような従来の石積壁の補強方法には、以下に説明する課題があった。
【非特許文献1】宅地擁壁の耐震補強・補修の技術について、「基礎工」Vol.29、No.4、pp21-27、2001.
産業上の利用分野 この発明は、複数の石積ブロックを相互に隣接するようにして積み重ねた石積壁の補強構造および補強工法に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】傾斜地山の前面に、裏込め栗石層を介在させて、複数の石積ブロックを相互に隣接するようにして積み上げた石積壁の補強構造において、前記石積壁の上下端に構築され、前記石積壁の左右方向に延設される上部および脚部コンクリート盤と、上下端が前記上部コンクリート盤と前記脚部コンクリート盤にそれぞれ固定され、前記石積壁の上下方向に延設される抑え板と、前記上部コンクリート盤に頭部が定着され、下端が前記傾斜地山の所定深度に到達するように垂設された複数の控え杭と、前記脚部コンクリート盤に頭部が定着され、下端が前記傾斜地山の所定深度に到達するように垂設された複数の基礎杭とを備えたことを特徴とする石積壁の補強構造。
【請求項2】前記石積ブロックの前面には、前記抑え板で固定される網材を覆設することを特徴とする請求項1記載の石積壁の補強構造。
【請求項3】前記抑え板は、その上端側に装着されるアンカーボルトにより前記上部コンクリート盤に固定することを特徴とする請求項1または2記載の石積壁の補強構造。
【請求項4】前記アンカーボルトは、前記控え杭の頭部に連結することを特徴とする請求項3記載の石積壁の補強構造。
【請求項5】前記石積壁は、既設のものであって、前記補強構造を5~10mのピッチで設置することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の石積壁の補強構造。
【請求項6】傾斜地山の前面に、裏込め栗石層を介在させて、複数の石積ブロックを相互に隣接するようにして積み上げた石積壁の補強工法において、前記石積壁の上,下端側の地山中に、前記石積壁の左右方向に沿って、所定の間隔を隔てて複数の控え杭および基礎杭を打設する工程と、前記石積壁の前面側に沿って、上下方向に延びる一対の抑え板を、前記石積壁の左右方向に所定の間隔を隔てて設置する工程と、前記基礎杭の頭部と、前記抑え板の下端側とを埋設するようにして、前記石積壁の下端前面に沿って脚部コンクリート盤を形成する工程と、前記控え杭の頭部と、前記抑え板の上端側に設けられたアンカーボルトとを埋設するようにして上部コンクリート盤を形成する工程とを含むことを特徴とする石積壁の補強工法。
【請求項7】請求項6記載の石積壁の補強方法において、前記抑え板を設置する前に、前記石積ブロックの前面に網材を覆設することを特徴とする石積壁の補強工法。
産業区分
  • 土工
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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