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塩害対策用補修材料及び構造物の補修方法

国内特許コード P07A011344
整理番号 /NO33396
掲載日 2007年11月6日
出願番号 特願2003-208181
公開番号 特開2005-067903
登録番号 特許第4433490号
出願日 平成15年8月21日(2003.8.21)
公開日 平成17年3月17日(2005.3.17)
登録日 平成22年1月8日(2010.1.8)
発明者
  • 佐々木 孝彦
  • 立松 英信
  • 水野 清
  • 神谷 清志
  • 地頭薗 博
  • 井上 敏克
出願人
  • (財)鉄道総合技術研究所
  • (株)ジェイアール総研エンジニアリング
  • 三菱マテリアル(株)
発明の名称 塩害対策用補修材料及び構造物の補修方法
発明の概要 【課題】少ない塩化物イオン吸着剤を用いても十分な塩害対策効果を発揮し、経済的かつ施工性の優れた塩害対策用補修材料の提供。
【解決手段】本発明の塩害対策用補修材料は、セメント100重量部に対してカルシウム・アルミニウム複合水酸化物等からなる塩化物イオン吸着剤を1~9重量部含むものである。更にこれにゼオライト鉱物であるアルカリイオン吸着剤を1~10重量%を添加してもよい。結着材として、ポルトランドセメント、混合セメント、超速硬セメントを使用する。更に添加剤として、セメント系膨張材、細骨材、樹脂有機繊維、無機繊維等を添加してもよい。塩害を受けたコンクリートを鉄筋部分が露出するまではつり、ついで鉄筋に防錆ペーストを塗った後、前記塩害対策用補修材料を吹き付け法又は流し込み法で充填する。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要 従来、海岸又はその付近にある鉄筋コンクリート構造物が海塩粒子によって塩害を受けたり、また細骨材として海砂等を使用したり、海水と接触する鉄筋コンクリート構造物等に塩分が侵入したりして、鉄筋腐食が起こり、これらの構造物の劣化が大きな問題となっている。このような構造物の修復方法としては、セメントと塩化物イオン吸着剤とを主成分とした鉄筋腐蝕抑制剤やこの鉄筋腐蝕抑制剤の上に塗る防錆モルタルを使用する方法がある。例えば、特開平9-86997号公報には、塩害による鉄筋腐食により劣化したコンクリート部分を鉄筋部分が現れるまではつり取り、錆を除去した後の前記現れた鉄筋表面に、ポルトランド系セメントと塩化物イオン吸着剤とを主成分とする防錆ペーストを塗布し、さらにポルトランド系セメントと塩化物イオン吸着剤を主成分とする防錆モルタルを塗り付けて修復し、仕上げる塩害の補修工法が開示されている。また特開平11-217942号公報には、防錆ペースト及び/又はモルタルを塩害により腐食を生じた鉄筋の周囲に施工し、緻密の耐久性の高いモルタル又はコンクリートで修復して仕上げる既設のコンクリート構造物の塩害による鉄筋腐食の補修方法が開示されている。
産業上の利用分野 本発明は、塩害対策用補修材料及び鉄筋コンクリート構造物の補修方法に関するもので、更に詳しくは塩害コンクリート部分を容易にかつ作業効率よく修復し得る塩害対策用補修材料及び鉄筋コンクリート構造物の補修方法に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】塩害を受けたコンクリートの欠損面積0.1m2以上または修復厚さ25mm以上の大断面修復用のモルタル組成物であって、セメント100重量部に対してハイドロカルマイト1~9重量部を添加した補修材料100重量部に対して、アルカリイオン吸着剤1~10重量部、セメント系膨張材0.5~100重量部、樹脂を固形分換算で0.1~50重量部、有機繊維又は無機繊維のいずれか0.05~5重量部、細骨材20~500重量部及び水がそれぞれ混合されており、この物性が7日圧縮強度43N/mm2以上、14日後の付着強度4.5 N/mm2以上、過飽和食塩水に浸漬3ヶ月経過後における塩化物イオン浸透深さが7mm以下であることを特徴とする塩害対策大断面補修用モルタル組成物。
【請求項2】塩害を受けたコンクリートの欠損面積0.1m2以上または修復厚さ25mm以上の大断面の修復方法であって、塩害を受けたコンクリートを鉄筋部分が露出するまではつり、ついで鉄筋にセメント防錆ペーストを塗り、その後前記はつり欠損部分に、請求項1に記載の塩害対策大断面補修用モルタル組成物を吹き付け法又は流し込み法のいずれか又はこれら両方によって充填する鉄筋コンクリート構造物の修復方法。
【請求項3】塩害を受けたコンクリートの欠損面積0.1m2以上または修復厚さ25mm以上の大断面の修復方法であって、コンクリート構造物の表面をサンドブラストにより目荒らしを行い、鉄筋コンクリート構造物の表面に、請求項1に記載の塩害対策大断面補修用モルタル組成物を吹き付け法又は流し込み法のいずれか又はこれら両方によって被覆することを特徴とする鉄筋コンクリート構造物の修復方法。
産業区分
  • 窯業
  • 高分子化合物
  • 建造物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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