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振動遮断壁及びその構築方法 新技術説明会

国内特許コード P07A011361
整理番号 /NO33401
掲載日 2007年11月9日
出願番号 特願2003-305180
公開番号 特開2005-076214
登録番号 特許第4074570号
出願日 平成15年8月28日(2003.8.28)
公開日 平成17年3月24日(2005.3.24)
登録日 平成20年2月1日(2008.2.1)
発明者
  • 増田 幸宏
  • 吉岡 修
  • 神田 仁
  • 舟橋 秀麿
  • 堤 要二
  • 村田 修
  • 神田 政幸
  • 大木 基裕
  • 福田 厚生
  • 吉田 茂
  • 菱沼 登
  • 上 周史
  • 太田 和善
  • 平山 勇治
出願人
  • 東海旅客鉄道株式会社
  • 公益財団法人鉄道総合技術研究所
  • 株式会社テノックス
発明の名称 振動遮断壁及びその構築方法 新技術説明会
発明の概要 【課題】 樹脂製発泡粒子を用いて振動遮断壁を構築する場合に、振動遮断壁自身の振動遮断性能を一定に保ち、施工現場の土を用いることによる施工現場毎の振動遮断効果の変動を回避すると共に、振動遮断壁に到達した振動が固化した人造ソイルセメント中を伝播することを遮断し、前記従来の振動遮断壁より振動遮断効果を向上させる。
【解決手段】 ソイルセメントとして水硬性粉体と粘土粉体と水を含む人造ソイルセメント、もしくは水硬性粉体と粘土粉体とフライアッシュ及び水を含む人造ソイルセメントを用いて施工現場の土を含めず、また樹脂製発泡粒子として粒径の小さい小粒径樹脂製発泡粒子と、この小粒径樹脂製発泡粒子の2~20倍の径を有する大粒径樹脂製発泡粒子の、粒径の異なる2種類の発泡粒子を用いる。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要


樹脂製発泡粒子を用いて振動遮断壁を構築する方法には従来、粉砕したゴムや樹脂製の発泡体と、セメントと水及び土を含む流動化処理土とを混練し、これを地中の掘削孔内に充填して固化させる方法(特許文献1参照)と、切削刃を有する無端チェーンの循環により粒状の発泡プラスチックやゴム材をソイルセメント壁体の全深度に行き亘らせる方法(特許文献2参照)がある。
【特許文献1】
特開2001-98574号公報
【特許文献2】
特開2001-226998号公報

産業上の利用分野


この発明は鉄道や道路等の交通振動の他、工場等から発生して地盤を伝播する振動を遮断する、樹脂製発泡粒子を用いた振動遮断壁とその構築方法に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
水硬性粉体と粘土粉体と水を含む人造ソイルセメント、粒径の小さい小粒径樹脂製発泡粒子、並びに前記小粒径樹脂製発泡粒子の2~20倍の径を有する大粒径樹脂製発泡粒子を混合した混合材からなり、前記小粒径樹脂製発泡粒子と前記大粒径樹脂製発泡粒子が全体として、互いに接触乃至ほとんど接触し、前記小粒径樹脂製発泡粒子と前記大粒径樹脂製発泡粒子間の空隙に前記人造ソイルセメントが存在している振動遮断壁。

【請求項2】
人造ソイルセメント中の水硬性粉体、粘土粉体、水の各配合比率がそれぞれ質量比で1~2、2~14、10~40である請求項1記載の振動遮断壁。

【請求項3】
水硬性粉体と粘土粉体とフライアッシュ及び水を含む人造ソイルセメント、粒径の小さい小粒径樹脂製発泡粒子、並びに前記小粒径樹脂製発泡粒子の2~20倍の径を有する大粒径樹脂製発泡粒子を混合した混合材からなり、前記小粒径樹脂製発泡粒子と前記大粒径樹脂製発泡粒子が全体として、互いに接触乃至ほとんど接触し、前記小粒径樹脂製発泡粒子と前記大粒径樹脂製発泡粒子間の空隙に前記人造ソイルセメントが存在している振動遮断壁。

【請求項4】
人造ソイルセメント中の水硬性粉体、粘土粉体、フライアッシュ、水の各配合比率がそれぞれ質量比で1~2、2~12、2~12、10~40である請求項3記載の振動遮断壁。

【請求項5】
水硬性粉体はセメント系固化材、普通ポルトランドセメント、高炉セメント、高炉スラグを加えた普通ポルトランドセメントのいずれかである請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の振動遮断壁。

【請求項6】
粘土粉体はベントナイトである請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の振動遮断壁。

【請求項7】
小粒径樹脂製発泡粒子と大粒径樹脂製発泡粒子はスチロール樹脂、もしくはビニル樹脂である請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の振動遮断壁。

【請求項8】
小粒径樹脂製発泡粒子と大粒径樹脂製発泡粒子を合わせた全樹脂製発泡粒子の体積に対する小粒径樹脂製発泡粒子の体積の比率は0.2~0.4である請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の振動遮断壁。

【請求項9】
小粒径樹脂製発泡粒子と大粒径樹脂製発泡粒子が全体として、互いに接触乃至ほとんど接触した状態における全樹脂製発泡粒子の体積の、人造ソイルセメントの体積に対する倍率は1.85~5である請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の振動遮断壁。

【請求項10】
水硬性粉体と粘土粉体と水を含む人造ソイルセメント、もしくは水硬性粉体と粘土粉体とフライアッシュ及び水を含む人造ソイルセメント、粒径の小さい小粒径樹脂製発泡粒子、並びに前記小粒径樹脂製発泡粒子の2~20倍の径を有する大粒径樹脂製発泡粒子を混合して混合材を製造する一方、掘削装置により排土しつつ地中を所定深度まで掘削し、掘削後の掘削孔内にその最深部より前記混合材を充填し、前記小粒径樹脂製発泡粒子と前記大粒径樹脂製発泡粒子が全体として、互いに接触乃至ほとんど接触し、前記小粒径樹脂製発泡粒子と前記大粒径樹脂製発泡粒子間の空隙に前記人造ソイルセメントが存在する振動遮断壁を地中に構築する振動遮断壁の構築方法。

【請求項11】
掘削と共に掘削土を上方へ排出する機能を有する掘削装置を用いて排土しつつ地中を所定深度まで掘削した後、掘削装置を引き上げながら掘削装置の先端部から混合材を吐出し、掘削孔内にその最深部より前記混合材を充填して柱状混合体を形成し、隣接する柱状混合体を互いに接触、もしくは一部重複させて振動遮断壁を構築する請求項10記載の振動遮断壁の構築方法。

【請求項12】
掘削装置はスパイラルスクリューオーガである請求項11に記載の振動遮断壁の構築方法。

国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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