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鉄道における防音材およびそれを用いた防音構造

国内特許コード P07A011366
整理番号 /NO33408
掲載日 2007年11月9日
出願番号 特願2003-320334
公開番号 特開2005-091381
登録番号 特許第4662114号
出願日 平成15年9月11日(2003.9.11)
公開日 平成17年4月7日(2005.4.7)
登録日 平成23年1月14日(2011.1.14)
発明者
  • 半坂 征則
  • 西村 充史
  • 崎畑 康典
  • 西本 安志
出願人
  • 財団法人鉄道総合技術研究所
  • シバタ工業株式会社
発明の名称 鉄道における防音材およびそれを用いた防音構造
発明の概要

【課題】 従来の鉄道沿線や鋼鉄道橋の防音構造において、防音壁を構成するには吸音材はそれ単独で使用することができず、コンクリート壁面に取り付ける必要がある。したがって、施工にあたっては、コンクリート壁が必要であり、大がかりな工事となると共に沿線に沿った電線やケーブルの移動を伴う工事となるという問題があり、当然施工に長時間を要することになる。
【解決手段】 可撓性を有する板状の高分子材内に補強材を埋設して自立性と可撓性を合わせもつ防音材としたことを特徴とする。さらに、鉄道の沿線に沿って設けた枠に上記防音材を嵌めて設置することにより防音構造としたことを特徴とする。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要


鉄道においては、近年高速化や高密度ダイヤ化が進む一方、沿線住民の静寂な住環境に対する志向性が高まっており、騒音対策の必要性が求められている。
そこで、騒音対策として、沿線に防音壁が設置されてきた。これら防音壁の鉄道線路側には、より高い防音効果を得るために、ガラス繊維やロックウール等の吸音材を、コンクリート壁に取り付けて防音壁を構成している(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。さらに、現在使用されている防音壁の主構造物は、石膏やモルタル材が主流であり、これらの材料にはアスベストが多く組み込まれて使用されている。



また、鋼鉄道橋においては、橋桁部材自体の振動に伴い発生する構造物騒音が大きく、この対策も重要であるが、構造物騒音に対しては防音壁ではその防音効果は小さい。
構造物騒音対策としては、主に、(1)レールやまくらぎ等の橋上構造と桁の下部構造の間に防振材を介在させる。(2)桁に制振材を適用する。(3)桁全体を桁カバーで覆う。(4)上記(3)の桁カバー内に吸音材を設ける。等の対策が講じられてきたが、(1)や(2)は効果が限定的であり、10dB以下にするような抜本的な効果を期待するには(3)や(4)の対策が必要となる。

【特許文献1】特開2000ー336621号公報 (0019)

【特許文献2】特開2002ー250014号公報 (0010~0013)

産業上の利用分野


本発明は、鉄道の沿線や鋼鉄道橋に敷設等して騒音を低減させる防音材およびそれを用いた防音構造に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
3mm以上の厚さで、弾性率1~8MPa、比重0.5~5程度の高分子製の可撓性板材内に厚さ方向の一側に片寄らせて0.3mm以上の厚さを有する補強材を埋設させて自立性と可撓性とを合わせもたせたことを特徴とする鉄道における防音材

【請求項2】
請求項1において、高分子材内に金属粉体を配合したことを特徴とする鉄道における防音材

【請求項3】
鋼鉄道橋の両側外面および底部下面を請求項1に示した防音材で覆ったことを特徴とする鉄道における防音構造。
産業区分
  • 電子応用機器
  • 高分子化合物
  • その他建築
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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